2010/07/26(月)23:50
だばこ値上げに思うこと
たばこが2010年10月から値上がりするそうである。現在300円のマイルドセブンが10月から410円。ヘビースモーカにとっては相当痛い。何だか最近、喫煙者は肩身が狭い世の中になってきた。個人的には、今の風潮をあまり快くは思っていない。あまりにも不毛で得るものが何もない。
たばこ1000円で「やめる」8割=「絶対やめない」は2%弱―ネット調査(2010年7月25日15時6分配信 時事通信)
たばこが1000円になったら、大概の喫煙者は辞めるだろうと思っていたが、「絶対やめない」人が1.8%もいた。根性が据わっていて見上げたものである。
たばこが『健康に悪い』とか『周りの人迷惑を掛ける』とか言われているがアルコールと比較したらどうなるのだろうか?。
ニコチン中毒で人格が崩壊したり、禁断症状で人を殺したと言う話を聞いたことがない。たばこの吸い過ぎで肺を傷めたと言う人よりは、アルコールの飲み過ぎで肝臓を傷めたと言う話を良く耳にするのだがどうなんだろう。
喫煙行為は、喫煙者・受動喫煙者に健康被害をもたらす。結果とし、社会的な損失を生じることは事実である。しかし、飲酒に比較した場合、どう贔屓目に見ても、飲酒による社会損失は喫煙による社会損失よりはるかに大きい。喫煙行為を禁止しようとする昨今の社会風潮は著しく公平性を欠いている。
たばこや酒はストレスを発散させる効神経作用ヶ評価され、全世界に拡がって行ったと考えられる。酒は、落ち込んだ気分を高揚させ、煙草は高揚した気分を鎮静化させる。
酒やたばこの使用量が減れば、その分、神経症に悩む人が増えるのではなんて考えたりもする。体には良くても、精神を病んでしまったのでは元も子もない。神経科の患者が増えることから医療費すら節約できないのではなんて考えたりもする。
何だが、禁酒のイスラム教に対して禁煙のキリスト教と言う構図にお付き合いしている気がしてならない。
ちなみに、児童虐待裁判のニュースを見て、自分が小学生だった頃のことを思い出した。アル中だった父に刺された時のこと、兄が金槌で頭をいかれた時のこと。自分は運よく7針程度、縫っただけで済んだが、兄は頭蓋に穴があいて死にかけている。今は笑って話せるが、当時は、兄が自分を庇ったことでやられてしまったので相当に堪えた。子供心に酒をなんて危険な物をなんで売ってるのか理解できなかったことをちょっと思い出した。
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