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テーマ:家電よもやま(9433)
カテゴリ:Shopping
『喜びも哀しみも愛も感動も全て表現する写真は無くてはならないもの。中でも銀塩写真はデジタルに優位さもあり写真の原点』フジフィルムは相次ぐカメラ事業の撤退にこう発表して銀塩フィルムへの意地をみせた。
'06年1/19、ミノルタがカメラ事業から撤退、我が家に父の形見として残る一眼レフのミノルタも遺跡となってしまう、銀塩フィルムの入れ方を知ってるのは家の中で私一人だけになってしまった。 昔、フィルムを現像すると何もうつってない、よく考えたらきちんと巻けていなかったということがあった。デジカメのように撮影したその場で画像確認修正、動画から写真起こしなんて夢の時代だった。他でいうなら、音楽にしてもレコードからテープに録音するためにステレオデッキの前に息も止めて座って、レコードの針が飛ばないように、レコードの埃やチリの雑音がテープに入らないように入力を調整したりした、お気に入りのの曲がかかるのを待つように長時間のテープを入れてラジオのエアチェックもしていた。それがどうだろう。CDチェンジャーやリミックスで好きな音楽を好きなだけ聴けて、ネット上から好きな音楽を試聴してダウンロードすることも出来る。便利になった反面、何かを失った気もする。 今、映画で昔のフィルムをデジタルの技術で画像を綺麗にして再現して映像化する 『デジタルリマスター』というものがある。あれは元々のフィルムという存在があってこそリマスターの有難さ、すばらしさが判るものかもしれない、レコードの深みのある音楽を理解していていながら、CDの研ぎ澄まされた音階も聞けるように。 供給と需要に応じて、デジタルを多数残していくやり方に、少し首をかしげたくもなるこのごろでもなる。いざ、銀塩フィルムカメラや、レコードプレーヤーが故障したとき、CDプレーヤーより修理代金が高かったら、話にならないではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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機械式カメラのフィルム装填できるんですねstringfellowさん。知らない人がみたら神聖な儀式にも感じられる所作かも。フジは使い捨てレンズ付フィルムがあるからもうひと頑張り。なんたって旅先で電池が無くても動くカメラが今や少ないご時世です。一昔前は勘で露出が切れれば電池なんて要らないのが当たり前だったんですがね。
(2006.02.02 21:04:23)
>Matt’s dogさん
銀塩フィルムは父の形見のミ○ルタをデジカメ登場まで愛用してまして、 今でも『銀塩使う』となれば、やっぱり出来ると思います。80間近の叔父は銀塩派なので。 >一昔前は勘で露出が切れれば電池なんて要らないのが当たり前だったんですがね。 叔父はその『勘』が年のせいでニブってしまって(涙)・・・昔撮ってくれた銀塩写真は キレいなんですが、最近のはどうも(汗)カメラはよくなってるハズなのに??と。 この間も、『おっちゃんが、全然写真撮れなくなったらこの銀塩あげる』と、デカくて高価な カメラをだして来たので(汗)、どーしよーかなー・・・と。また『親戚中でワタシしか 使えない機械モノ』が1つ増えるぞう。 (2006.02.10 21:25:33) |