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この映画のもう一つの軸は、いとこに犯されたヒロインだ。わずか15さいで、いとこによって犯され、自殺未遂を繰り返すが、彼女が憎んでいるのは、いとこではなく、犯された娘を恥ずかしく思い、その原因を被害者である彼女に求め否定する母親だった。その母親を彼女が死刑囚に会い許されて変わっていく姿をみながら、彼女自身もまた、母親を死よりも生きてゆるすことを選んでいく過程が描かれている。
内容はすごく、重い。 できれば、考えずに通り過ぎたい問題だけれど、女の子を持っている親は、知識として知っておいたほうがいい内容だ。 特に韓国は、性犯罪であふれている。 知られているのは氷山の一角だ。くねくねと迷路のような路地の多い道でひそかに連れられて昼でも朝でも関係なく被害者が多いのを日本人の韓国に住んでいるお母さんはどれだけ知っているだろうか。 わずか12歳で被害にあった女の子は、それがどんな行為なのかも知らなかった。 学校に行く朝の通学路で引っ張り込まれた。 脅されて、いうままになるしかないその心に恐怖しかなかった。 母親は思った。どうして大声をあげなかったの。どうしていわれるまま従ったの。 情けない。自分の娘に思えない。恥ずかしい。こんなはずじゃなかった。 被害者であるはずなのに、攻められしかられ、はずかしめられてしまいやすいのです。 そして犯人は、捕まえられ、処罰を受けなければ、被害者はいつまでもそれを胸に怒りを抱えるしかないのです。それがいつ爆発するのか誰もわからないのです。 この女の子の犯人は、実はこのトンレに8人の小、中 学生の被害者がいた。 警察が、この手の事件は、誰も届けを出さなくて困る。犯人をもっとはっきりと、処罰するために、あの病院,この病院探しながら、口コミで被害者を探し当てるしかないことをいう。 親も、日本ほど警察を信じていない。この手の犯罪は犯罪でもないのだ。運が悪かったとあきらめるしかないのがこの国のやり方だ。自分の子は自分で守るしかないので、送り迎えも親がする。誰も頼ってはいけない。厳しいところだ。 自分の住んでいるところは、大丈夫だといえないのです。 子供が性暴力に巻き込まれたら、どうしたらいいのか、親としてどういう態度をとりどう対処するのか、考えておいたほうがいい世の中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 8, 2007 11:56:20 AM
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