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社会に出ると言う事は大海に飛び込む事、と言えば聞こえは良い。今の僕は、社会に出る事=小学校一年生に戻る事、と考えている。大学まで16年間も勉強した後に、だ。大学生の間に忘れていた人間関係の築き方、社会人としてあるべき常識的な態度、年配者に対する尊敬の念、そのようなものを再び勉強させられる。これは仕事外での面。仕事面では小学、中学程度の知識は必要であるが、それ以上は主には必要とされない。仕事を始めて4ヶ月。自分は「何と、何も出来ない事か!」と日々感じる。仕事をせっかく貰っても時間は掛かるし、ミスも多い。数打てば当たる的な営業ならば、多少のミスは許されるかも知れないが、場所は経理。他人のミスを正し、自分自身は、ミスを許されない場所だ。
注意力が散漫、楽天家と言われて育ってきた自分。本当にやっていけるのか、ってふと思ってしまう。数字には楽天家であってはならないし、注意力も不可欠だ。体の状況を考慮され、経理に配属されたに違いない。確かに、ここならあまり不自由は感じない。ただ、それと自分の適性とは離れている気もしなくもない。しかし、配属されたらそれに向かって努力をするしかない。頑張らなきゃ、って思う。 ところで、新入男性社員に求められているのは、大学で培った知識でも、コミュニケーション能力でもリーダーシップでもない。酒とタバコの強さ、いじられ安さだ。これを自分に当てはめると、どれもマッチしない。酒が強ければいじられ安く、場は盛り上がる。それが、仕事の出来ない新人の唯一の取り柄だ。その点女性社員は長けている。自分自身のペースでウマく上司を宥める術を熟知している。男性は、術を知らばければ量で勝負だ。飲んでなんぼだ。これ、本当日本社会だなって思う。オーストラリアで酔っ払いのサラリーマン集団が町に溢れているなんて様子、見た事無い。終電が夜のラッシュアワーより混んでいるなんて不健康だ。パースの人は家に直帰かもしれないが、その後着替えて友人や家族と街に繰り出すのだと思う。これって本当素晴らしい。人間的な豊かさだ。勿論、外食産業が潤わない等、多面的に見れば、デメリットも多いだろうが、少なくとも酒が会社の人間関係の中心で無い事は 羨ましい 仕事も酒のパフォーマンスも無い自分。更に、体の面で、変に気を使わせたりする。一体自分の取り柄はなんなんだ、って考える。これは、まずいなーと。スタートで出遅れた分、日本人初のF1ドライバー、中嶋悟のような納豆走法しかなさそうだ。その内、アイルトンセナのような強力なチームメイトがつくはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 4, 2005 03:56:25 PM
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