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November 28, 2006
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カテゴリ:そのほか
とある一つのオルガンで熱心に音楽を勉強し
練習をどれだけ重ね、良い音楽が演奏できても、
オルガニストはそう簡単に本番の依頼は受けられない、
ということだ。

依頼を受けた時点で、
このホールのオルガンはどういうパイプやストップがあって、
コンピュータでのメモリー等、どういう機能があるのか、
などなどオルガンの特質を経験で知っていなければ、
仕込みにどれだけの時間が必要か割り出せない。

この作業は指揮者には出来ない。
本だけではわからない。
ご当地のオルガンを良く知っているオルガニストにしかわからない。

ヨーロッパで勉強し素晴らしい音楽の演奏が出来る優秀なオルガニストでも、
ご当地オルガンを把握する機会の無いオルガニストは開店休業、、、
もうオルガニストでは無い、ということにもなる。
つまり
「孤高のオルガニスト」
は言葉の矛盾、ということ、、、、。

仕込みにどれだけの時間が必要か?
オルガニストの能力にも左右されるが、
仕込みの時間は時に主催者にとって
大きな負担がかかってくる事にもなりかねない。

そしてそういう準備のしくみは、
オルガニスト以外はほとんど誰も知らない。

そして、誰も教えてくれない。

そういう意味で今回は本当にラッキーだった。
もう、この件に関しては一度経験したので、
もし次回こういう機会があれば前もって必ず考慮に入れる事になるだろう。
(の筈だが、、、)

今回、久保田真矢さんがいなければ、
事件や事故が起きても全くおかしく無い状況だった。

が、少しだけ弁明させてもらえれば、
ポジティブオルガンではあるが
今まで亀谷喜久子さん、上野静江さん、能登伊津子さん、
といったベテランのオルガニストと共に演奏する機会が持て、
それらのコンサートを主催、運営できた事も、
オルガンの実際を教えてもらう機会となり、
それらがある程度下地にあったのは間違いない。

でも、でも、、

今回のフルオルガンから比べれば
ポジティブオルガンを準備する段取りと
フルオルガンを準備する段取り
「別物」の部分が余りに多かった。

ただ、一緒に演奏した、とか演奏会を手伝った
、程度では準備の行程で見えてこない事も多い、、。

だから、今後も要注意の「フルオルガン」である。

さすが「フルオルガン」使えば使っただけの効果は必ず出る。
しかし、未知、未経験、であればその分リスクは高く、大きくなる、、。

必ずベテランオルガニストに演奏会の準備段階から相談する事。
これ、フルオルガンを使う時の鉄則!

久保田さんに感謝!
そしてその出会いをもたらしてくれた、
今回はソプラノソロを引き受けてくれた緋田芳江さん
初め仲間に大いに感謝!







やはり、人こそ宝。

そして、日々、勉強。





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Last updated  November 28, 2006 04:37:02 PM
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