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IUI

2003年3月5日、その時はアウトペイションのクリニックで研修中。これも家から通える距離だったので、この手術も学校中でしたが実行できました。(この日の日記に要塞は載っています)

その後4月の頭からクロメッドを飲み始めて不妊治療にいきなり入りました。これは、クロメッドで卵を増やして、そこに取り出した精子を送り込み受精させると言う方法です。IUIと呼びます。(人工授精)

最初のクロミッドで卵が6個位できた様です。(4/7.8の日記にそう書いてある)
そして、11時(夜)に自分で注射を打って、次の朝にクリニックへ。ここで始めてのIUIをしました。精子を送った後、お尻を10分位高くしてそのままベッドの上で寝ています。どうもこの時、生理痛のような痛みがあったらしいです。(覚えていない)

確かこの治療のあと、名前は覚えていないのですが、着床を促す薬を直接膣の中に入れるという事を妊娠が発覚する日までやります。

そしてこの後、日記には書いてないけど、クリニックに行っている間に結果が出て、駄目でした。

その後、2度目のIUIを4月に受けて、5月に結果がでます。
これも駄目。

この後、夫のドイツ出張や不妊治療自体に疲れてしまい治療をやめます。

約4ヵ月後の9月17日にまた治療を開始します。
やり方は同じですが、今回が3度目なので、これで駄目だった場合はIVFに進むという話をしました。確かこのときに作った卵は4つ位だったのですが、どれもが結構成長していて、もしかしたら3つ子以上が出来るかも知れないので、2つ減らしましょうとIUIの前に言われました。

が、今まで2回やっても駄目だった訳で、今回も出来る保障は無い。私達はもしかしたらIUIでは出来ないのではないかと思っていた位だったので、4つ可能性があるのに、態々可能性を2つに減らすことは無いじゃないか?と、殆ど医師と対立するように4つの卵のままIUIをやりましたが、ヤッパリ結果は駄目でした。

この後、カウンセリングをして、おじいちゃん先生からIVFが次のステップである事と、夫婦二人で今後の将来の事を良く話し合うように言われました。これは、日本では絶対ありえないかも知れないですが、これはかなり心のケアの治療だと思います。もしかしたら、子供が出来ないかも知れない人生も選択としてある事など、夫婦のあり方、そしてこれからもしかするととても辛い(精神的に)治療があるかも知れないこと、それに対して、夫婦の絆を続けていけるだけのものが二人に備わっているのかどうかを、考えさせてくれるケアだったと思います。


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