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カテゴリ:学習
日経平均が大幅続伸とのこと。残念ですね。買い増しようと狙っていた株もあがってしまったので売買不成立。上げ相場で買うことはないのでしばらく傍観でしょうか。どうせねじれ国会が解消しない限り外国資本は入ってこないと思うので、また下がると思います。
・・・と、こんなことを書くと「こいつ株買ってんのかよ!」とか「経済知ってるふりすんな!」「儲かってんなら吐き出せ!」といった心ない突っ込みがきそうですが、大丈夫。こんなものはただの枕言葉で、今の私は超短期視野、日経平均なんて壮大なスケールの話なんてどうでもいいのです。 なぜって? 決まってるでしょう?速読ですよ、速読!なんてったって合宿終了後に出された宿題をこなすため、日々心を鬼にして「立ち読み」に励んでるのです。しかも立ち寄る本屋は決まってカフェ併設の「お気に入り」本屋だったりするわけで、おなじみさんなのに買わないの?というプレッシャーを感じつつ心の中ではひたすら本に対してごめんなさいm(_ _)m あぁ~なむなむ・・ ここであなたは思うでしょう。「・・・立ち読みでしょう・・・?」 そう思ったあなたは甘い。正直あまちゃんと呼ばせていただきたい。ただの立ち読みだったらこんなところでこんなことを書くわけもないのです。私が言いたいのは、これがただの立ち読みなんてものじゃなくて、あくまでも「速読」の練習だ、ということなのです。ここ、ポイント! 分かりますか?分からない? ふぅ~。少しは想像してみましょうよ。速読ということは速く読む、ということです。1分間に12ページ以上のスピードで、基本は「重ね読み」をするため、30分の間に2回読むことが宿題の内容なのです。 そんなことされた本が無事な姿のわけがない。 1分間に12ページということは、15分間で180ページ。1冊およそ200ページくらいなので、まず手にとられた本は、しおりが取り除かれページをめくりやすいように左手で「ガシッ!」と固定されます。 #この時点で「コンディション=中古商品:非常に良い」 1回目はとにかく本の概略を把握するために構成に意識しながら流すので180ページがほぼ同じ力でめくられ続けます。場合によっては1冊終わっちゃうときもあります。 で、2回目になると、気になった点やもう少しきちんと読みたいところにフォーカスはするものの、180ページをめくり続けることには変わりなく、隅から隅までナメ尽くしたような距離感をもって練習が終了します。 その本を本棚に戻す・・・。 #コンディション=中古商品:良い これねぇ・・・。想像以上にハードですよ。ぶっちゃけ、実際にはそこまで汚くなるわけじゃないけど、精神的に本と「近くなっちゃってる」ので、味わうだけ味わって捨てるような背徳感に襲われるのです。ここまで内容を把握しちゃったのに買わないのかよ・・・。これは想像以上にくる。ぐっとくる。 逆に言えば、今までの立ち読みなんざ可愛いもので、表面をさらっとなでたようなそんな程度の付き合いだったわけで、本屋から帰る道すがらでは全く思い出しもしないのです。 けどね~。不思議なことに速読した本って、思い出すんだよね・・・。しみじみと。思い出しちゃうのよ。印象に残るように意識して読むからなのか、ページがフラッシュバックされるんだよね。リアルな体験として。だから尚更「買ってくれないの・・・」という本の叫びが著者近影とともに残ってしまうのです。 正直まいってしまうので、もう潔く買うことにしました。逆に言えば2回読んでも味わいつくせないほど魅力満載の本を選ぶことにしましたよ。そうすれば最初から買うつもりだから、遠慮なく読めるもんね!どっちかっていうと、「ガシッ!」と固定した瞬間から俺のものって感じです(笑) 速読って速く読むための技術ではなく、本と近くなるための技術だったのか、と、こんなところからも再確認。いやぁ~、価値高いっす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.15 06:42:47
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