幸せのちから
ウイル・スミス親子が話題のこの作品。実話を映画化ということで作り過ぎてないのかが心配でしたが、この親子にやはり惹かれて観に行ってきました。サンフランシスコに住むクリス・ガートナー(ウイル・スミス)は全財産つぎ込み医療機器大量に買い込んでそれらを病院に売り込む毎日。売れれば高価な物なのでしばらくは持つものの売れなければ厳しい毎日だ。妻のリンダ(タンディー・ニュートン)が毎日長い時間工場で働き、いつまでも楽では無い生活に限界が来ていた。そんなある日クリスは街中で赤いフェラーリを見つけその颯爽とした男に声をかけ聞いた。「どうすればそうなれるんだい?仕事は何を?」彼は株の仲買人で学歴が無くても証券会社の養成コースを受講して正社員になったと。クリスはその話に惹かれディーン・ウィッター社の養成コースに願書を出す。クリスはあの手この手を使い定員の20名に入る。だが正社員になれるのはその中のたった1人なのだ。この研修中半年間は無給。研修時間意外は息子のクリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)を連れて医療機器の営業に回る日々だ。リンダも出て行き2人だけの生活になった父子。ここから2人には辛い試練の日々が始まって行きます。。。監督はイタリアのガブリエレ・ムッチーノ。彼の英語初作品です。この2人はさすが実際の親子なのでとてもいい雰囲気をかもし出していて、特に父クリスの可愛がりようは微笑ましいです。逆にクリストファーはさすが男の子。付かず離れずの距離を保ちつつ甘えん坊な部分は表面には出しません。いや~でも可愛い~!!んですよぉ~&さすが俳優夫婦の間に生まれた子供です。見事な演技です。でもねぇ~やっぱウイル・スミスが最高~でした(*^O^*)今迄彼の作品はアクションものしか観てなかったので、観る前はちょっとどうかな?って思ってたのですが、息子の為ならどんな手でも使って~!!という気持ちがヒシヒシと伝わって切ないですp(・・,*) グスン実際にホームレスから億万長者になったクリス・ガートナー。人柄と努力と才能を生かし諦めない強い意志を持って生きてきた、その生き様を観て誰もが<自分も頑張らねば>と思うはずです。自分なんてまだまだだ~とつくづく思います。無理やりな作りすぎ感も無く且つ飽きない作りになっていて、最後には爽やかな感動が残るいい作品でした。ぜひぜひお勧め~!!