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カテゴリ:essay 育児
あなたの子は、
あなたの子では ありません。・・ あなたを通って やってきますが、 あなたからではなく、 あなたと一緒にいますが、 それでいて あなたのものでは ないのです。・・ あなたは弓です。 その弓から、 子は生きた矢となって 放たれていきます。 射手は無窮の道程にある的を見ながら、 力強くあなたを引きしぼるのです。 彼の矢が強く遠くに飛んでいくために。・・ -カリール・ジブラン「預言者」より抜粋 「こどもは神様から預かったもの」 母がよく話していました。 ちょっと冷たいなぁ・・と 感じたこともありましたが、 自分は神様のものなのだ、 と教わったことは私の財産です。 人の期待にでも、 親の期待にでも、 自分の願望にでもなく、 神様の喜ばれる道に従って 生きればいいのです。 こどもを与えられたときにも、 「託された大切ないのち、 ご用にお返しできるように育てよう」 と夫婦で話し合いました。 礼拝の後、待望の献児式がありました。 (キリスト教のいわばお宮参りです) 子をゆだねられた責任を感じるひとときでした。 ジブランの詩のいう「射手」とは神様のこと。 「無窮の道程にある的をみながら・・」 と詩人はいいます。 わが子に与えられている人生の的が 射手の思いの中にはすでにあるのですね。 それにふさわしく彼女を育てられるように、 日々新たに、知恵を祈ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 7, 2005 01:17:06 PM
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