デザインの価値
今年初旬に、個人事業主Aさんのサイトデザインの仕事を受けた。その仕事に関して、今日、Aさんから「剛毛~くんのあれ、他のWebデザイナーの人が 『10万円くらいの仕事ですか?』って言ってたよ!」と言われた。ちなみに僕はこの仕事を数分の一以下で受けた。(無論、詳しい値段は言えない)当の僕は「もうちょっと取れたのか、ちきしょー!」という感情は微塵もなく、Aさんの話のその数時間前あった出来事。最近お世話になっている、あるデザイン事務所での話を思い出した。代表 「お金はあまり取れないんだけど、クオリティは下げたくないじゃない。 安かったとしてもいいものを作って、それがどこかで、話題になって。 そういうことしていきたいじゃない?」それだ。僕の学生時代、就職活動期。某最大手広告会社の選考から漏れたときに、部室で酒を飲みながら、「●●を倒す。後悔させてやる」と半ば、負け惜しみのような、大口 ―どうか忘れていて欲しいものだ― を後輩に叩いていた。あの頃とはまた少し違うが、いずれ某最大手広告会社の品物と見紛えるものを一人で作りたい。つまり「一人某最大手広告会社」状態。悪くない。そのためにやらなければならないことは山のようにある。とはいえ、別にできないとは思っていないし、それが、ゴールでもない。とりあえず、顧客満足のために自分が満足するようなものを作る。そんな職人であり続けたい。やらなきゃいけないことをやるだけだ。と、Aさんの話を聞いているときの僕は、密かにかっこつけていた。。。以上