言語聴覚士、勉強中!

2009/05/04(月)23:37

発話明瞭度1とは?

構音障害(20)

運動障害性構音障害の患者さんを担当させて頂いています。 ほとんど、構音は明瞭な方で、時折、呂律の回らない不明瞭な発話がみられる程度です。不明瞭な発話があっても、文脈から考えるとわかることが多く、聞き直せば完全に分かります。 発話明瞭度は、通常は1~5の5段階、AMSDでは1.5、2.5、3.5、4.5を加えた9段階となっています。 発話明瞭度1は、「全てわかる」ですが、「ほとんどわかる」というのは、発話明瞭度1なのでしょうか。一見、発話明瞭度1なら、訓練適応とならないとも考えられるのですが。 健常者は、全て発話明瞭度1となるでしょうか? 加齢の影響や、おしゃべりが不得意な人(早口言葉が超苦手な人)は? 今のところの自分なりの結論は、 「全てわかる」には、「ほとんどわかる」も含まれ、軽度構音障害もありうる。 つまり、評価の段階で、「発話明瞭度1」と評価しても、訓練の適応が無いというわけではなく、患者さんのニーズによっては、訓練が適応となる。

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