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「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

22 すこおし・・回復。

寂光・・・すこおし・・回復。

 は。
 「LaVie」の下位機を使っている。
 彼女は。(「てーかんし」から・・多分「じょせー」なのだろう
 すこおし。
 そう。15分くらい考えてから
 ユルユルと・・立ち上がる
 そん時に。
 「ういるす・ばすたあ」なんかが。
 勝手に更新される・・と
 に。
 15分くらい・・考え込んでしまう

 その間
 チットも変わらない画面を、
 ジーッと見つめている・・私
 「随分と大人になった」・・感じている

 昨日のこと。
 手持ち無沙汰(ぶさた)の余り
 昼過ぎから日記書き始めた
 3時過ぎアップしよーとする・・と
 「禁止されているワードを含んでま~す」
 って・・メッセージ
 が。
 「日常的に使う言葉」って。
 ・・そんなに拙(まず)いの・・か?

 ちょーど、その真っ最中
 職場から電話が入る
 「復職のために『直近までの記録』を至急、送って欲しい」云う

 仕方なく。
 「いんたーねっと・えくすぷろーらあ」で「楽天サイト」を、
 そして
 「まい・どきゅめんと」の「わーど」開いたまま

 「まい・どきゅめんと」の「えくせる」開き
 「外付けHDD」に保管してる「上司からのめーる」開き
 「以前送信しためーる」開き
 「あうと・るっく」返信しよーと・・した

 すると。
 何を話しかけても・・返事が・・ない

 「何かする」までに、酷く時間がかかり
 同時に「幾つかのこと」させようとすると、
 ・・ヒステリー起こす

 「NECのパソコン」は。
 ・・「うつ」なの・・か?

 3年に渡る「うつ生活」の間
 「メシ喰って寝てるだけ」
 そーして
 「何も判んないのっ。あ・た・し・っ!」
 と云う「涙ぐましい努力」重ねてきたのだ・・が

 余りの「ゆーじゅうふだん・さ」
 すこおし激怒したは。
 「のーと・ぱそこん」を。
 思いっきり、叩き付け・・閉めた

 数秒後に開けると。
 彼女の「文字」は。
 涙のためか・・「何色か」に滲(にじ)んで・・いた

 うろたえた私は。
 思わず・・「電源」を・・落としてしまう
 そーして。
 何度、電源入れ直しても
 画面には。
 「『しすてむ32』が壊れてま~す」ってメッセージ・・だけ

 「別の女性を探す」ほどの「金」は・・ない

 仕方なく。
 以前、NECの担当者に。
 怒鳴りつけて、
 オッと。
 泣いて頼んで
 タダ手に入れた「再いんすとーる用DVD」セットする

 それからのコトは。
 一度でも「じょせー」を怒らせたことのある男性諸氏
 なら・・判ってもらえる思う

 彼女が、機嫌を直すためには。
 どれ程の「血の滲(にじ)むような努力」が必要なのか・・を

 午前2時過ぎ
 職場の上司宛に「めーる」する。

 まあ。
 「10時間くらいは、誤差のうち」じゃないか
 って「江戸時代の時計」
 非常に優しい上司も。
 私と「オンナジもの」使ってること
 を・・祈っている

 そー云いながらも。
 「うつ」になるくらい、
 は、心配性である
 だから。
 ベッド横になって・・も
 マンジリとも出来ない

 部屋猫〈かふん〉「入れてっ!」って
 「引き戸に体当たり」する・・も
 東向きの窓から差し込む「朝日」さえ
 気が付かなかったほど・・に
 ・・・
 爆睡してたよーだ

 午前7時過ぎに。
 「燃えないごみ」を出そうドア開けたら
 飛び込んできた〈かふん〉
 「ぶにゃ。ぶにゃ。ぶにゃ~」
 って・・叱られた

 それから
 何もする気が・・しない

 ボーっしながら
 森雅裕著『蝶々夫人に赤い靴(えなめる)』読み返した
 「鮎村尋深」「森泉音彦」「爽やかな風」に。
 すこおしづつ。
 気分が、暖かくなっていく

 最近は。
 「何かしたくてウズウズしてる」のに
 ほんすこおし
 「気に入らないこと」が重なる
 滅入(めい)ってしまう

 別に
 「うつ」じゃなくても
 そんなコトくらい。
 いっぱいあるんだろーけれど

 「うつ」の怖さ振り返る
 凍ってしまう

 お腹が空いたので。
 サッキ買い物出た
 お腹が膨れたので。
 再び日記を書き始めている

 ブルーな気持ち
 「そよ風」の一吹きで。
 「ふつー」にもどれるの・・か

 だったら
 何時も如何でも良いのだけれど
 すこおし沈んだときだけ

 「こちふかば においよこせよ うめのはな」

 もう直ぐに冬だけれど。
 東風よ。吹けっ!


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