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しまへび Strategy

しまへび Strategy

家族について

今年はなんと言っても結婚をして、新しい家族が出来た。私の実家は神奈川だが、両親ともに北陸の出身である。そのためあまり親戚づきあいというものをしたことがない。しかし、北海道の出身である私の妻はとても濃い親戚づきあいをしている。それがあまりに新鮮で楽しい。結構というか、もろプライベートなのでここに書くのは控えるが、本当に面白いので機会があったら私に聞いてくれ。


それはそれで置いておいて、家庭というくくりでいいのか分からないが、ちょっと家計簿について書いてみたい。

私の勤めている長い社名の会社の社長にこう言われたことがあった。「皆さんは家計簿をつけているのか?会社を自分に置き換えれば、経営をするということは擬似体験できる。自分自身に投資することで売上、すなわち年収をあげる努力をしろ。時には経費の削減も必要だし、B/S、P/Lも実体験として理解できる。」 なるほど!と思った私は即、家計簿ソフトを購入し、使ってみることにした。

しかし、そのソフトは本当に”家計簿”用のソフトだっため、資産間の移動や、B/S(貸借対照表)P/L(損益計算書)という概念がなく、自分で補完しなくてはならない。正直いまいちだ。安いだけあった。しかし、この”自分で補完する”作業を通じて、いろいろなことを体で理解できるようにもなったのも事実だし、その意味では非常に意味があったと思っている。

が、やはり使いづらい。自分で補完するにも限度があるので、どうしても全てをきっちり、というわけには行かないのが我慢ならなかった。そのため、微妙にどこからどこまを利益とするのかはっきりしなかったし、一人暮らしということもあって厳密に管理しなくても明日の風はちゃんと吹いていたので、追求も曖昧になる。実は巷にはもっといい資産管理用のソフトがあったのだが、自分の使っているPCが古くそのソフトが動くのか疑問だったのと、それなりに高価であったためずっと我慢をしてきたのだ。

しかし、結婚したことを考えると今度は将来に向けて資産を増やす必要がある。単純に子供が出来たら?とか、家を買ったら?などということを考えると、一人暮らしの時のように「明日は明日の風が吹く」なんて言っては、駄目亭主の烙印が押されてしまう。

で、結婚を機に思い切ってPCを買い替え、同時に資産管理ソフトも購入した。結果から言えば、大変便利である。今は多くの銀行がインターネットで取引の明細を見ることが出来る。加えて、このソフトの形式にあわせてダウンロードファイルを提供しているところも数多い。それを使えば、今まで記帳された通帳(もしくはインターネットの画面閲覧)を見ながら、手で入出金を記録していたのが、ファイルから一発で反映されるのだ。これは地味な機能だがかなり大きい。

これにより、月々の入出金はおろか、貯蓄の計画や資産の総額、または内訳が非常に管理がしやすくなった。また今月の予算に対しての実績から利益がどれくらい出ていて、結果として資産がどれだけ増えているかも非常に把握しやすい。まさに望んでいたことは全て出来るのだ。今年はとりあえず結婚したばかりであるし、いろいろと不確定要素が多かったので、まずはこのツールを実際に使うこと、慣れることを目標にしていた。その目標はほぼ達成することが出来た。うむ。非常によい。

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ということで、我が家の家計の動きも把握できたことだし、2004年はいよいよ金融商品を買いたいなぁ、と思っている。幸いにしてITバブルの恩恵に預かったことはあるので、ハイリターンは望まない。こんな時代だからこそ、目的に応じてしっかりと投資するクセや能力を身に着けたいなぁ、と思っているのだ。そのためには、まず金融商品について勉強しなくては。素人で勉強するにも(時間的&興味として)限りがあるので是非、フィナンシャルプランナーでも証券会社の窓口でもなんでもいいが、プロに相談したいと思っている。どなたかいいところ、ご存知ありませんか?

2003.12.19 病室にて


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