今泉仁志 プロフィール![]() 今泉仁志 いまいずみひとしプロフィール 声楽(バス・バリトン)・合唱指導・合唱指揮 【略歴】 1959年1月25日 、神戸生まれ。 11才よりヴァイオリンを学びその後声楽に転向。 大阪音楽大学卒業、同大学院修了。 '78年大阪音楽大学在学中にテレマン室内合唱団に入団し その後15年間にわたり数多くのバロック期の声楽作品の演奏にソロ、 合唱、アンサンブルと国内外で携わる。 その間、国内外の歌手、通奏低音奏者、 指揮者などに教えを受けバロック音楽を中心に研鑽を積む。 '93年よりアイルランドの伝統的伝承音楽の演奏家とも活動を共にし、 民謡の歌唱に加えフィドルやバウロンといった民俗楽器の演奏にも取り組むなど、 「クラシック音楽」外からの西洋音楽の体験を踏まえた活動も行う。 ' 91年より'98年までの毎夏北アルプス稜線上の山小屋にてコンサートを企画、運営、出演。 '99年には南米ボリビアのバロック期の教会音楽の演奏会を開催。 '01年にはボリビアに渡り音楽学校ならびに大学に於いて合唱指導を行うほか、 民族音楽学者D.A.オルセン氏と共演しサンタクルス市の日系人会館で演奏会を開催するなど、欧米圏以外での西洋音楽にも関心を持ち、これらの経験を生かし国内での音楽活動に取り組んでいる。 ’03年には関西在住の古楽器奏者の共演を得てバッハのバスのための宗教ソロカンタータ全曲によるリサイタルを開催.。 ’04年にはトゥバ民族音楽演奏家の等々力政彦、日本民謡の児玉謹宝、狂言の中井孝、古楽のソプラノの緋田芳江ら互いに異なるジャンルの声楽家と共に「五つの声を巡るワークショップ」を全六回シリーズで主宰。 現在、民族音楽の歌唱からクラシック期の声楽作品までをレパートリーとするフリーの歌い手として活動している。 また、ムジカ・アンティクアKOBEの活動を通じ初期バロック音楽の歌唱に取り組んでいるほか、5つの合唱団の指揮者・指導者としても活動しており、中世やルネサンスの作品を取り上げるほか、アフリカのミサ合唱曲の演奏、また和旋法と邦楽器を取り入れた自らのアレンジした曲を用い、おかあさんコーラスでの合唱指導行うなど、日本文化の資質と西洋音楽を多元的に捕らえた活動に取り組んでいる。 ムジカ・アンティクアKOBEメンバー。アイヴィーチャペル合唱アカデミー、フォンテ・ノーヴァ、大阪コーラルソサエティー、学文女声合唱団、いずみコーラス指揮者。 ![]() 【ソリストとしての主な出演作品】 《バッハ》 教会カンタータ、ミサ・ブレヴィス、ヨハネ受難曲、マタイ受難曲、ロ短調ミサ、クリスマス・オラトリオ、マニフィカート、復活祭オラトリオ、農民カンタータ、コーヒー・カンタータ、 《ヘンデル》 メサイア、アポロとダフネ、エジプトのイスラエル人、 《テレマン》 教会・世俗のソロカンタータ、マタイ受難曲、ルカ受難曲、 《ハイドン》 ネルソン・ミサ、戦時のミサ、ミサ・ブレヴィス、天地創造、 《モーツァルト》 戴冠ミサ、雀のミサ、クレドミサなど多くのミサ曲、レクィエム、そのほかリスト、ドヴォルザーク、ストラヴィンスキーなどの教会音楽のソリストを務める。 また、初期から盛期バロックにかけてはシュッツやブクステフーデの作品を始め、パーセルの歌曲、歌劇「妖精の女王」のハイメンなどを歌う。近年はムジカ・アンティクアKOBEの活動を通してカッチーニやフレスコバルディなどイタリアの初期バロック音楽にも取り組み始め、中でもモンテヴェルディの作品ではマドリガーレや宗教・世俗の独唱作品のほかに歌劇「オルフェオ」のオルフェオなどを歌う。 リサイタルを過去に6回開催。[シューベルト「冬の旅」(全曲)を2回、ドイツ古典派歌曲(フォルテピアノ伴奏)、ドイツ民謡と芸術歌曲、フォークソング・アイルランド民謡・日本民謡、バッハソロカンタータ56番82番158番(古楽器のオーケストラ)各1回。] ![]() 【合唱指揮者としての活動】 《中世からルネサンス》 ダンスタブル、カーヴァー、パレストリーナなど中世からルネッサンスにかけてのア・カペラの教会音楽、および世俗合唱曲を指揮する。 《バロック》 古楽器奏者との共演を得て、ヘンデル「メサイア」、バッハ「マニフィカート」カンタータ、ボリビアのバロック期の教会音楽などを指揮。 《古典派以降》 モダンオーケストラとの共演ではモーツァルトのミサ曲、ペルゴレージ「スタバトマーテル」、シューベルトのミサ曲、フォーレ「レクィエム」などを指揮。 また民族楽器との共演でアイルランド、スコットランドなどのクリスマスキャロル、アフリカのミサ曲「ミサ・ルバ」などを指揮(共演:古谷哲也)。 ![]() ジャンル別一覧
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