カテゴリ:本
「夫の居場所を残しておきたい」失踪した夫の事務所を継ぎ、京都で素人ながら探偵業を始めた下澤唯。ある時、行方不明になった夫・遠藤祐介を捜して欲しいという依頼が舞い込んだ。手がかりは、遠藤の愛人と噂される白石和美。だが、唯が尾行して2週間、和美は日がな八瀬遊園の観覧車に乗って、黙って時が過ぎてゆくのを待つだけだった。彼女は何かに絶望している・・・。 探偵事務所を訪れる人々の絶望と希望-静かな感動を呼ぶ珠玉の恋愛ミステリー。 7年の間に変化していく唯の心を映し描いた物語集、唯の友人の刑事・兵藤とのからみ、優秀な私立探偵の川崎多美子とのやりとり。 柴田よしきが、生まれて初めての「注文に応じて書いたプロとしての小説」 観覧車で見ていたものは・・・ 約束のかけらの 浮気調査のはずが・・・ 人の心は、おもしろいなあ。 事実は残酷だなあ。 人の心は 変わっていくのだなあ。 下澤唯の生き方好きです。 柴田よしきの本にはまってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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