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カテゴリ:それ以外
サンテレビで放送されている96年BS版怪傑ゾロですが、そろそろ終了が迫っています。
そして、今日のお話はなんともタイムリーなものでした。 18世紀末のスペイン領カリフォルニア。人々は軍の圧政に苦しめられていました(もっとも、当時の現実の時代背景で考えれば、軍には軍で「なんでスペインからこんな田舎に飛ばされんといかんのじゃ!」というやけくそな一面があったのが下地らしいですが)軍は時代劇の悪代官よろしく、悪徳商人の「南インド貿易」と組んでやりたい放題。ついには、新型の大砲を使って反乱ゲリラを次々と潰しに掛かっていました。 「反乱を企てる者、及びゾロの情報を届け出た者には金貨5枚!知っていながら隠し立てした者は財産没収、あるいは死刑!」 このような命令を出した後の南インド貿易の一言がまた憎らしくて、このあとのカタストロフィを考えれば、逆に快感でしかありません。その一言とは 「所詮正義だの愛だの言っても、世の中は金ですな。もうこんなに情報が集まりました」 今のどこかのIT企業社長の逮捕とも被ります。 ゾロはその後処刑寸前の反乱ゲリラを救い出し、新型大砲を破壊するのですが、そこがまた格好いい。 悪人と言えども無益な殺生はしない、大砲を爆破するときに大砲の傍にいた悪人の科学者もまた、救出を行うのです。 ああ、こんな良作がビデオやDVDになっていないというのは惜しいですねえ。 スカパー!あたりでまたやってくれないですかねえ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 24, 2006 08:18:50 AM
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