通りすがりのブログ

2007/10/22(月)23:35

「9・11」とシオニスト・ユダヤ

気になるブログを見つけました。 9・11(ribon5235さん) 9.11事件について(「憲法と教育基本法を守り続けよう。 」さん) 世界貿易センターには、アメリカ国籍とイスラエル国籍の二重国籍を持ったユダヤ人が4000人勤めていたのですが、誰一人死んでいないのはご存じですか? 上記お二方が根拠として示されているのが、以下のサイト。 NHK解説委員・長谷川浩氏の変死考 9・11事件の真犯人のシオニスト・ユダヤとその日本国内の同調者・手先達である。その中心にいたのは小泉初め政府の中枢部とその同調者のNHK海老沢会長であった。従って、米英の諜報機関かその手先またはこれらから指示を受けた暗殺者が異論(本当は正論)を唱えた解説主幹長谷川浩氏を密かに自殺を装って始末させたのだ。その「死因」発表については、転落死による自殺だという結論を決め付けて、警察庁や警視庁中枢部に根回しして、密かに始末した。 シオニスト・ユダヤの第三次世界大戦誘導の挑発だった「9・11事件の真相」をあくまで、隠蔽して世界と日本をユダヤ側に立って参戦させようとしようとしている小泉のお先棒をかついでで協力し、 はじめのブログ主のお二方は、インターネット上に流通する情報を信じてしまう純粋な方だと思います。 しかし、情報の検討・検証も行なわないままに、鵜呑みにするのは非常に危険です。 陰謀論、とくにシオニストユダヤの陰謀論は根強く、世界中に残っています。 日本でも、(左系の人、右系の人問わず)信じている方は多く存在し、インターネット上でもときどき見かけます。 いわゆる「シオニスト・ユダヤ」の陰謀については、その源流は「シオン賢者の議定書」(「シオンのプロトコル」)にさかのぼることができます。これは、1890年~1900年頃に成立したこと、偽書であることがほぼ明らかになっています。 内容は、ユダヤ人が秘密の権力組織を形成し、世界征服を計画している、といったものですが、ユダヤ人大虐殺を行なったヒトラーも読んでいたといわれてます。 しかし、未だにユダヤ陰謀論は、世界中に根強く残っていることも事実です。9・11はシオニスト・ユダヤのしわざとする説も、元ネタは「シオン賢者の議定書」ともいえます。 と、ここまでは陰謀論を楽しくウオッチされている方々には、周知の事実だと思います。 私が着目したのは、今回の長谷川解説委員主幹の死を陰謀論に結びつけるその強引かつ全く根拠のない説、これは「シオンの議定書」をめぐる歴史の中でもあったことです。 イギリスで「シオンの議定書」を英訳・出版した新聞記者が急死していることから、「議定書」の信憑性を高める結果となっています。(実際は病気で死んだのですが、当時は暗殺説もあったようです。) 今回は、NHK解説委員が急死しています。暗殺だと主張する方、そしてそれを真に受ける方もいます。 「ユダヤの陰謀を明るみに出そうとした記者などが急死」という陰謀論者が好みそうな話の構成。昔も今も、陰謀論者の思考は同じようなもんなのでしょうか。貧弱な根拠により全体を判断しようとする場合、あるいは自分の考えているとおりに世の中が動かない場合、陰謀論は非常に便利な道具となります。 「こうあるべきなのに、その通り行かないのは、○○の陰謀のせいだ。」 こういった陰謀論は、特定の民族迫害につながりかねないことも認識しておくべきです。 ヨーロッパにおけるユダヤ人迫害の歴史、ナチスドイツの行いを例に挙げるまでもありません。 ribon5235さんは、コメント欄で、「どんな差別にも勿論反対です。」と記載していますが、根拠も無く、シオニスト・ユダヤの陰謀論に理解を示すのは、(意識する、しないにかかわらず)迫害につながりかねないという危険性を認識しているのでしょうか。 お二方が根拠に挙げている、 NHK解説委員・長谷川浩氏の変死考 で、お茶目な記述を見つけましたので、最後にそれを紹介します。 こういう「平和に対する罪」とネオコン・シオニストユダヤの共謀共同正犯の本質を見抜いた国民の戦争翼賛勢力に対する抵抗運動こそが、この「受信料不払いの歴史的な国民運動」であって全国民の覚醒と蜂起が望まれる。NHKをシオニストユダヤの手から国民に取り返さねばならない。「日本国民」 対 「ユダヤ追従売国奴達」の運命の戦いの「Z旗」は掲げられて、第三次世界大戦に参戦するか否かの剣が峰にある。 第三次世界大戦、ネオコン、シオニストユダヤの国際謀略への抵抗手段が「受信料不払い」ですか・・・ スケールが大きいのか小さいのか、サッパリ分かりません。 というか、単に受信料を払いたくないだけぢゃないんですか。 こんなこと書くと、巨大謀略組織の手先とか言われるんだろうか・・・にほんブログ村 平和

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