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カテゴリ:風力発電
2011年9月15日 中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/economy/news/CK2011091502000177.html 【北陸経済ニュース】 100万円切る風力発電機 家庭普及へ ニッコー、年内発売 ニッコー(石川県白山市)は、出力一キロワットの小型風力発電機の低価格機を開発し、年内に発売する。基幹部品の調達先変更で、同等のプロペラ型では最安値の百万円以下を実現。一般家庭への普及に道を開く自然エネルギーの電力買い取り制度の本格導入をにらみ、競争力を高めた。 同社は、二年前に出力一キロワットの風力発電機「風流鯨(かぜながすくじら)KIDS」を発売。工事費込みの価格は百五十万~二百万円と高価なため、自治体や企業が導入するケースが大半だった。 そこで、コスト削減を図ろうと昨年、基幹部品の調達先を再検討。発電機は精密小型モーター大手の日本電産(京都市)にした。同社は自動車のパワーステアリング用などで培った技術を生かせる発電機分野への新規参入を模索中で、小型では全国トップシェアのニッコーに協力を打診。モーターの製造ラインで作ることで低コスト化を図った。 電力変換装置は、資本業務提携するTDK(東京)関係会社の田淵電機(大阪市)に依頼。同社は太陽光発電設備向けの同装置の大手で、スケールメリットを生かした低価格調達が可能になった。 並行して、プロペラの騒音抑制にも取り組んだ。スポーツ用品メーカーのミズノ(大阪市)子会社と炭素繊維製のプロペラを共同開発。従来の強化プラスチック製に比べて二割程度軽くし、風切り音を約15%抑制できた。 太陽光や風力などで発電した電力の全量買い取りを義務付ける、再生可能エネルギー特別措置法が八月末の国会で成立し、今後は買い取り価格や導入時期などが焦点になる。ニッコーの吉田誠社長は「ライバルの六割程度の価格で、低騒音でも強みがある。本格実施までに販売網を整備したい」と話し、全都道府県に一カ所ずつの代理店整備を急ぐ。 (網信明)
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最終更新日
2011.09.16 07:15:02
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