『勇者30』『勇者30 SECOND』(共にマーベラスエンターテイメント)/クリア
『勇者30』および『勇者30 SECOND』を一通りクリアしました。面白かったです。30秒でクリアするという原則がしっかりしていて、それぞれのステージでバランスが調整されたゲームであった『勇者30』に対して、『勇者30 SECOND』はグローバルレベルの導入などにより通常のステージはごり押しでも何とかなるので、どちらかといえば『勇者30』のほうが好みです。ただ、どちらも非常に小さいステージ単位で区切っているので、何度かやり直すといったことが重荷にならないので、気軽にプレイできるのは非常に良い点だと思います。『勇者30 SECOND』のシナリオは『勇者30』をプレイしていないと味わい深さがないので、その部分は注意が必要かと思います。『勇者30』の王女があまりにも『勇者30 SECOND』で影が薄いのはいかがなものかと思いますが。勇者も魔王も騎士も出番があるのにも関わらず王女だけというのは酷なものではないでしょうか。挿入歌が霜月はるかさん歌唱だったのですが、まったくそのことを意識せずにプレイしていたのでびっくりしました。劇中のキャラクターが歌うという形式なので、いわば「CV:霜月はるか」という状態なわけで、アルトネリコシリーズ意外にもそんなゲームがあったのかと感動しております。