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映画レビュー(☆☆★★★)

March 23, 2011
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ツーリスト.jpg
 ジョニー・デップ×アンジェリーナ・ジョリーの二大ハリウッドスター競演で話題となった本作は、ある平凡な男が、旅行先で出逢った謎の美女により、思いもよらない事態に巻き込まれるサスペンスムービー。


 超がつくセレブしか入れないような高級レストランで、レトルトの白粥を食わされた気分。豪華で派手なのは外見だけで、中身はほとんど無味無臭。本作を観終わった率直な感想は、だいたいそんな感じ。
 まあ要するに、ビックリするぐらいつまらなかった。

 雑でセンスの一欠けらもない脚本と展開、中途半端に出てきて中途半端に暴れるマフィア、ユルユル捜査全開のお馬鹿スコットランドヤードと、どれをとっても失笑モノ。
 肝心の主演二人に関しても、一般人の役がまったく似合わないジョニーに、「謎の美女」とかいい加減見飽きたギミックをリサイクル使用のアンジーと、こちらも名前に見合うだけの仕事とは到底思えず。
 特にジョニー演じる旅行者が、イタリア人相手にひたすらスペイン語で話し続けるというギャグは、一つも面白くないうえに緊張感をぶち壊し、ために一番の見所にして文字通りのクライマックスである、最後の大ドンデン返しが充分な効果を発揮しないばかりか、観る人によっては「なんじゃそら」的なガッカリ落ちにも取られかねない、残念無念の結果をもたらす要因にもなっている。
 そもそもアレを、会場に来ていた何人が理解していたのか、甚だ疑問。「グラーシアス」「ありがとう」の意)と言われた警官が「デ・ナーダ」と返しても、何が面白いのかさっぱり分からないか、ジョークとさえ気がつかない人の方が圧倒的に多いと推測する。
 まして、「ボンジョルノ」「ボン・ジョビ」と言い間違えるとか…。今日日そんなサムいセリフ、斉藤智裕の小説にだって書いてない。
(ちなみに、「デ・ナーダ」「どういたしまして」「ポル・ファボール」「お願いします」の意。豆知識な)

 それにしても最近のジョニーは、おかしなメイクしてたり、おかしな髭生やしてたりと、変な格好している(させられている?)事が多かったせいか、普通のキャラを演じると凄く違和感を感じてしまう。
 このパターン、どっかで観た事あるなーと思ったら、「パブリック・エネミーズ」の時と同じ感覚だ。いい俳優とは思うのだが、慣れとは恐ろしい…。

 アンジーも、せっかく「チェンジリング」「マイティ・ハート」で演技派女優の地位を手に入れたにも関わらず、わざわざこんな役に戻ってくるのか理解に苦しむ。
 今まで散々「トゥームレイダー」だの「ウォンテッド」だので、タフでクールな女性を演じてきたのだから、そんなのは前の「ソルト」で一旦卒業してもよかったのでは?
 仕事だからしょうがないとしても、正直、今回の彼女の役には何の魅力も感じなかった。

 おそらく、否、明らかにジョニーアンジーの競演を念頭に置いて作られたに違いないが、それにしたってこの中身のなさは一体どうした事か。ハリウッドスターが二人も出てりゃ、内容なんざ少々適当でもOKだとでも思ったのだろうか。
 まさかそんなはずはないにせよ、この程度の出来なら、日本の2時間ドラマで充分。主演は船越英一郎片平なぎさ、舞台もイタリア・ベニスではなく箱根か北海道、もしくは九州行きの寝台特急辺りにすれば、おおよそ本作制作に注ぎ込まれた予算の100分の一ぐらいで、もう少しマシなモノが出来る気がする。
 
 はっきり言うと、昔あった「ビッグワンガム」みたいな映画。映画と銘打ってはあるものの、完全に二人の競演だけがセールスポイントで、それ以外の部分はオマケ。
 なので二人の熱烈なファン以外の人は、大人しくDVDが出るのを待ちましょう。ユルい展開に、ビールがすすむ事ウケアイです(笑)。


 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★--

 星2つマイナス2つ!! 




 はい、「アンジェリーナ」といえばお約束のコレ(笑)。


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最終更新日  March 24, 2011 07:47:24 PM
March 1, 2011
asitanojoe_a.jpg
 高森朝雄(梶原一騎)原作、ちばてつや画による、日本を代表するボクシング漫画の金字塔を、「ICHI」「ベクシル2077日本鎖国」曽利文彦監督、山下智久主演で実写映画化。

 
 2時間半弱のフィルムに収めるため、原作のダイジェスト的な作りになってしまうのは仕方なく、そのためいろんな要素がオミットされてしまったのは多めに見よう。山Pの髪型がジョーのそれになってないとか、くだらないツッコミも封印する。本作のために厳しい減量とトレーニングに耐えた山P伊勢谷くんの事も、素直に賞賛したい。 
 が、それを踏まえた上で言わせてもらう。全然ダメ。予想していた通りかそれ以上に、まったく「あしたのジョー」になってない。

 監督がCG映像に強い曽利監督と聞いた時点で、相当イヤな予感はしていたが、案の定、特殊効果バリバリのスタイリッシュ映像満載。
 それ自体が悪いと言う意味ではもちろんないが、「漢と漢が己の拳に魂の込めてぶつけ合う」ボクシングにはまったく適しておらず、しかもその撮り方を心得ていないので、リアリティも何もあったもんじゃなし。
 キャメラをグルグル回したり、意味不明にスローにしてみたり、ついにはクロスカウンターで二人の顔が波打つ様子をバレットタイムで撮影してみたりと、普通にアクションを撮るならそれなりに効果もあったのだろうが、誰もそんなものをボクシングに、まして「あしたのジョー」には求めていない。
 我々が観たいのは、血と汗にまみれながら、それでもどん底から這い上がろうとギラギラと闘志を燃やす、男の泥臭いまでの熱いドラマのはず。それを何故、あんな小奇麗でスタイリッシュな感じに仕上げてしまったのか。正直センスを疑う。 
 加えて、原作の絵に忠実にしたのか、それとも単にヘタなのかはさておき、撮り方自体も拙く、ダメさ加減に拍車をかけている。
 つい先日「ロッキー」を全シリーズ観たからかもしれないが、少なくとも、1ラウンド終わってコーナーに帰ってきた選手が、汗一滴かいておらず、髪の毛がばっちりセットされてるなんてあり得るか。
 物語序盤、力石との公開試合の始まり方、丹下段平クロスカウンターを教わるシーンなどは、もはやコント。逆にあれでよくOKを出したなと、いろんな意味で感心してしまった。

 また脚本面も、多少のアレンジなり変更点なりあるにせよ、基本、原作のストーリー展開をなぞっているだけの捻りも面白みも何にもない出来。
 各パートのバランスが悪い上、中盤からジョー力石、二人を視点が目まぐるしく入れ替わるので、結果どっちを基準に見ればいいのか分からなくなる。
 特に終盤、もうネタバレもヘッタクレもないと思うので書いちまうが(笑)、力石が死んでからの展開が、なんと冗長な事。試合が終わった時点で、観客は一応のカタルシスを得ているにも関わらず、何故また、あそこからジョーがいなくなっただの、あれから一年経っただの、延々と流し続けるのか。
 例えばいっその事、あの一連のシーン(力石の死→ジョーが帰ってくる直前まで)だけを冒頭に持ってきて、丹下段平白木葉子の回想という形で本編がスタートするとか、やりようはいくらでもあったはず。これは完全な脚本と編成のミスと断ずる。

 
 一部では、香川照之氏演じる丹下段平の、「魂が乗り移ったよう」とされ評される出で立ちと、その鬼気迫る演技に賞賛の声が上がっているが、本作で褒められるのは、正直そこだけ。

 昭和40年代に青春期を過ごした方々によって、バイブルにも等しい原作を、果たして本作スタッフはどこまで理解したのか。
 当ブログで何度も書いている事だが、ユーザーに対し、いかに料金以上のサティスファクションを提供できるかが、全ての企業、業務の命題である。ただカッコいい俳優が出てきて、ただカッコいい映像を撮ればよいというモノではない。その辺のところを、もう一度よく考えていただきたい。
 
 この映画を三島由紀夫がご覧になったら、間違いなく東宝ジャニーズにポン刀持って殴りこみに行くと思う。
(注:三島氏は本作の大ファンであり、「続きがどうしても気になって原稿が手につかない。頼むから来週号を売ってくれ」マガジン編集部に押しかけた事もあるという。ちなみに氏は、小生がもっとも尊敬する小説家である ←関係ない)


 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★

 星2つ!!



 つーか、ジョーといえばこれでしょう。なんで宇多田だよ。


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最終更新日  March 1, 2011 09:40:22 PM
December 22, 2010
W&オーズ.jpg
 夏の「戦隊ヒーロー&仮面ライダー」に続き、年末の恒例となりつつある仮面ライダークロスオーバームービー。


 まずは1本目「仮面ライダースカル メッセージforダブル」

 鳴海荘吉仮面ライダースカルを主人公に、10年前に風都で起こった最初のドーパント事件と、スカル誕生秘話を、娘・亜樹子の視点を通して追うハードボイルドアクション。
 
 テレビシリーズの流れを踏襲する「探偵×変身ヒーローもの」で、なかなか悪くない出来。吉川晃司氏演じる鳴海荘吉のダンディズム全開の言動と立ち振る舞いが文句なしにカッコよく、Wコンビとはまた違った、いい意味でのビターテイストでよかった。
 ぶっちゃけ、スパイダー・ドーパントの正体は、観る前から何となく察しがついてしまっていたり、尺の関係でやや飛ばしすぎに感じたり、そもそもチビッコ達に理解できるのか?と思う箇所が多々あったりと、惜しい点もそれなりに見受けられるが、それを補って余りある、愛と哀しみを背負う男の背中にシビれる事ウケアイ。
 
 
 続いて2本目「仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望」

 鴻上ファウンデーションが、メダルの力で現代に甦らせた織田信長と、火野映司仮面ライダーオーズとの友情を軸に描かれる、愛と欲望の物語、…なんて書くと随分な傑作のような雰囲気だが、実際、1本目とは打って変わってかなりユルユルの出来。
 内容はとにかく荒すぎ、端折りすぎで、まとまりもヘッタクレもなく終始ゴッチャゴチャ。わざわざノブナガを登場させた必然性もあまり感じられず、超高額で落札した茶碗、記憶に関する設定、ついでに火野くんとおそろいのパンツ等の伏線や小道具も、まったく生かしきれてないまま放置。ある意味井上俊樹脚本らしさが前面に出た、投げっぱなし観全開の30分だった。
 特にクライマックス、何故かバレリーナの踊りをバックに、オーズ信長が直接対するという、特撮史上類を見ない意味不明にしてシュール、且つナンセンス&最低最悪のシチュエーションには、開いた口が塞がらないという他、適切な表現が見当たらなかった。

 もちろん映画、あるいは物語とは、スタッフの意見を参考してチームで作り上げていくものであり、脚本家一人を攻撃するのはそれこそナンセンスの極みだが、それにしたって、どうやったらこんな酷い出来になるのか。
 前にも何かで書いたが、おそらく本作のスタッフの誰もが、この物語の作品世界、もしくは設定を、充分に使いこなせていないのではないだろうか。無欲な男が欲望渦巻く戦いに巻き込まれるという、ともすれば今までのどのライダーよりも爆発力を秘めた基盤があるものの、今のところ、そのほとんどがマイナスにしか作用していないように感じられる。
 
 誤解を恐れずに言えば、電波を受信できる環境があればタダで見られるテレビならまだしも、わざわざ金を払って観に来た客に観せるだけの代物には、正直ほど遠い。これが一本の映画として上映されたのなら、小生は迷わず星1つ!を付ける。


 ラスト「MOVIE大戦CORE」

 ノブナガの体内から排出された黒いコアメダルと、メモリーメモリの力が一つとなり、強大な敵・仮面ライダーコアが出現。全てを破壊し尽くさんとするコアの暴挙を阻止すべく、オーズダブルがタッグを組んで戦いを挑む。
 …とまあ、前二本の集約話的な内容ながら、こちらもまた蛇足というか、必然性をほとんど感じられない出来。
 例えば、スパイダー・ドーパントの中の人の、スカルに対する嫉妬や憎しみをコアメダルの力で具現化させた、とかなら話しは分かるが、何故あのメモリーから仮面ライダーが出てくるのか、いまいち納得できない。

 強いて長所を上げるなら、バーズタジャドルコンボがテレビより早めに登場した点ぐらいで、ならいっその事三分割などにせず、スカルをメインに1時間半撮った方が、遥かにマシな物が出来たような気がする。

 
 総じて。スカルだけは良かったものの、あとは正直、映画館まで足を運ぶまでもない出来。春にはまた「電王」をやるそうなので、制作スタッフの皆様には今回の反省点を充分に踏まえ、より良い作品作りに臨んでいただきたい。


 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★+

 内訳:スカルに3つ。オーズに1つ。コアに2つ。平均点に、ED曲のかっこ良さをプラスして、オマケの星2つプラス!!



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最終更新日  December 22, 2010 10:22:06 PM
December 21, 2010
シュレックフォーエバー.jpg
 ドリームワークスを代表する、人気アニメシリーズ「シュレック」の完結編。


 世界中で記録的ヒットを飛ばした作品の集大成であり、小生自身同シリーズのファンであることから、非常に楽しみにしていた本作。それだけに、立つ鳥跡を濁した印象しか残らない、残念な仕上がりだった。

 ペテン師魔法使い・ランプルスティルスキンに騙され、自分が生まれなかったパラレルワールドへと送り込まれたシュレックが、仲間達と家族の絆を取り戻すため奮闘するという、ファミリー向け映画としてはド定番ストーリーで、それなりにまとまった作りではあったものの、それだけにシリーズの特徴にして長所である「毒」と「ギャップ」が完全に抜け落ち、もはや出涸らしのような内容に成り下がっている。
 展開自体もベタな御涙頂戴劇のパッチワークで、薄っぺらい事この上なく、しかも変に親御さんを意識したためか、「それ、子供が観てオモロいかなぁ?」と首を傾げたくなる部分も多く、約十年続いた事を鑑みても、結局誰にフォーカスして作られているのか、さっぱり分からない。

 肝心のギャグも今まで散々使い古されたパターンばかりで、かつてのようなキレはなし。まるで何十年も前にピークを過ぎたショーマンが、全盛期と同じパフォーマンスを行おうとしてスべり倒し、しかも自身がそれにまったく気づいていないような、正直痛々しい限りの出来。
 これが第1作ならまだしも、結局「困った時のダンス頼み」では、もはや苦笑さえできない。唯一笑える要素といえる太ったも、CMの時点で出オチという、最悪のミスリード。広報のセンスの悪さがキラリと光る一幕であった。


 そもそもシリーズ最終作、しかもパラレルワールドが舞台なのだから、ラスボスをあんなチンチクリンの魔法使いなんぞにせず、今までにシュレックが戦ってきたライバル達を総出演させ、「シュレックがいなかったらこんな世界になっていた」というifを、もっと前面に出してもよかった気がする。
 その上で、フィオナの事も含め「アイツらはアイツらで楽しくやってんねんから、俺がおらんでもよかったんかもなぁ」というところまで一旦落とし、そこから何らかのきっかけ(例えば、ポケットに入っていた子供のオモチャで)で奮起するとした方が、よりメッセージ性も強くなり、ドラマとしても盛り上がると思うのだが、いかがだろうか。

 余談だが、フィオナシュレックに救い出されるまで、自分が怪物ではなく人間だと思っていたはず。ならば彼女は、同じレジスタンスになるにしても、人間を束ねる側か、もしくは両方の架け橋的な存在になっているのが、自然ではないだろうか。
 その辺にも、強く矛盾を感じてしまった。
シュレックと結ばれたから、怪物になったという説もあるが)
 

 劇団ひとりの芝居は上手かったので、そこだけは褒めたいが、残念ながら有終の美とはいかず、むしろ蛇足的なポジションになってしまった観さえある。これならいっその事、長靴を履いた猫辺りを主人公に、スピンオフでも製作していただきたかった。

 それでも、興行的には大盛況らしく、商品としては成功していると言えるのだから、資本主義は恐ろしい。本作と同じぐらい、いや、その半分の宣伝費用が、他の世間的にマイナーな良作にあればと思うと…。

 
 ある意味、どんな傑作でも引き際が肝心という事を体現した作品と考えれば、反面教師的な価値は見出せるかもしれない。続編が決定している同スタジオの「ヒックとドラゴン」が、同じ過ちを繰り返さない事を切に祈る。


 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★

 星2つ!!



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最終更新日  December 21, 2010 10:15:50 PM
November 27, 2010
牙狼.jpg
 大人のためのミッドナイトアクションホラードラマとして人気を博した「牙狼」の劇場版。
 鏡に憑依し人を襲うホラー・カルマを討つべく、黄金騎士・牙狼魔戒法師達とともに、戦いを挑む。


 まず、内容云々より前に一言。
 以前「仮面ライダーTHE NEXT」を観た時も思ったが、雰囲気を重視したのか、はたまた単に照明をケチったのかはさておき、とにかく画面が暗すぎて、ほとんど何にも見えないのはいかがなものか。
 その上、さらに3Dメガネなんぞかけるので、牙狼の金ぴかの鎧と鋼牙の白いコート以外、ゴッチャゴッチャで何をしてるのかさっぱり分からん。
 そもそも本作、本当に3D上映する意義があったのか?特性を生かしたようなシーンもコレといって見受けられず、強いて挙げるなら原紗央莉オッパイが飛び出して見えるぐらいで、ただただ目が疲れるばかり。通常料金に300円上乗せするだけの価値があったとは、どうしても思えない。
 後々DVD化なりブルーレイ化なりする際、面倒になるだけなのに。マネジメントやリスクコントロールの面から考えても、メリットをそれほど感じなかったのは、小生だけか?

 わざわざ映画館まで足を運び、金を払って映画を観に来たのに、画面が見えないではまったく持って話しにならない。「大人向け」を謳うのは結構だが、雰囲気が出したいなら、そろそろ新しい手法を模索、構築しないと、観客が皆そっぽを向くのではないか?
 これでは絵がない分、ドラマCDでも聴いてた方がマシである。


 さて、肝心の中身について言及すると、ストーリーそのものは、テレビシリーズから続く定番的なエピソードであり、決して悪くはないもの、とにかく一つ一つのパートのバランスがメチャクチャ、テンポもバラバラ。
 その特殊な世界観ゆえ、どう演じるべきかプランの立てようがなかったのか、結構なベテラン・熟練の役者が揃っていたにも関わらず、全体的に芝居がスティック&ラディッシュに見えてしまった事も、それに拍車をかけている。
 若手の松山メアリ倉貫匡弘は、しょうがないとして(つーか彼、どっかで見たことあるなーと思ったら、タイムグリーンじゃん!!えっらいゴツくなったなー)、中尾彬氏や斉藤洋介氏でさえ、ご自身のポジションをよく理解していらっしゃらなかった様子。
 せめて、烈花魔戒騎士ケンギの関係、魔戒法師アカザの掘り下げを、もっとしっかりとやっていれば、充分に観られる出来になったものを。
 カルマを倒すための必須アイテム「ルビスの魔剣」にしても、何故普通に戸棚から出してくる?本作のキーマンであるアカザが、贖罪のために自らの命と引き換えに使用するとか、広げようと思えばいくらでもできたはず。モッタイナイ。モタイナーーイ。

 加えて、最重要項目のアクションも一部を除いてモタモタとぎこちなく、特に、江口トモミ演じるシオン烈花の対決シーンなどは、「こう来たら、こうかわして、こうやって反撃してくださいねー」という殺陣師の影がアリアリと見えてしまい、軽く失笑さえ覚える完成度の低さで、見ていられない。
 あえて見所を上げるなら、烈花のムチムチの太ももぐらいで、むしろあれを強調するために足技メインにしたんじゃないかと勘繰りたくなる。いや、きっとそうに違いあるまい!!


 EDロール、鋼牙がひたすら海沿いの道を歩くカット一つ取っても、まるでセンスを感じない。おかしい、あの「ジェットマン」を撮った天下の雨宮慶太監督が、こんなプリミティブなミスを犯すはずはないのに。一体、監督に何があった?!

 
 テレビシリーズ、スペシャル版と全て視聴し、長い間続編を期待していた身としては、本作は「待ちに待った」劇場公開であった。それだけに、落胆も非常に大きかった事を、察してもらいたい。
 いつも言う事だが、観客から金を取る以上、料金分かそれ以上のサティクファクションを提供するのは、クリエイターの責務である。次回作…があるかどうかは知らないが、どうかその辺のところを、もう少し真剣に捉え、作品作りに取り組んでいただきたい。
 
 
 小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★-

 正直、超ガッカリです。星2つマイナス!!



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最終更新日  November 27, 2010 09:51:47 PM
November 4, 2010
インシテミル.jpg
 時給11万2千円の高額バイトを目当てに、謎の施設「暗鬼館」へと集められた男女10人は、「7日間の心理的実験」として「不穏当かつ非倫理的な事件」を解決するように支持される。しかしそれは、悪夢の7日間の始まりだった。

 
 「ライアーゲーム」「カイジ」「デスノート」に続く、心理戦ムービーの決定版!!と銘打たれた本作だが、正直「ソウ」の劣化コピーにしか見えない、ゆるゆるムービーだった。

 古典ミステリーを題材にした密室サスペンス劇、といえば聞こえはいいが、肝心の謎に新鮮味も捻りもなく、さらに「探偵ゲーム」なんて中途半端要素がより白々しさを増し、しかもそれすらまともに使いこなせていないため、序盤からかなりダラダラな展開に。

 登場人物のバランスの悪さもいただけない。男女10人というスリラーとしては多すぎ、群像劇としては少なすぎる微妙な員数に加え、普通に悪そうなヤツが普通に悪者だったり、普通に怪しいヤツが普通に裏があったりと、ミステリーにあるまじき普通のキャラ設定っぷり。
 一番いい人然としていた主人公が、実は一番の悪者だったとか、人を殺して逃走している最中だったとか、最後の最後の大どんでん返しがあってもよかったものを(もっとも、それを実行して超つまんなかった「パーフェクト・ストレンジャー」という映画がゲフンゲフン)、ついには半竹なヒューマニズムまで呈しだすので、結局この映画は、極限状態におかれた人々の狂気と群像劇がやりたかったのか、そんな中でも人間らしさを貫こうとするヒューマンドラマがやりたかったのか、それ以外の何かなのか、すっかりボヤけてしまった観がある。
 
 この手の映画には欠かせない「恐怖の対象」が、あのポンコツロボット一体というのも、これまた失笑もの。
 絶対に敵わない相手、というにはいささか説得力のかけらもなく、むしろあんなもん、手持ちの武器で一斉にボコっちまえば何とかなんじゃね?それでなくとも、上のレールを棒かなんか突っ込んで塞いじまえばそっから動けなくなんじゃね?と、誰でも思いつきそうな弱点をさらしている時点で、既に失格である。


 まったく素人考えで恐縮だが、例えば「バンテージ・ポイント」よろしく、1日ごとに視点が違うキャラクターに変わるとか、あのポンコツが数十体まとめて攻めてくるとか、相手を殺さないと(あるいは犯人にしないと)自分の身が危険にさらされる事態に陥るとか、広げようはいくらでもあったはず。
 何か一つでも「これぞ!!」というセールスポイントがあれば、もう少し何とかなったかもしれない。せっかく豪華なキャストを揃えたのに、もったいない。


 もう少し苦言を呈する。
 
 (ここからネタバレにつき、白反転) 

 北大路欣也氏演じる男が、どうやってカウンターの数字が「この施設の様子を、外から見ている人の数」と推理したのかはこの際置いといて、あれだけ膨大な数の人が視聴しているのなら、参加者の中にそれを知っている人物がいて然るべきではないのか?
 直接的でなくとも、都市伝説のような形で聞いている者がいても、なんら不思議ではないはず。
 そもそもよっぽどのバカか、よっぽどの世間知らずでもない限り、こんな怪しさ爆発、犯罪の匂いプンプンのバイトに申し込んでくるヤツがそうそういるはずもなく、百歩譲ったとしても、それで「人を殺してでも金を稼ぎたい」輩が集まるとは、到底思えない。
 それとも、それを分かった上であのメンバーが集まったとでも?1ミリのリアリティも感じられないなぁ。

 しかしなにより一番気に入らないのは、主人公がバイト代として受け取った札束の入ったかばんを、明後日の方向に投げ捨ててしまうラストカット。
 「金よりも、もっと大事なものがあるんだぜ」的な事が言いたかったのかもしれないが、それこそ半竹たる根拠。もし、自分で使うのがイヤだと言うのなら、石原さとみ演じるシングルマザーの子供のため、臓器移植手術の費用としてくれてやればいい。それでもお釣りがくるなら、他の金目当てで参加した人の家族にでも渡すのが、筋じゃないのか?
 望んだにせい望まなかったにせい、多くの犠牲を払って手にしたのならなおさら。原作ではどうなのかは存じ上げないが、このシーンを考えた人物は、ヒューマニズムと金銭の貴賎について、だいぶ大きな勘違いをしていると察する。ナンセンス。


 (ネタバレ終わり) 


 総じて。藤原竜也綾瀬はるかという実力派俳優陣を揃えながら、その真価をまったく発揮できていないばかりか、シチュエーションミステリー、スリラー、群像劇、全てにおいて中途半端な出来だった。
 和製「ソウ」みたいな感じで、シリーズ化を狙っている雰囲気アリアリだが、こんなお上品な内容で、はたして誰が次回作を観ようと思う?
 
 酷い言い方をするが、本作のシナリオを書いた人は、ミステリーをまるで分かってないと勘繰る。客が何を欲しているか、どうすれば作品を観に来てくれた人達にサティスファクションを提供できるか、もう一度よく検討していただきたい。

 
 そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★

 本作でよかったのは、EDのMay’nの歌だけ。星2つ!!



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最終更新日  November 4, 2010 09:14:12 PM
August 30, 2010
ルー=ガルー.jpg
 京極夏彦原作「ルー=ガルー 忌避すべき狼」を、「BLOOD+」藤咲淳一監督、プロダクションI.G制作でアニメ映画化。


 原作は未読。とはいえ、「攻殻機動隊」「ホッタラケの島」と、I.G制作でハズレを引いたためしがなく、また個人的に好きな作品も多い事から、相当に期待して臨んだ本作。
 ところが、これがまったくの肩透かし。「戦国BASARA弐」に全力傾けすぎて人手が足りなかったのか?と勘ぐってしまいたくなる、日本、いや世界有数のアニメ制作プロ集団らしからぬ完成度の低さだった。

 安全で低コスト量産可能な合成食糧と、携帯端末(モニター)によって完全に管理された近未来。謎の連続少女殺人事件。モニターを持たない未登録住民達。血に飢えた獣ルー=ガルー。DC信者。SCANDALのPV。
 物語を構成する重要な要素であるはずのそれらが、微妙に、あるいは全くと言っていいほど噛み合っておらず、且つそのほとんどが収束する事なくストーリーが展開。ために全体的にものすごくバラバラで、ちぐはぐな印象を受ける。
 原作の内容を端折りすぎたのか、本当に必要だったのかと首を捻りたくなる点も多く、ボンヤリとしたオチも相俟って、随分とスッキリしない仕上がりに。

 キャラクターバランスの悪さもいただけない。
 主人公である葉月は、風貌がどことなく「けいおん!」っぽいのは、まあさておき、基本傍観&棒立ちで、特に重要なポジションであったとも思えず。コミュニケーション障害という設定もさっぱり生かされていないため、「カワイイ」と「中の人がキュアピーチ」以外の存在理由がさっぱり不明。
 ならばいっその事、もう一人の主人公である歩未の視点で進行しても良い気がするが、こちらもまた立ち位置が非常に判りづらく、詳しくは書けないものの、物語のキーパーソンであるにもかかわらず、それが彼女でなければならない根拠が見えず、正直、場違いで居合わせてしまったような観が否めない。
 華奢な身体つきとボクっ子キャラは、かなりドストライクではあるけども。

 麗猫に至っては、エロいチャイナドレスと武闘派としてメンバーを引っ張っていくポジションなのはまあ良しとして、ために若干、歩未とキャラがカブってしまうのは如何なものか。
 もちろん、根本の部分ではかなりの違いはあるにせよ、どうにも途中、バンドで言えばギター二人がまったく同じフレーズを演奏しているような、どっちか下がれよとツッコミたくなる場面が多々見受けられたのは、非常に痛いマイナスポイント。

 しかしなにより拙いのは、行動力と頭脳でメンバーを牽引、エンジン的ポジションを担うはずの美緒。はっきり言うが、彼女のキャラは他より明らかに浮きまくっており、場の空気を完全にぶち壊してしまっている。ムードメーカーと言えば聞こえはいいが、その実、シリアスなムードにムリヤリなお笑い要素をブチ込み、なんともお粗末でおサムい雰囲気に変えるオウンゴーラーとしてしか機能していない。


 とまあ、メインキャラがこんな調子なので、他の要素に関しては推して知るべし。結果、本作の根源にあるテーマとは一体何だったのか、情報過剰管理社会に対するアンチテーゼなのか、生身のコミュニケーションの重要性なのか、友情の大切さなのか、…まさか特定条件下における殺人の正当性などではあるまいが、とにかく、すっかりボヤけ気味に。
 絵は相変わらず綺麗だし、SCANDALの劇中曲もなかなかクールなのだが、実に惜しい。本当に惜しい。惜しいを通り越してむしろ残念です。残念を通り越してむしろ悔しいです。

 悔しいですっ!!



 そんなわけで、I.Gだからと期待に胸膨らませて観に行くと、劇場から出てくる頃には膨らんだ胸が葉月並にペッタンコになる事ウケアイの作品。
 どんな作品も観るのは個人の自由ですし、それをどう捉えるかもやはり個人の自由ですから、観たいと仰るならあえて止めはしません。が、例によって後は自己責任でお願いします。


 小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★+

 星2つプラス!!



ルー=ガルー












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最終更新日  August 31, 2010 08:50:38 PM
August 23, 2010
魔法使いの弟子.jpg
 ディズニーのミュージカルアニメ「ファンタジア」の一遍をモチーフに、ジェリー・ブラッカイマー製作、「ナショナル・トレジャー」ジョン・タートルトープ監督で実写映画化。

 そろそろシリーズが完結する「ハリー・ポッター」の後釜を狙ってか、ここ最近のハリウッド映画は、やたらとティーンを主人公にした魔法・神話モノが量産されている気がする。
 で、本作もそれら多くの例に漏れず、偉大なる魔法使いの後継者となるべき運命を背負った大学生が、強大な悪の魔法使いと壮絶なバトルを繰り広げる、といった、「『王将』行ったらまずは餃子一皿」「居酒屋行ったらとりあえずビール」「カラオケ行ったら一曲目は『宇宙鉄人キョーダイン』並の定番中の定番内容。
 要所要所に光る部分はあるものの、基本的な流れは、

 ・後継者である事を見出され、なし崩し的に魔法使い見習いに。
 ↓
 ・修行の日々。
 ↓
 ・敵の襲撃。ヒロインさらわれる。
 ↓
 ・知恵と勇気で大逆転。かと思ったら本命登場。絶体絶命。
 ↓
 ・突然、強力な魔法に目覚めて一網打尽。ハッピーエンド。


とまあ、どっかで観た事あるようなないような展開で、これといった目新しさも斬新さもなし。個人的な事を言わせてもらえば、いいかげん最後の最後で主人公がスーパーパワーに目覚めてーみたいな展開は、飽きるし、今までの苦労は何だったの?てな気分になるので、やめていただきたい。

 それでも、巨大なオブジェクトが生き物のごとく動き回る様や、様々な魔法、テスラコイルを使っての魔法力の増強、クラシックカーでのカーチェイス等を観るだけでも、それなりに退屈はしない仕上がりに持ってくる辺り、さすがは「ナショナル・トレジャー」スタッフといったところ。とは言ってみたものの、やはり全体的に物足りなさは否めず、これを撮る暇あったらいっその事「ナショナル・トレジャー」の続編を撮ってくれれば良いのに、とか思ってしまった。


 ぶっちゃけた話しをすると、小生の頭では本作について語る事が、どう捻っても出てこない。ホントに何にもない。ナッシング。
 観る人によっては何かしら、裏側に隠されたメッセージなりを受け取れるかもしれないが、小生のような若輩にはこれが限界。


 つー事で、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★

 疲れてんのかな、全然面白いと思わんかった…。星2つ!!
 






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最終更新日  August 23, 2010 10:08:03 PM
August 18, 2010
きな子.jpg
 警察犬試験に6回不合格になった、実在するラブラドール・リトリバーと、その訓練を担当する若き女性訓練士の奮闘の日々を描く。


 まあ、いきなりこんな事を書いてしまうのが小生の極悪非道たる所以なのだが、正直、全てにおいて中途半端な印象。
 訓練士の一日や、普段我々が目にしにくい警察犬の職務など、非常に興味深い描写も多く、それなりに見所もあったが、可愛らしい犬と可愛らしい女の子が一つの夢に向かって頑張るという「いかにも」な内容と、要所要所に導入される「いかにも」な泣かせ演出に、小生の顔の表情筋は一瞬にして機能停止。
 実話がベースなので、どこまでが真実なのかは存じ上げないが、なんともご都合主義としか思えない、特に終盤の、遭難した子供を助ける「本当はやればできる子なんだよ」的展開に、イイハナシダナーと思うより先にケレン味アリアリのあざとさが鼻につき、最後までまったく感情移入できないまま、上映が終了してしまった。

 で、本作の何が一番気に食わないかと言うと(まあ、思いっきりネタバレになってしまうが)、実はこのワンちゃんが、今なお警察犬目指して訓練中なのだという点。
 例えば、7回目の試験でようやく合格して、今は現場で立派に働いているんですよ、とか、結局なれなかったけど別の生き方を見つけたんですよ、とか、実は病気か事故のため、あと一歩のところで…、とか、物語である以上、それなりの着地点があって然るべきのはず。
 未だ結論も結果も出ておらず、ゴールはおろかスタート地点にも立ってない対象を、ドキュメンタリーならまだしも、エンターティメントの土俵に引っ張り上げるのは如何なものか。
 努力する、一生懸命頑張る姿は確かに素晴らしいが、それだけで褒められるのはせいぜい学生までで、まして、それを自分の生業として行こう、これで飯を食って行こうという者ならなおの事、どんなに僅かでも成果を出さなければ話しにならない。これはもはや社会人、否、現在人の常識である。
 ものすごく酷い言い方をするが、ただ闇雲に、成果の挙がらない努力を繰り返すのは、馬鹿の一つ覚えと同義と言える。ただ努力する姿を周囲に見せればいい、結果なんてどうでもいいと、チビッコ達に間違った認識をさせないためにも、やはり何らかの形で決着を見せるべきだったのではないか。
 でなければ、これはただ出来の悪い犬を寄ってたかって笑い者にしているか、上から目線で慰めたり、心にもない応援をする事で「私ったら、なんて心の広い寛大な人間ざまショ」と自分を美化する材料にしている以外の何物でもないと、小生は思う。

 小生が超のつく捻くれ者だから、というのもあるかもしれないが、子供の頃から集団行動(あるいは他人と同じ行動)の出来ない身としては、心のない応援、特に明らかに自分より出来てない、もしくは事情も知らない輩からもらう「頑張れ~」が、どれだけ屈辱的ではらわた煮えくり返る想いであるかを充分以上に存じている。
 「耳をすませば」で主人公・「自分より頑張ってる人に、頑張れなんて気安く言えないよ」みたいな事を言うシーンがあるが、同時に真剣な応援が時として本来以上の力を引き出す事も、一応それなりに存じているつもりである。多分。
 しかし、あのテレビクルーや群集にそんな気負いはあったとはどうにも思えず、なんともきな臭いモノを感じてしまった。きな子だけに。

 
 犬好きの人や、この手の話しに弱い人ならそれこそハンカチビショビショもんかもしれないが、上記の通り、小生にはただただ白けるばかりの作品だった。
 もっとも、最初からそれほど期待していたわけではないので大してショックではないものの、正直、子供騙しとしか言いようがない。
 まあ、本作を観て警察犬の訓練士という仕事にちょっとでも興味を持つお子様がいれば良いが、小生が本作を観るべきかと聞かれれば、迷わず「どうせなら『ヒックとドラゴン』を観なさい。もちろん3Dでな。あっちの方が遥かに面白いし、ためになる」と返す。


 余談だが、大野百花ちゃん演じる訓練所の娘。可愛くて芝居も上手いのは良かったが、生意気すぎて途中から本気でムカついてしまった。
 できれば作中、大人の誰かが「一生懸命やっとるヤツを、お前ごときは笑うな!ロクに世の中も知らんガキが、イッチョマエの口聞くんじゃねぇ!」と一喝するシーンの一つも入れてほしかった。そういう所までちゃんと見せるのも、大人の仕事じゃないのか?


 つー事で、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★+

 オマケの星2つプラス!!



きな子 ~見習い警察犬の物語~ オリジナル・サウンドトラック

きな子

きな子がいく!

Breeze withきな子






最終更新日  August 20, 2010 06:55:13 PM
July 12, 2010
プレデターズ.jpg
 某カリフォルニア知事の出世作にして、SFアクションの傑作を再映画化。
 ちなみにリメイクではなく続編との事。


 ストーリーなし。オチなし。カタルシスなし。「世界一の弩ヲタク監督」タランティーノの盟友ロバート・ロドリゲス製作らしく(ちなみに監督は「アーマード武装地帯」ニムロッド・アーントル)、ダーッと始まって、バーッと撃ちまくって、ドーンッと突っ走って、ジャジャーンッと終わる。まさに一切頭を使わない、勢い任せのパープリンご用達バトルアクションムービー。
 まあとりあえず、これ以外書く事はなにもないんで、本作のレビューはここまで。


 以上!!

 つーことで、小生の、この映画に対する評価は…、




 …は、さすがにまだ早いので、もう少し駄文を並べてみる。
 ぶっちゃけて言うと、こんな「ビール片手にゲラゲラ笑いながらDVD鑑賞」が最適な内容で、「プレデター」の名を冠する必要性さえナッシング。正直、またどっかの戦隊モノの敵幹部のボツ案、適当に見繕って作ればいいじゃん、ぐらいのレベルで、オリジナルのファンが見れば激怒必至。あるいは爆笑必至。

 まあとにかく、何の説明もなく、いきなり主人公がパラシュートでどっかの森に落っこちるシーンからスタート。その落ちた場所(惑星)がどこなのか、主人公をはじめとしたメンバーは誰にどうやって連れて来られたのか、その目的は一体なんだったのか、ついに最後まで何の説明もされないまま、本編にまったく合ってないご機嫌なロカビリーナンバーとともにエンドロールが流れるという、近年稀に見る投げっぱなし仕様で、小生を含む観客一同ただただ唖然。
 また、メンバーの素性に関しても、どこぞの部隊にいただの、暗殺集団の一員だっただの表面的な情報ばかりで、詳しいバックボーンはほとんどさっぱり。
 物語の軸のなる(はずの?)二種のプレデターの抗争ぐらい、例えばローレンス・フィッシュバーンが塒にしていたマシーンに記録映像か何かあっても良かったのに、それもナシ。ナッシング&ナンセンス。
 ために全てが唐突で大雑把。要所要所でカッコいいセリフや言動、または意外と嫌いじゃないな、というキャラクターもいるにはいた(特にヤクザの男は、散り際もシブくて個人的には好き)が、おおよそ劇場で1800円払ってまで観る代物ではない。

 あのロドの事だ。おそらく「小難しいストーリーや小細工は排して、お客さんが観ててハラハラドキドキ(死語)、そしてスカッとするような映画にしよう」とでも思ったに違いない。そういう映画が決してダメとは言わないが、わざわざ「プレデター」でやる必要はないし、なさ過ぎるのもいかがなモンか。
 名作の名を冠する以上、その名に恥じないだけのモノを提供しなければ、お互いの看板に傷がつくことを、もう少し理解していただきたい。

 これは「プレデター」によく似てるけど全く違う、どっかの映画ヲタクが勝手に撮ったB級アクションと考えるのが妥当で、正しい見解。繰り返すが、本作を決して「プレデター」だと思わないよう、ご注意を。
 諸兄姉も、ツタヤでどちらか分からなくなった時のため、どうかこれだけは憶えておいてほしい。

 『ズ』がついてないのが、傑作SFアクション。

 『ズ』がついたらB級スプラッターコメディ。

 OK?
 


 なお、本作鑑賞の際にはアルコール類の数本ご用意を。じゃないととても約2時間耐え切れません(笑)。


 つーことで(今度こそ)、小生の、この映画に対する評価は…、

 ☆☆★★★

 グロシーンがいかにもロドリゲス風で笑える、という点でおまけの星2つ!!



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最終更新日  July 12, 2010 08:43:07 PM

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