2006/11/28(火)15:57
フルオルガン(その1)
先日、大阪コーラルソサエティ創立80周年記念演奏会が無事(?)終わった。
今、思う事は音楽の事もあるが、それよりも、、
「合唱団の運営」ということ。
「合唱団の指向、資質との対応」ということ。
「演奏会の段取り」ということ。
が頭の中を駆け巡っている、、。
中でも「演奏会の段取り」そして更にその中でも、
今回「フルオルガン」を使った、、ということ。
今回のフルオルガン、本当に久保田真矢さんと演奏できて良かったと思う。
「フルオルガンは色々沢山のストップがあってそのセッティングが大変だ、、」
その程度の認識しか無かった訳だが、今回初めて「演奏会で使う。」と決めてから、
それ以降の段階で初めて知る事があまりにも多かった。
「このホールにはどんなオルガンがあってどう操作すればどうなるか。」を知らないオルガニストに演奏の依頼をするとリスクが高くなる。という事が本当に良くわかった。
オルガンは楽器によって違いが大きい。
「長時間かけて練習で引き込まない。」
というのも必要な事であるらしい。
一つの楽器に慣れてしまうと鍵盤の高さや出てくる音の場所や内容がまるでそれぞれ違っているので、違いに対応出来る様に「慣れない」ことも必要なのだという、、。
アメリカは統一の規格があるらしいが、そのおかげでアメリカ人のオルガニストは一般的には海外に出て演奏できない、という事があるらしい。
それほどオルガンという楽器はまちまちだ、ということ。