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空が好きのひとりごと

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May 19, 2007
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カテゴリ:韓国という国
ここの山には木がない。オンドルの燃料に使ってしまったのだ。この山に5月になるとアカシアの花が咲く。香りがとてもいい。この木は、日帝の時、日本人が、植えていったそうです。いいことは香りだけで、木としては何の役にも立たないそうです。おまけに成長するのが早くて、他のもっと私たちの生活に役に立つ木が大きくなることを防いでいるそうです。山に木がないことも日本人のせいなんて悲しくなりました。生態系にまで影響を及ぼしているなんて。

なんでも都合の悪いことは日本人のせいで、日帝さえなかったら、日本よりもっと立派な国になっていた。と聞かされるたびに、この国には反省という言葉はないのかと情けなくなります。

日本は本当に木が多いところです。豊かな森は先人が遺してくれた遺産だと思います。
ただ生えてきただけではないことがよくわかりました。守って、手入れをしてきた長い歴史があるのですね。こんな、ものを大切にする心が日本人にはあると思います。
中学校の時比叡山にいったことがあります。その周りは何百年もする木で囲まれています。
その中に立ったとき、なぜか畏怖というものを感じたのです。人間の力では及ばない何かに対して不思議で、おそろしい思い。その木にこもった、魂を感じたと言えばいいのか。
 
ものに魂があるというのは、日本人の独特の考え方かもしれない。
小さいころ、本やものさしをまたいだり、踏んだりしたらひどく怒られた。
私たちの生活を豊かにしてくれる道具をたとえ小さくなんでもないように見えるものでも大切に扱うことをこんこんと教えられてきた。
ここでは、物は物でしかない。使う人が便利であろうが不便であろうが、作った人には関係がない。ようは儲かれば、お金にさえなればいいのだ。だから見てくれのよさ、安さを追求する。

物を作ることにおいては、技術だけではなく、その精神性を大きく認められているのだと思う。簡単で単純な機械でも、日本製には追いつかない。
その理由があるのだ。どんなにウリナラマンセーといっても学ぶことを学ばないでは国際競争力を持つことはできない。韓国の事情にあわせた、まねをするんじゃなく、独自の技術開発をやってほしい。そして本当の意味で国際社会で認められる国になってほしいと思う。





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最終更新日  May 19, 2007 10:17:16 AM
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