ロスタム 2005年1月
・来て74日~103日目・乗りだして31日~36日目新しい環境にそこそこ慣れるのに3ヶ月本当の意味で慣れるのに3年・・・というわけでロスタムもそこそこ我が家の環境に慣れ、馬房と家の前ではくつろげるようになっていた。そのため少しずついろいろな表情を見せるようになっていた。ロスタムは思っていた以上にコドモっぽく、餌の時間になるとピョンコピョンコ跳ねたり・・・。当時は馬房から家の前へは出入り自由だったので、私が夕方、仕事から帰ってきて車を家から離れた車庫にしまっていると、キュックキュックと雪を踏みならしながら真っ暗な中迎えにくるという面も見せるようになっていた。この月、乗れたのは5回。悪天候や積雪のため、運動不足の気晴らし程度といったかんじの内容。しかし、気をつけてはいたがオーバーワーク気味だったのでロスタムにとってちょうどよい休養となった。また、餌の量も、ロスタムにとってちょうど良い量というものがほぼ決まった。蹄の方も来たときよりのび(前に飼われていたところでは削蹄のやり方が良くなかった)、蹄叉が潰れた状態だったのがかなり改善。父が少しずつツナギを正しい角度へと矯正していった。また私も乗る姿勢の矯正。子供の頃、ずっと道産子に乗っていたため『側対歩』の乗り方が身についていたためだ。そしてこのころは特にありとあらゆることに神経を張り巡らせていた。子供の頃に馬が身近にいたとはいえ、それだけでなんとかできることばかりではない。すべてをイチからはじめた。注意すべき点など、考えなくても自然に注意できるよう体に叩き込んでいった。