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March 1, 2011
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 高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画による、日本を代表するボクシング漫画の金字塔を、「ICHI」「ベクシル2077日本鎖国」曽利文彦監督、山下智久主演で実写映画化。

 
 2時間半弱のフィルムに収めるため、原作のダイジェスト的な作りになってしまうのは仕方なく、そのためいろんな要素がオミットされてしまったのは多めに見よう。山Pの髪型がジョーのそれになってないとか、くだらないツッコミも封印する。本作のために厳しい減量とトレーニングに耐えた山P伊勢谷くんの事も、素直に賞賛したい。 
 が、それを踏まえた上で言わせてもらう。全然ダメ。予想していた通りかそれ以上に、まったく「あしたのジョー」になってない。

 監督がCG映像に強い曽利監督と聞いた時点で、相当イヤな予感はしていたが、案の定、特殊効果バリバリのスタイリッシュ映像満載。
 それ自体が悪いと言う意味ではもちろんないが、「漢と漢が己の拳に魂の込めてぶつけ合う」ボクシングにはまったく適しておらず、しかもその撮り方を心得ていないので、リアリティも何もあったもんじゃなし。
 キャメラをグルグル回したり、意味不明にスローにしてみたり、ついにはクロスカウンターで二人の顔が波打つ様子をバレットタイムで撮影してみたりと、普通にアクションを撮るならそれなりに効果もあったのだろうが、誰もそんなものをボクシングに、まして「あしたのジョー」には求めていない。
 我々が観たいのは、血と汗にまみれながら、それでもどん底から這い上がろうとギラギラと闘志を燃やす、男の泥臭いまでの熱いドラマのはず。それを何故、あんな小奇麗でスタイリッシュな感じに仕上げてしまったのか。正直センスを疑う。 
 加えて、原作の絵に忠実にしたのか、それとも単にヘタなのかはさておき、撮り方自体も拙く、ダメさ加減に拍車をかけている。
 つい先日「ロッキー」を全シリーズ観たからかもしれないが、少なくとも、1ラウンド終わってコーナーに帰ってきた選手が、汗一滴かいておらず、髪の毛がばっちりセットされてるなんてあり得るか。
 物語序盤、力石との公開試合の始まり方、丹下段平クロスカウンターを教わるシーンなどは、もはやコント。逆にあれでよくOKを出したなと、いろんな意味で感心してしまった。

 また脚本面も、多少のアレンジなり変更点なりあるにせよ、基本、原作のストーリー展開をなぞっているだけの捻りも面白みも何にもない出来。
 各パートのバランスが悪い上、中盤からジョー力石、二人を視点が目まぐるしく入れ替わるので、結果どっちを基準に見ればいいのか分からなくなる。
 特に終盤、もうネタバレもヘッタクレもないと思うので書いちまうが(笑)、力石が死んでからの展開が、なんと冗長な事。試合が終わった時点で、観客は一応のカタルシスを得ているにも関わらず、何故また、あそこからジョーがいなくなっただの、あれから一年経っただの、延々と流し続けるのか。
 例えばいっその事、あの一連のシーン(力石の死→ジョーが帰ってくる直前まで)だけを冒頭に持ってきて、丹下段平白木葉子の回想という形で本編がスタートするとか、やりようはいくらでもあったはず。これは完全な脚本と編成のミスと断ずる。

 
 一部では、香川照之氏演じる丹下段平の、「魂が乗り移ったよう」とされ評される出で立ちと、その鬼気迫る演技に賞賛の声が上がっているが、本作で褒められるのは、正直そこだけ。

 昭和40年代に青春期を過ごした方々によって、バイブルにも等しい原作を、果たして本作スタッフはどこまで理解したのか。
 当ブログで何度も書いている事だが、ユーザーに対し、いかに料金以上のサティスファクションを提供できるかが、全ての企業、業務の命題である。ただカッコいい俳優が出てきて、ただカッコいい映像を撮ればよいというモノではない。その辺のところを、もう一度よく考えていただきたい。
 
 この映画を三島由紀夫がご覧になったら、間違いなく東宝ジャニーズにポン刀持って殴りこみに行くと思う。
(注:三島氏は本作の大ファンであり、「続きがどうしても気になって原稿が手につかない。頼むから来週号を売ってくれ」マガジン編集部に押しかけた事もあるという。ちなみに氏は、小生がもっとも尊敬する小説家である ←関係ない)


 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★

 星2つ!!



 つーか、ジョーといえばこれでしょう。なんで宇多田だよ。


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最終更新日  March 1, 2011 09:40:22 PM
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