松岡農水相の自殺に思う
擁護の首相責任追及へ=松岡農水相自殺で野党>特に、安倍晋三首相の任命責任に加え、疑惑が指摘された松岡氏を擁護し続けた首相の対応を徹底追及する構えだ。>「(首相が)もっと早く解放してやればよかった。松岡氏は(自分が)したことと、首相からかばわれていたその相克の中で、悩み抜かれていたのではないか」>民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日午後、首相が野党や世論の批判に耳を貸さず、松岡氏を閣僚として起用し続けたことが自殺の一因になったとの見方を示した。任命責任を追及するとか、「松岡氏を起用し続けたことが自殺の一因」だとか、馬鹿な物言いは慎んでほしい。人間性を疑ってしまいます。松岡氏の「疑惑」はあくまで「疑惑」、法的な責任は果していた以上、どうこう言う筋合いのもんでもないし、しょせんは野党の追及も、道義的責任の範疇でしかありません。安倍首相は既に任命責任を認めています。松岡農相自殺、首相が任命責任認めるこれ以上何を追及するんでしょうか。民主党がこれ以上何を言おうとも、松岡氏の自殺の原因を、安倍首相に転嫁しているだけとしか思えません。自殺の原因がどうこういえば、法的な範囲での責任を果たしている松岡氏を、国会で吊るし上げ、道義的責任を追及しつづけた民主党が第一の責任者であるはずです。でもそれは議員としての仕事の一環で、松岡議員の自殺の原因について、民主党の対応を徹底追及されるものでもありません。それと同様、安倍首相も仕事の一環として、松岡氏を任命し、松岡氏を擁護しただけで、国会で責任を追及される筋合いは全くありません。全ての国政に携わる方々へのお願いです。一人の人間が自ら命を断ったことの重みを考えてほしい。人の死を政治の場で利用するようなマネは断固として慎んでほしい。松岡氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。今日は何ともいえないイヤな気分です。→にほんブログ村 政治ブログ