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カテゴリ:愛犬たち
やっと 雨が降ってくれました 午前中に訪問した山間部のお客様を 思い出しています ご自身も下肢に軽度の身体障害を持ち 介護保険でいう要支援者でありながら 認知症と 右側麻痺の妻を介護している 年金生活のお客様です 今 唯一の楽しみは 斜面を切り開いた畑で 野菜を育てることです 今日も 不自由な体を引きずって畑に水やりをされたそうです もう少し 早く降ってやってくれたら とは思うのですが ここ数日は 水やりの苦労から解放されることだろうとホッとしています 「これ以上 何もサービスを使う気はない 妻を 家で見続ける」 という介護者に 思い切って 「あなたが普段より随分体調が悪いのは 隠しても 察しがついている もし あなたが先に倒れて 後のことを相談できない状態になると どうしていいのか こちらが困る」と 詰めてみますと 「以前書いた特養の申込書を準備しておいて 今じゃないですよ」 と ポツリと答えてくれました ある意味 介護者の遺言と解釈し 私は 家を辞しました この遺言が 現実のものとならないよう 祈りつつ 次の訪問先へ向かったのです 話が 湿っぽくなってしまいました ある意味続きで 私も この雨で被害を受けた一人です 夕方 黒柴ラミレス犬花ちゃんが 散歩に行こうと誘うので 雨の嫌いな花ちゃんは いつものように 顔に雨粒が2,3滴当たれば すぐに回れ右するだろうと 私は 雨具の用意もせず 仕事場を出たのであります ダイエット生活で 今や 常時飢餓状態にある花ちゃんは 降りしきる雨を ものともせず 一目散に エサあさりの小旅行を敢行したのであります おかげで こちらは ずぶ濡れであります 花ちゃんの狙いは マリンさんのダイエット食であります 愛犬りーさんの死去以来 あまり 食べ物を横取りされることのないマリンさんは いつも 無防備で 花ちゃんは それを狙って雨が降ろうが 槍が降ろうが 仕事場から マリンさんの家に 駆けつけるのであります 食べ残しているマリンさんを叱るわけにも行かず 傍にいる 人間どもを 叱らざるを得ません
早くから 巨人対広島戦の野球は中止の報道でした 連戦の巨人選手にも 慈雨になったでしょうか 広島と言えば たくさんの犬が 人間たちの欲のために犠牲になった あの ひろしまドッグぱーく事件の現場にも 慈雨が降ったでしょうか 私は 2006年 NHKの朝のニュースで事件を知り その日のうちに 犬の「救護」活動をしていた筈の大阪の団体事務所に連絡し カンパを送りました 団体のHPや広島支部長のブログを見て 楽天市場から必要な物資を何度か送りました 仙台の写真家 峰ハチヨさんが発信された 犬たちの生情報に触発され 私も このブログで 情報発信しました それだけでは自己満足せず 亡き愛犬たちが 助けてやってよと 私に言っているような気がして 私は ボランティアに向かいました こんな私の影響で 団体に送金をした同僚がいました 広島に向かう私に 1万円を託した同僚もいました 託されたお金は 入り口に置かれた募金箱に入れました 1泊2日でしたが ボランティアをして さらに私は情報発信しました ところが その頃から この団体の欺瞞性や内情が暴露され出しました 私は このブログで 間違った情報発信したことをお詫びし 自身も 団体に対し 支援金の組戻し要請をしました もし 戻ってこなければ 被害者の会の訴訟原告になろうと思っていました ところが 私には 返金されました そこで 鎌田まりみさんはじめ ひろしまドッグぱーく原告の会の 皆さんの活動に敬意を表しつつ 原告にはなりませんでした 同僚は 結果的に犬のために使用されたのでしょうからと 返金要請にも 同意しませんでした 私は 広島支部長をしていた女性のことも気がかりでした 一部の当事者の方は 厳しい批判をされていましたが 私には 悪い人のように思えませんでした 結果的に 犬を救えるのならと 返金要請しなかった同僚と同じような考えの人じゃないのかと感じたのです このブログで 批判もしましたが トーンを抑えました 時々は その人のブログをのぞきにもいっていました その方が 団体を脱退し 基金返還要求裁判に原告側証人として出廷し 陳述書を提出したことを知りました 引用不可なので 興味のある方は原告の会HP資料をご覧下さい 陳述書には 「広島支部長」をしていた方の苦悩が正直に出ている と思いました 犬が好きな故に つけ込まれたという点では 私たちはともに AAという団体の被害者なのだと 再確認いたしました 広島から降り続いている この雨が ひろしまドッグぱーく事件の犠牲になった犬たちに 慰めの慈雨となり そして勇気を持って 団体を告発する側に回られた 元「広島支部長」にも降り注ぎ 心の傷を癒されて 幸せになられますよう 祈らずにはおれません そして これからも 不幸な犬たちのために献身して戴けますよう お願いをいたします
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ブリーダーをしていた人が何匹もの
犬を海に投げ込んだニュースがありましたね 本当に犬が好きなのか、単なる金もうけの 手段であったのか・・・・ 介護が理由になっての裁判もありましたが がんばりすぎてしまうのも。かといって 誰が変わってくれるのか、介護が理由の離婚 増えているそうですし (2009.09.13 13:40:39)
空帆さん
>ブリーダーをしていた人が何匹もの >犬を海に投げ込んだニュースがありましたね >本当に犬が好きなのか、単なる金もうけの >手段であったのか・・・・ > >介護が理由になっての裁判もありましたが >がんばりすぎてしまうのも。かといって >誰が変わってくれるのか、介護が理由の離婚 >増えているそうですし ----- 死んだから流したとか尤もな理由をつけていましたね 岡山で せっかく車輪に挟まった犬を救助したのに 引き取り手が現れなかったら 殺処分とか 悲しい現実ですね (2009.09.13 15:23:24) |