ロスタム 2004年12月
12月にはいると雪と吹雪きでロスタムに乗れたのは7回。ロスタムにとって、我が家にきてはじめての冬がやってきた。12月5日・来て47日目寒い朝、馬房へ行くとロスタムがやけにそわそわ。人の周りをくるくるまわる。??ロスタムは寒さで震えていた。冬毛が薄いので心配していたのだが、あんのじょうであった。即席貧乏ホースラグを作って着せてやる。12月8日・来て50日目・乗りだして26回目湿り雪が冷えで表面が凍ってしまった。そこにはじめて肢を踏み入れたロスタム、仰天。行きたがらないのを何度か返して歩かせる。すぐに慣れたが10分ほどで終了。12月9日、10日・来て51、52日目・乗りだして27、28日目はじめてベアバックで乗ってみる。まず馬房の中でまたがってちょっと動かしてみる。ロスタムがとまどっているのがわかる。しかしすぐ慣れたようなので外へでて家のまわりをトコトコ10分ほどあるかせる。2日目もベアバック。こんどは意味を理解してとまどうこともなかった。これまた家のまわりをトコトコ歩かせて終了。12月11日・来て53日目・乗りだして29日目いつもの場所をでて、久々に道路を歩かせる。しかし、ロスタムが反抗。前へ進むことをとにかく嫌がる。こういったことは初めて。だましだまし進めるがフラフラ。そして、ヤバイと思ったときには遅かった。ロスタムは雪で埋まっていた道路脇の1mほどある土を掘っただけの側溝の中へ落ちる・・・。しばらく呆然としゃがみ込むロスタム。乗ったまま舌鼓で立ち上がらせ、道路へ這い上がらせる。どこも痛めた様子はなかったので、そのまま帰る。強烈な自己嫌悪。危ない場所をわかっていたのだから、もっと気を付けるべきであった。こいうミスが重なると、馬は人を信頼しなくなる・・・。この後5日間、悪天候などで馬は休み。12月26日・来て68日目・乗りだして30日目馬房掃除の間、外に繋いでおくと・・・金具が外れてロスタムは自由に。よほど嬉しかったらしく、ピョコピョコトントコ跳ねていた。こういった様子がときどき見られるようになってホッとする。雪の草地をトラクターで走ってもらい、道を作る。そこで乗る。12月28日・来て70日目我が家にきたときは肥育がかけれれブクブクと肥りすぎていたが、ここのところ少し痩せがめだってきたロスタム。濃厚飼料の種類と量を増やすことに。また蹄の手入れ。しばらく馬はお休み。