外為市場のメインストリーム

2006/09/27(水)23:06

レンジ内だがドル円強し

ドル円(47)

8月の米耐久財受注は前月比-0.5%と予想に反して低下。輸送用機器を除いた耐久財受注も前月比-2.0%だった。ただ、発表直後こそドル円は下落したものの、売りは続かず。 昨日書いた「バイアス」が掛かった動きといえる。この後には新築住宅販売件数の発表が控えているため、このような場合は一概にドル円の強さとして認識しないほうが無難だが、新築住宅販売件数は予想に反して良い結果で素直に反応が出た。今日は総じて強い動きだといえる。 とりあえずドル円の見通しを示しておくと今週、来週とも下値の目処は116.10付近まで。上値は今週が118.80、来週が118.90まで見える。要はレンジなのだが、再来週以降はこのレンジから抜け出す可能性が高まるため、それまでの間に方向性を見出す必要がある。したがって、レンジだからと気を抜いてウォッチするのではなく、大きく動いたときの準備期間として対処したい。

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