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りりたんのPSO周回日記

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秘術大全

驚異の秘儀と戦慄のパワーを体得せよ 「秘術大全」 4月28日(金)発売!

秘術大全

はじめに

 D&Dのセッションには、毎回必ずと言っていいほど、どこかに秘術魔法の力が登場する。キャンペーンに参加しているプレイヤーが誰も秘術魔法の使い手をプレイしていなくても(そんなことはめったにないだろうが)、英雄たちはいつか必ず秘術的な力を操る悪役や味方NPCに遭遇する。無論、秘術呪文を用いたり、生まれながらに擬似呪文能力を持つモンスターもたくさんいる。自分自身が魔法に関わりを持っていようがいまいが、秘術魔法の力を侮ることは英雄たちにとって命に関わる危険な行為なのである。

魔法の本質

 魔法によって、キャラクターはさまざまな驚異を成し遂げることができるが、魔法の持つ制約――独占性、秘密性、不確定性――をロールプレイすることもまた重要である。
 “独占性”とはすなわち、魔法は誰にでも使えるものではないということだ。これは魔法と科学技術の最も大きな違いである。科学技術はひとたび一般的な知識となり、ある特定の技術的条件を満たせば(たとえば火縄式のマスケット銃を製作すれば)、それを手に入れた者は同様の技術的作成プロセスを経ることによって同じ成果物を手にすることができる。
 ところが、魔法と科学技術とでは、知識の伝播の仕方が大きく異なる。たとえば火縄式マスケット銃のある世界の平均的な都市であれば、火縄式マスケット銃を作成するのに充分な技能を持った者が100人はいる。ところがある新呪文を使いこなしたり、ある秘術的な効果を複製するのに充分な知識を持った魔道師となると、1ダースほどしかいない。たとえ魔法的な知識が公になっていたとしても、大多数の民衆にはそれを使う能力がない。彼らには魔法を使うために必要な遺伝的特性や、気まぐれな神格の祝福、あるいは長年の修行と瞑想によって鍛えられた精神といったものが欠けているのだ。
 “秘密性”とは、魔法の独占性、つまり文字通りの意味において“知は力”であることから必然的に生じるものである。賢明な魔道師は、見知らぬ者へ呪文の知識を分け与えることにひどく慎重になるものだが、その結果として、魔法の技術革新は発見と喪失の繰り返しになりがちとなる。無数の断片的な研究と伝承が何度も繰り返し発見されるのが秘術の世界である――技術革新の集積は個人レベルで行なわれ、新発見は秘匿されたり、発明者の死とともに忘れ去られたりしてしまうのだ。
 最後の“不確定性”とは、秘術魔法が本質的に未完成で不完全であることを意味している。どれほど強力な秘術士であろうとも、すべての呪文、すべての特技、すべての発動方法を修得し得た者はただの一人もいない。魔法においては最強の呪文さえ絶対的なものではなく、あらゆる秘術法則には例外と予期せぬ問題がついて回るのである。


秘術使いと魔道師とウィザード:その定義は?

 秘術呪文の使い手はさまざまな用語で記述される。その中には特別な意味を持つものもあれば、単なる雰囲気付けでしかないものもある。
 アークメイジ(大魔道師):上級クラス“アークメイジ”(『ダンジョン・マスターズ・ガイド』P.172を参照)のレベルを有するキャラクターのこと。ただし、高度に熟練した魔道師(メイジ)は、実際に“アークメイジ”クラスを有していなくても、しばしば大魔道師(アークメイジ)と呼ばれる。
 ウィザード:“ウィザード”クラスの一員のこと。この用語には専門化したウィザードと専門化していないウィザードの両方が含まれる。ただし、ウィザードの専門系統が判明している場合は、専門家としての適切な呼称で記述される。
  ウォーロック:“ウォーロック”クラスの一員のこと。本書の解説を参照。
  専門家ウィザード:特定の1系統の魔法に専門化したウィザードのこと。専門家はそれぞれ、その専門系統に応じた正式な呼称――幻術士、召喚術士、死霊術士、心術士、占術士、変成術士、防御術士、力術士――で記述される。
  ソーサラー:“ソーサラー”クラスの一員のこと。一般的に、ソーサラーであるかウィザードであるか知られていないキャラクターは、魔道師または秘術使いと記述される。
 秘術使い:秘術呪文を発動できる、すべてのキャラクターのこと。この語は基本的に「秘術呪文の使い手」と同義である。
 魔道師(メイジ):呪文発動を第一の才とする秘術呪文の使い手のこと。たとえばウィザードやソーサラーは魔道師と呼ばれるが、バードが魔道師と呼ばれることはない。バードにとって呪文発動は何でも屋としての才能の一面に過ぎないからだ。

秘術大全

『秘術大全』 基本クラス
ウーイァン ウォーメイジ ウォーロック

『秘術大全』 上級クラス
アージェント・サヴァーント アコライト・オヴ・ザ・スキン イニシエイト・オヴ・ザ・セヴンフォールド・ヴェイル ウェイフェアラー・ガイド  エイリアニスト エフィジー・マスター エレメンタル・ヴァーント エンライトンド・フィスト グリーン・スター・アデプト サブライム・コード シーカー・オヴ・ザ・ソング ジオメター スエル・アルカナマク フェイトスピナー ブラッド・メイガス マインドベンダー マスター・トランスモグリフィスト メイジ・オヴ・ジ・アーケイン・オーダー ワイルド・メイジ

『秘術大全』 秘術系キャンペーンについて



内容(「BOOK」データベースより)
秘術魔法の力は人の心に畏怖を呼び起こす。それゆえに秘術の使い手たちには謎と伝説がつきまとう。古の知識、生来の才能、超自然の存在からの賜り物―その魔力の源が何であれ、彼らは想像を絶する力を自在に操る、強大なる万能の魔法使いなのだ。本書を導入すれば、どんなクラスのキャラクターにも秘術魔法の力を授けることができる。本書には新たな基本クラス、上級クラス、特技、呪文、モンスター、魔法のアイテムに加えて、呪文による決闘や秘術結社などの、魔法に満ちたキャンペーン世界運営のガイドラインも掲載されている。

内容(「MARC」データベースより)
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のプレイヤー向け秘術魔法ガイドブック。新たな基本クラス、上級クラス、特技、呪文、モンスター、魔法のアイテムに加え、魔法に満ちたキャンペーン世界運営のガイドラインも掲載する。


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