こころ日和

今日は忘れ物して、更に鍵も忘れて、待ってる間に自転車で2往復しました。計３往復・・。
去年は2時間半かけて駒場まで通ってたし、自転車で10分かからずに駒場に行けるなんて、ほんとに夢のようです。
更に8月まで遠く離れた異国で、レッズのサッカーが見たいよー、日本に帰りたいよーって泣いてたんですから。

そうそう、今日フランスから荷物が届きました。9月に送ってもらった最終便の書籍小包（船便）です。
一度マルセイユからストラスブールに戻ってきたらしく、心配してましたが無事届き安心しました。
手荷物で持って帰ろうと思っていた本や帰国前日に買ったフランスの料理の本もあり、色々と思い出して泣いちゃいました。
フランスでの生活は、日本の生活の5年分くらい、本当に色々なことがあり、小説にしたら、詰め込みすぎな上、10冊分くらいになりそうなほど、波乱万丈な時間となりました。
時が経てば、いい思い出になっちゃって、小説なんかにできちゃうのでしょうか？今は辛すぎて、生々しすぎてうまく書けませんけど。

毎日、忙しく仕事をしてると、ちょっと前までフランスに住んでいたことが他人事のように思えるんだけど、私はちゃんと住んでいて、それを私は忘れていなかったんだなぁと思いました。
私、本当に辛かったことはきれいに忘れる傾向があって、あまり記憶がないんです。正確に言うと、多分、脳が思い出さないようにブロックしているんだと思うんだけど、ほんとにフランスのこと思い出さなかったんです。
帰国してすぐに届いた荷物は、なんのためらいもなく普通に開けたのに、今回は号泣です。
届いた荷物（小ダンボール2箱）は小さな箱なんだけど、思い出が重すぎて、辛すぎて、とても今日は中身を出せませんでした。少し落ち着いたら少しずつ出していきたいと思います。