2009/04/22(水)06:27
★ダクト付きのフォグランプカバーを作ってみる。(・∀・) 5
前回の作業はこちら。
バンパーがすぐ後ろにあるので、そのままダクトを斜め下に向けるのは不可能だということが分かりました。
なので、上側は蓋をして、下半分だけ穴を開けることにします。
今回のダクトは完全に"お飾り"なので、デザイン優先です。
カバー全体を青で塗装し、本来穴にしたかった部分全体を黒で塗装すれば当初の目的通りの位置・大きさでダクトがあるように見えます。
でも、全体を艶消し黒で塗装するってのも捨てがたい...。
塗装についてはゆっくり考えるとして、天気のいいうちにどんどん作っていきます。
今回大活躍したのが『油粘土』です。
以前、FRPでいろいろと"置物"を作ったときに原型に使っていたので売るほどあります(笑)。
これでどんな形状のダクトにするか決めて、FRPを張り付けていくとにしました。
油粘土はFRPにくっつきませんし、溶かすこともありません。
逆に言うと、本来くっつけたい部分に油粘土があるとまずいことになるので、余計な油分をあちこちに付けないように注意して使う必要があります。
それさえ気をつければ、低コストで扱いやすくてとても便利なアイテムです。
油粘土の上に貼り付けた状態_____。
粘土は裏から掻き出します。
FPRの必要無くなった部分はディスクグラインダーで削り落とします。
今回(失敗から)学んだこと_____。
FRPのクロスに関することが中心です。
(1)クロスに樹脂を付けて硬化させても、たいして硬くならない。
クロスだけだと、網戸の網よりちょっと固い程度にしかなりません。
マットを張ってナンボです。
(2)クロスは1層目には向いてない?
もしかしたらゲルコートとかを使えば別かも知れませんが、一層目にクロスを使ってしまうとヤスリがけの途中にクロスが出てきてしまうと、ケバだって表面がなめらかになりません。
上に樹脂があってナンボです。
(3)クロスはほどけやすいのでいろんなサイズを準備する
クロスとスプレー糊の組み合わせは非常に便利なのですが、クロスを型の形状に合せてカットするとすぐにほどけてしまいます。
なので、クロスはいくつかのサイズを用意し、なるべく少ないカットで使うのが良いです。
(クロスは端っこを"まつり縫い"みたいにして売っている)
形状が決まってしまえば後はヤスリがけ中心の楽しくない作業が延々と続きます。
すでに憂鬱だ(笑)。
ちなみに紫外線硬化パテはサランラップや銀ホイルにはくっつきません。
銀ホイルを使って、エッジやちょっと足りない部分を補完することが出来ます。
上の方の写真の黒丸の部分とか、やたら白いところはこのパテです。
大きく気泡が入ってしまったところは思い切って破壊して、このパテで穴埋めしています。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*´▽`*)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・
紫外線硬化パテ、本当にお世話になってます!!
これが無かったら私の作品は完成しません。
短時間で硬化するし、FRPの樹脂より硬くなるし、安いし、ありがとうホルツさん!!
屋外で紫外線を吸収すると硬くなるポリエステル・パテホルツ ノーミックス MH128
深い傷の穴埋めに!TOOLS紫外線で硬化するソーラーパテ、サーフボードの修理にリペアーキット