KARATEルール

フルコンタクト空手ルール

1.階級
無差別級、または指定体重契約制度によって試合が組まれる。

２.服装
(１)道衣などで、道衣は、柔術、柔道、空手等どのような物でもかまわないが、必ず上下着用する事。但し、上着　　については、水平に両腕を伸ばした状態で、両ヒジが隠れる長さの袖の道着であること。
(２)ファールカップ、膝サポーター、および脛サポーター（足の甲部分まで保護する機能のあるもの）を必ず着用する事。
＊プロテクター等は各自で用意するものとする。
(３)ヘッドギア、シューズ等の使用は不可。
(４)拳に対するサポーター、バンテージ、テーピングは不可。手の甲に対する物はレフェリーのチェックの上、使用してもよい。
(５)グローブ、拳サポーターは複数の試合に出場する選手のみ使用可(トーナメントの場合は不可)

３. 試合時間
３分または２分１ラウンド

４．勝敗
(１)　一本
ａ：ルールで許されている打撃技によるノックアウト、ノックダウン。
ｂ：ダメージにより動きが止まり、直ぐに反撃出来ない場合。

(２) 合わせ一本：技ありを２つ取った場合。

(３) レフェリーストップ及びドクターストップ
ａ：打撃技のダメ－ジが顕著な場合。
ｂ：その他、以上の理由に匹敵する状態であるとみなした場合。

(４)　技あり
a：打撃技により動きが止まった場合

(５) 時間内に勝敗が決らなかった場合はレフェリーの判定で勝敗を決する（マストシステム）。

５．反則
(１) 肘から先部分による、相手の首から上部分への攻撃。
＊即刻失格とするが、試合をストップし、本人に続行の意志が有れば同じ状態から再開する。
(２) 金的への攻撃
(３) 噛み付き
(４) 目潰し
(５) 頭髪を引っ張る
(６) 投げ技全般
(７) 道着または相手の体の一部分を３秒以上の掴む行為
(８) 手足の指に対しての攻撃
(９) 立ち関節技および立ち絞技全般
(10) 頭部による打撃
(11) 脊椎への打撃
(12) 膝関節への正面および横方向からのキック攻撃
(13) 悪質な試合態度とみなされた時

６．選手が負傷した場合
(1) 負傷の原因が相手の反則または故意による場合、反則者の負けとなる。
(2) 負傷の原因が偶発性による場合、試合を続行できる選手の勝ち扱いとする。

７．参加資格
18歳以上で感染症の無い健康な男女。
＊但し、18歳以下であっても実績もしくは実力が有ると大会事務局が判断した場合は参加可能とする。その際には、適宜条件付とすることがある。

８．その他
(1) 競技場から出た場合、レフェリーがストップの掛け声をかける。この際、競技者はレフェリーの次の指示があるまで動いてはならない。ブレイクし中央で再開する。なお、押し出した競技者側に効果のポイントが加算される。
(2) スタンドでの打撃技による攻撃で場外へ明らかに逃げたり、背を向ける等の戦意喪失とみなされる行為を行なった場合は、審判団および審議委員の判断により、押し出した競技者側に技あり以上のポイントが加算される。
(3) 本大会規定に定められていない問題が生じた場合は、審議委員、審判員の合議によって、これを処理するものとする。

(2006年10月改正)