カテゴリ:日々の出来事
先日“最後のミクの日感謝祭”をニコ生で、例によって(笑)otsue君と一緒に鑑賞する。
何といっても一昨年の“ミクの日感謝祭”、昨年の“ミクノポリス”、そして今回の“感謝祭FINALE”なのである。 つまりもう観る前からコチトラの期待値はMAX状態であり、そして実際にその期待を遥かに上回るステージを見せてくれるのだから、ほんとにこのスタッフたちは素晴らしいッス。 まずは安部潤氏率いるTHE39sのサウンドである。 相変わらずの無敵っぷりには、もう終始シビレまくりであります(笑) ミクポリから参入したストリングスに加え、今回は新たにホーンセクションもゴージャスに追加。 そのお陰で、今までにも演奏されたお馴染みのナンバーが更に分厚いモノとなっており、曲によっては印象がかなり変わっているんだよな。 “消失”はかなりパンク色が薄れており、“ワールド・イズ・マイン”も序盤とダブル・アンコールでアレンジを変更してくるという芸の細かさ。 全体的にミクポリのブラコン路線を継承したサウンドとなっており、まぁ好みは分かれるんだろうが、ワタシは大好きだよ(笑) メドレーが一切ナシの構成も良い感じで、ミクさんのダンスもキレキレな“裏表ラバーズ”や、今回新たにセットリストに加えられた“タイムリミット”等が、個人的にはベストアクトかね。 そうそう“メルト”のモーションも新たにキャプチャしなおしているらしく、以前に比べて妙に優しげで柔らかい物腰のミクさんが、とってもステキ。 大好きなミク・ルカのデュエットが二曲あったのも二重丸。 それに何はともあれ、やはり今回もクロダム氏、グッジョブ!~なのである。 ホント、このPはワカッていらっしゃるんだよなぁ…… ボカロたち非実在キャラクターを、現実世界に降臨させるために、ありとあらゆる手段を講じているのだ。 まずはステージ上のディラッドボードを囲むように配置された、サークル状の電飾である。 ちょっと古臭い感じはするが(まるで昔の歌謡番組みたい)、あれはおそらくミクさんたちの立つ空間を立体的に感じさせるための、仕掛けなんだよな。 スモークや手前にダンサーを並べる演出も、おそらく同様の理由。 ステージを立体的に構成することで、真ん中のスクリーンに映るペラペラなハズのミクさんたちの実存感がかなり増すのである。 そうだね~いわゆる“飛び出す絵本”をイメージすれば解り易いかも。 実際OPでも、ミクさんは今までみたいに突然出現するんではなく、ワザワザ舞台の開幕時に登場するしの。 ~とまぁ、細かいところで褒めていけばきりが無いくらい、ホントよくできたトリック・ショウでありました。 これで最後というのはかなり残念だが、しばらく充電して力を蓄えSEGAさんが元気になったら、再度このミクさんライブにチャレンジしてくれますよね!? 新たなアイデアと技術を携えた、ちょっと未来なエンターティメントを、これからも期待してますよ~ モチロン、お布施としてのブルーレイは是非購入させていただきますんで(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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