空の向こうで出会ったもの

2009/11/03(火)11:41

ローイクラトーン

日々のこと(14)

 夕べはローイクラトーン満月。毎年この日はすばらしい。 村では、タンブン(徳を積む)のパーティーを行う家庭もあり、毎年のように変わらずローイクラートーンのお祭りを静かに過ごす家庭があり、それぞれがこのお祭りに身を捧げているようだった。ローイクラトーンでまず各家が行うことは、門にちょうちんを下げてローソクの火を門のぐるりと家の扉のぐるりを囲む。その光景はとてもきれい。地面の上にローソクとポップコーンをお供えし打ち上げ花火や爆竹を楽しむ。家庭によっては手作りのドラゴン花火もあってこれがまたとっても大きくて盛り上がる。おしまいにコムファイ(空飛ぶちょうちん)をお空へと上げる。 どれも我が家に良い流れを導きますようにと願いが込められている。そして先祖さまや神様にきっと届いていそうな、爆竹や打ち上げ花火の音が、声にならない気持ちを託しているようで胸が熱くなる。村のローイクラトーン、一番大好きかも。                                                                   ここで出会った人たち、むかしから知っている愛する友も家族も、今ではみんなが大きな家族のようです。彼らのことを思いながらいよう。 死んでしまった人も、生きてる人もみんな、みんな、、、。               

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