2005/10/30(日)20:56
秋季大会
今日は息子のお世話になっている剣道教室の秋季大会。
個人戦や親子大会、全体を二分しての紅白戦など、教室内だけの大会
とはいえ、真剣勝負にはかわりない。
私は一応お手伝いもあるので、夫には娘の面倒を見ていて欲しいのに、
朝早くから川釣りに出かけてなかなか帰って来ない。
私たちがもう家を出るって時に、ハゼ2匹をもって帰ってきていた。
低学年(1~4年生)の中でくじ引きして対戦相手が決まり、息子の
初戦は4年生の強いお兄ちゃん。う~ん、いやな予感はしたものの
やはりあっさり2本取られてしまう。
敗者復活戦も1本はとってなんとかひとつは勝ったものの、次の試合は
同級生の女の子にちゃっかり1本取られて負け。
声は出してたし、勝ち負けじゃないとはいえ、脇もガラ空きのすっきり
しない試合内容に、私も夫も言葉が出てこない。
午後からの紅白戦も結局引き分けであっさり交代。
夫はまた(体調不良だったこともあるが)ひとり先に帰ってしまう。
そんな内容だったにもかかわらず、しばらくすると息子はへらへらと
まわりの子とおしゃべりしたりして、他の人の試合を集中して見て
いないのだ。
も~イライラは頂点に。「他人のふり見て~」ということわざがあるが、
やはりいいところも悪いところも、先生の話だけじゃなくて自分自身が
意識して他の人のやっているのを見て吸収していかないとほんとに進歩が
ないのだ。
ただ稽古に行ってるってだけじゃ、時間を費やした意味が半減してしまう。
そんな親の気持ちを知ってか知らずか、息子は参加賞や精勤賞をもらった
のにも気をよくして、打ち上げでもカレーを平らげお菓子もらって上機嫌。
暗くなって帰宅してから、寝ていた夫は起き抜けに
「こんどパパが見に行く試合であんな風にしてて負けたら
剣道辞めてもらうぞ。」というのだ。
は~。いきなり~。息子は涙、涙。
まあもういい加減にそれくらい切羽詰った気持ちで稽古に臨んで欲しい
のは確かだが、親子大会にも出てやる訳でもない(みな結構楽しそうに
親子で出ていて息子も出たいのだが、夫が首を縦に振らない)のに、
子供にだけ要求するのは・・・。ちょっと納得いかないが、今日はもう
私にも言い合う気力も残ってない(ぐったりな)ので戦いは挑まないこと
にした。
その後風呂上り、ビデオを見始めて懇々とお説教すること一時間。ふ~~。
よお~く聞いてみると夫の言ってることにも一理ある。
息子はもう3年生。年中の頃から数えてはや5年目。もう「声が出てる」
ってだけじゃ済まない年齢になってきているのだ。息子より稽古に出る
回数の少ない子達が私のような素人がみても明らかにきれいな形の剣道を
している。息子はそれに気づいてもいなかった。ただ負けた、という結果
しか残っていなかった。
親子で(夫は泣かないが)泣きながら話し合い、次に賭けてみる約束をした。
これでよかったのか・・・わかりません!!難しいです!
でも、くたびれました・・・。