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May 6, 2008
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カテゴリ:伊庭求馬孤影剣
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「あぁ、良いお風呂でしたよ、疲れがすっととれました」

 お蘭が顔を桜色に染めて戻ってきた。部屋に風呂の匂いと女盛りの体臭の

入り混じった香りが漂った。

「一杯、飲みますかえ」  「はいな、頂きますとも」

 猪の吉の注いだ酒を色っぽい頤(おとがい)をみせ飲干した。

「二人とも聞いてくれ、明日は待望の上諏訪に着くことになる。我等は

そこから諏訪湖に向かう」  求馬が厳しい顔で告げた。

「いよいよ信玄の隠し金塊を探りだしますか?」  猪の吉がはしゃいでいる。

「それが可能かどうかを見極める」

「旦那、絵図があれば見つかるのでしょう」  お蘭の顔にも興味の色が浮かん

でいる。  「それは現地を見ねば判らぬ」

「絵図が偽物てえ訳ですかえ」  猪の吉が不審そうな顔で膝を乗り出した。

「わしは、諏訪家の城の古書を調べた」  求馬が仔細を語りはじめた。

 もともと諏訪家のお城は島崎城と呼ばれ、信玄の侵略によって滅ぼされる

までは、諏訪湖の岬に築城されていたのだ。だが武田家が滅亡し太閤秀吉の

命で日根野高吉が、島崎城を廃城として角間川の三角洲に新城を築き直した。

それが今の高島城であった。求馬が喋りを止め、二人を順に見つめた。

「そうすると絵図に描かれた場所は、今の高島城を目安としやすと全く

違った場所という訳ですかえ?」

「そう云う事じゃ。だから現地を見ねば判断が出来ぬのじゃ」

「何ですか、つまらないの、それじゃあ骨折り損ですよ」

「お蘭、道中の旅はどうであった?」  「それは楽しい旅でしたよ」

「ならば金塊が見つからずとも良しとせねばな」

 求馬が覗き込むようにしてお蘭の眸の奥を見つめた。

 旅先の岩風呂で抱かれた時の興奮を思い出し、お蘭が顔を赤らめた。

 この道中に同行した事で、そんな楽しい経験が出来たのだ。

 その晩の食事は豪勢そのものであった。諏訪湖で捕れた、わかさぎや魚介類

と野菜の天麩羅、野沢菜の漬物、蕎麦、食後には林檎、梨、葡萄が出された。

「豪勢ですな、たまには茶漬けなんぞが食いたいね」

 猪の吉が贅沢な愚痴をこぼしている。

「女中さん、信濃でも天麩羅があるんですね」

「はい、最近、江戸から流行って参りました」

 女中が食後の果物を剥きながら答えた。  「天麩羅が食えるとはね」

 猪の吉が、わかさぎを口にして呟いた。

「江戸にもどったら、江戸前の魚介類を食べさせてあげるよ」

「楽しみにしていますぜ、だが道中の食事にも飽きたね」

 そんな二人の会話を聞きながら、求馬は黙然と思案しながら独酌している。

 そんな横顔を時折、女中がうっとりとした顔つきで盗みみている。

 求馬の虚無感を漂わす容貌が、女心をくすぐるようだ。

 食事が終わると猪の吉が真顔となって口を開いた。

「雨も止んだようです、あっしは夜風に吹かれ魚安に忍び込んできやす」

「無理はするな」  「丁度、腹ごなしです。奴等の思惑を探ってめえりやす」

 猪の吉が、そっと部屋から外の闇に忍び出て行った。

 求馬は暫く独酌し、「お蘭、ひと風呂浴びてくる」

 一声のこし手拭を持って風呂場に向かった。  「つまんないの」

 ようやく二人になったというのに、ついつい愚痴がでる。

「そうだ旦那のお背中を流してあげよう」  そう思い、そっと風呂場に向かった。

 風呂場から湯の音が聞こえてくる、お蘭が浴衣の裾をはしよった。

 求馬が檜の腰掛に尻を乗せ躯を洗っている。そっと足音を忍ばせ近づいた。
 
「お蘭、丁度よいところに来た、背中を洗ってくれ」

「気づいていたのですか?」  お蘭が顔を赤らめた。

「早くいたせ」  「はいな」  盥に湯を満たし手拭を絞り、求馬の背中を強く

擦った、面白いくらいに垢が気持ちよくでる。

「お蘭、襟元をひらけ」  求馬が思いもせぬ言葉を吐いた。

「はいな」  恥ずかしさを堪え胸元を大きくあけた、豊満な乳房がこぼれた。

「もそっと寄れ」  近づくと力任せに抱きすくめられ、乳首を吸われた。

 恍惚となり裾が乱れ、肉置き豊かな太腿が顕となった。

 唇が乳房から首筋へと這いまわり、お蘭が恍惚の呻き声をあげた。

 手が自然に求馬の股間を探った、そこは硬く熱く燃えていた。

「旦那、抱いてくださいな」  はしたないと感じたが、ついに口から出た。

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Last updated  May 6, 2008 11:27:30 AM
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