以前 ご紹介した ジョシュア君の おじいさんのその後の話です
先日 ひょこっと来られて 話を伺いました
大正12年生まれの 84歳の男性ですが
一昨年 奥さんが難病で闘病1年足らずであの世に帰られたあと
独居で 自立されておられます
それどころか 難病の方に 絵画指導のボランティアまでしてくれているのです
これは 前から続いている話なのですが
びっくりしたのは その後の話
昨秋 市のウオークラリーで 42.195Kmを
60位で 歩き通されたとのこと
参加総勢は300人程度でしょうか
84歳にしてこの快挙 びっくりしました
奥さんが闘病中は 看病しているご自分が
大腸ガンの手術直後で 下肢筋力も衰え
階段の昇降もままならず 訪問リハビリを受けておられました
それが 奥さんを看取った後 一念発起で
介護保険利用返上 自発的に 歩く訓練を続け
とうとう 42.195Kmを歩き通したということであります
「いよいよ お遍路さんいけますね」と水を向けると
まんざらでもなさそうでした
「でも 歩き遍路の道は 起伏の激しい道が多いですから」 と今度は水を差すと
「月に1回ずつ 金剛山登って来ようかと思っているんです」 というお答え
どこまでもお元気な 84歳でした
どうか 今年も お元気で歩き続けて下さい