2006/09/10(日)10:42
★ネジ1本外すのがこんなに大変だなんて..._| ̄|○
雨が小降りになったスキに、昨日出来なかったネジ外しを行う。
ダイソーで買ってきた、先がボールポイントになった六角レンチ。
角度をつけてもネジを回せるとのことだったが、あまりにもクリアランスがないのと、ネジが恐ろしく強いトルクで締まっているのとで役に立たず_____。
ネジ穴をナメ始めたのであわてて使うのをやめた。
仕方ないので、実家に行って普通の六角レンチをグラインダで加工し、狭いところでも使えるようにしてみた。
これは大成功。うまく穴にはまった。
しかし、恐ろしく強いトルクで締め付けられているので、人間の力じゃビクともしない。ハンマで柄の部分をたたいて、ようやくネジを緩めることが出来た。
しかし、ここに来てようやく気づいたことがある。
これってネジを緩めても、ネジを外せるほどの"隙間"がないってこと。
( ゚Д゚)ポカーン
ヽ(`Д´)ノウワァァァァン
きっちり固定しておくよりマシかもしれないので、とりあえず緩めたままで様子を見ることにする。
時々周りに影響が出ていないかチェックしてやれば問題ないだろう、ってことで。
(パイプに巻かれているゴムがちょっとキズだらけになっちまった...)
と言うわけで、エアインテークパイプの交換はこれにて終了!!!!
おっと、そうそう、折角パイプを外したので、ノーマルパーツと重量を比較してみた。
ノーマルが320g、ZEROスポーツのが665g_____。
重さが約2倍に増えているが、この"ネジ"部分に与える影響はどうだろう。
まあその程度の安全率は見込んでいると信じたい。
それから、この作業をしていてひとつ疑問に思ったことがある。
工業系の高校だったんで、熱力学とかの授業も受けた。
でも日常生活で全く使わないし、教科書もとっくの昔に古本屋に叩き売っており、キレイさっぱり忘れたけど。(笑)
なので、間違っていても笑って許して欲しい、いや、ホントのところを教えて欲しい。
疑問に思ったのは、「これって、吸入したエアの温度上昇に一役買ってるんでは?」
ということだ。
エンジンルームを開けて作業をしているときに何げに触ってみたら、熱かった。
そりゃそうだ。
ちなみに材料の熱伝導率を調べてみた。
純正部品の材質やステンレスの種類がはっきりと分からないので、大雑把な数値を
載せておく。
ステンレス -> 16.7~20.9 W/(m・k)
ゴム -> 0.1~0.3 W/(m・k)
(シリコーンゴム 0.167~0.149 W/(m・k))
多少の誤差はあるかもしれないが、それでも明らかに開きがあるのは間違いない。
しかし、むき出しのいわゆる"キノコ型"でもステンと見られるパイプは使用されているし、チューニングカーのエンジンルームにもそれらしきものを見ることができる。
これはあまり気にしなくていいのだろうか?
もちろん内部の温度を計測したわけではないので、思いのほか中の温度は高くない、ってことはあるかもしれないのだが。