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空が好きのひとりごと

空が好きのひとりごと

その後

私は、霊的に幼く餓え乾いていた。原理は私の心を満たし喜びにあふれさせた。けれど、統一教会のレールに乗るためには、両親を説得しなければならなかった。

両親の価値観と私が目指そうとする価値観はぜんぜん違うものだった。
人生について、人間について、罪について、死について、宗教について
親と深く話したことがなかった。
そんなこと、父にとって、母にとって、宙に浮いた足を地につけてないバカバカしい考えだったのだ。
私の目は、内的なものに向けられていたのに、特に母は、外的なことばかり気にしていた。人間の根本的な問題より、具体的に食べること、世間体のみてくれ、なにをいっても、通じなかった。悲しさより腹立たしかった。こんなにも私を馬鹿にし、信じてくれなかったことが。
今思えば、あんなに反対しなかったら、こんなにものめりこんでなかったかも

いやいや私の問題だ。信仰とは反対されればされるほど、のめりこんでしまうところがある。といいたいだけ。

私も幼かった。統一教会がきっかけになったけど、両親と会話がないことがもっと問題だったのだ。
生きて食べることがあの時大変だった。借金抱えながら、3人の兄弟が、大学生だったのだから。

無言で飛び出してしまった。

胸が痛かった。手をきられ、足をもぎ取られたような痛さ。
心が傷ついても、こんなにも痛いなんて知らなかった。母の苦労を思ったら締め付けられそうだった。もう、帰る家はない。動機がよければ結果はいいはずだと信じ、神様のアダム、エバを失った心情、イエスの十字架の痛みを感じていた。母の苦しみを家族の悲しみを背負いながら、

サークル活動の仲間たち、ボランティアをやってた。大好きなピアノの先生
漫画、さだまさし、ユーミン、ロングバケイション、スパゲティ みいんなさよならして、さよならしてしまった。


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