インド音楽・インド映画
お久しぶりです。ブログの方を少々放置していたのですが、実はその間インドへ行って参りました。マザーテレサ関連の施設でのボランティアが主な渡航目的であったのですが、所謂日記は別の機会・別の場所に致しまして、このブログではやはり、インドのエンタメ部分についての感想をつらつらと述べたいと思います。まず音楽。話し掛けがてら唄い出す人も多く、音楽好きは多そうで。やはりお国柄か、踊れるダンスチューンが人気のようです。そして最近の物、伝統的な音楽共に、独特の楽器とリズムが織り成すパーカッションが特徴的であるように思いました。楽器屋でタブラという打楽器を叩かせていただいたのですが、いやはや中々難しく、まともに音を出すのもままならなかったですな。ちなみにタブラとはこのような楽器であります↓http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%A9ウィキペディアにも記載の通り、一つの太鼓で五種類程の音を出せる訳ですが、その音の出し方によって叩き方や位置、沿える指が変わっていくから厄介な物です。安くて小さいもの(1ピース)で1000Rs程(約2500円)、楽器は庶民に容易く手に入るものでは無さそうです。ちなみに壁に大層なシタールが掛かっていたのですが、手を触れるのも恐縮だったのでスルーしておきました。CDはクラシカルな音楽1枚、最近の音楽(オムニバス)を1枚購入。一聴した所、肌には合わなそうな気配です。ふぅむ。追々レビューするかもしれません。。。続いて映画。こちらは庶民の娯楽のようで、都心ではちらほら映画館が見られます。15Rs(約40円)~150Rs(約400円)まで金額に幅があり、それによってエアコンが完備されていたり会場の質が上下したりする様子。ちなみに自分は20Rsの格安映画館で、言語の解らぬ映画を堪能して参りました。結構な大スクリーンで300人くらい入りそうな大きな映画館。シネコン何て物はありませんし、1スクリーンで選ぶ余地が無かったのは残念ではありますけど。リクシャ(人力車)の運ちゃんに映画館まで乗せていって貰ったのですが、往復のリクシャ代は要らないから一緒に映画を見せてくれというのもインドならではかもしれません。ちなみにこの運ちゃん、この映画を見るのは4度目のようで。本当映画好きなんですな。。。映画自体はロミオとジュリエット的な階級差のある男女の禁断ラブストーリーで、合間にダンスとアクションがねじ込まれている感じです。会場は熱気に包まれ、歓声なりブーイングなりがスクリーンに向かって浴びせられていきます。横の運ちゃんが横から必死に英語で解説してくれたおかげで、開始数分でネタばれしたというのもまた一興。3時間という長編で、途中10分ほどの休憩も入りましたが、退屈せずに楽しめたように思います。タイトルは長すぎる上にヒンディー語だったので、記憶に留めておけなかったのが残念でありますけど。かいつまんだ程度なので何とも言えませんが、やはりワビサビの日本人とは大分異なる文化をお持ちのようですな。低い沸点でハイになれると言ってしまえば言葉は悪いですが、娯楽的要素を強く求めている気が致しました。まぁ、今日はそんな所で。