ｔａｒｏの気まぐれダイヤリー

今年のＪＡＦＣＵＰはホント雨に翻弄された１日でした。

朝５時に春日井を出発し、調子よく７時前に名阪に着きました。到着した時には曇り空だったけど雨は降っていなくて、何とか１本目くらいは持って欲しい・・・との思いも虚しく開会式が始まるくらいからポツリポツリと雨粒が落ちてきた。。。
しかも気温は全然上がる気配も無く、マーシャルの西川君が走っているのを見ても全然タイヤがグリップしていないのが解る。彼のタイヤがどんな状態だったかは解らないけど、少なくともＤＬであることは確かなので、今日のｗａｎｉさんの戦いは厳しい物になるなって予想は出来ましたが。

１本目。Ｎ３の頃には既にコーナーの至る所で水溜りが出来るほどの良くない状態。Ｎ２の車でも前に進むのが難しいのに、ＦＲのＮ３はアクセルワークが更にナーバスになる。また名阪の特徴として縁石の使い方があるが、今回は乗せられる場所が限られてかなり厳しい。案の定ｗａｎｉさんのＦＤはアンダーがきつくなかなか向きが変えられないし、抑えてコーナーの出口に来ると今度はオーバーが顔を出す・・・この悪循環が最後まで尾を引き１位に大きく水をあけられる。中部勢ではもりし～が２番時計で一人気を吐くが、今年は近畿枠からの参戦で雨の名阪も何度と無く走ってきた結果が結びついているのかもしれない。
２本目は若干１本目より路面状況が良くなったものの、やはり路面温度が上がらない状態ではＤＬ勢はかなり苦戦を強いられているみたい。。。ｗａｎｉさんのＦＤの特性なのか、他のＤＬよりもアンダー・オーバーの発生が大きく出ており、そんな中で１６秒台中盤を出すのがやっとだったと思います。一方ＹＨを履くもりし～は１本目の反省を元に２本目は最小のスライドを駆使しながらも高い車速で各コーナーを攻め、結果として１位を獲得しました。

勝負の世界なのでタラ・レバは無いけど、もしドライになってももりし～は優勝していただろうけど、少なくともｗａｎｉさんにもその優勝争いに絡めるだけのタイムが出せると思っていたのですが、この冷たい雨が色々なドラマを作り出したような気がします。

今年最後のＢＩＧイベントが雨になってしまってチョット残念でしたが、来シーズンに向けて既に戦いの火蓋は切って落とされました。僕自身もこのオフにＳ２０００とのコミュニケーションを取って行きたいと思います。