「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

2006/08/18(金)06:38

自由を謳歌する〈かふん〉?

『猫のいる生活』(301)

 今朝は、午前8時過ぎに眼を覚ました。  タバコを吸って眼を覚ませます。  「猫神」が部屋に顔を出します。  スッカリ外出の準備を整えていますが、顔色が優れません。  聞けば、昔からの知り合いの「結婚する・しない」に巻き込まれ一睡もしていないとのことです。  我が部屋猫〈かふん〉は、何時もの様に「引き違い戸」の隙間から逃げ出しました。  少しお話をして、9時前に「猫神」と一緒に車に乗り込みます。  自動車学校には、予定の30分前に到着してしまいました。  「猫神」は助手席で眠っています。  10時から講義ということです。  9時50分過ぎに「猫神」を起します。  スッと眼を覚ました「猫神」は、急ぎ足で、建屋に向かいます。  この後、少しトラブルが発生します。  「日記「うつ」人の考察:『スタイル』と『競争・格付け』について考える。」に詳しく書かせてもらいましたので、そのトラブルに関しては、割愛させていただきます。  午前11時前に部屋に戻ると、頭がズキズキと痛み、食べた「サンドイッチ」が上手く胃の中に納まってくれない不快感に支配されています。  腹立ちも含め、部屋の蛍光灯を消して、ベッドに横になります。  全く動く気力がありません。  何人か訪問販売委員が、開け放たれた玄関で大声を上げていますが、一切無視させていただきます。  疲れ切っていて「人と話すのが酷く億劫」になっています。  それが、定例句であったとしても・・・。  「猫神」がいない事を見越して〈かふん〉が、飛び込んできます。  26℃の設定で冷房をかけていますので、最も涼しいベッドの右下隅に丸まって、涼しげな顔をしています。  背中を擦ると、「仰向け」「手足を一杯に伸ばして横向き」など様々に寝相を変えながら熟睡しています。  肉球をプニュプニュして遊んでも、薄眼を開け「何するの?」と怪訝な表情をするだけで逃げ出そうとはしません。  〈かふん〉にとっては、「猫神」の居ない「冷房」のかかった部屋は天国のようです。  「杉の花粉」は、〈かふん〉と遊ぶ以外は一切何もできません。  食事も採れず、ヒタスラに眠り続けます。  高々1時間の送迎と、1時間の「漫画インターネットカフェ」でのマッサージ機。  これだけのことで、数時間の間、何も出来ないことに、少し苛立ちが募ります。  先日、職場から書類が到着し、「体制を整えたから、ユックリと養生してください」と涙が出そうな書類が入っていました。  職場復帰には、「復帰を求めてから1ヶ月以上の時間が必要」との表記もあり、早急に対応したいと心は焦ります。  しかし、現状をみる限り、「直ぐに職場復帰します」とは中々判断出来ません。 先日、主治医に相談した時も「中途半端に復帰しても・・・。」と復帰時期を悩んでくれています。  何はともあれ、8月28日に再び来院しますので、その時に主治医と相談して、決めようと考えています。  今は、「少しの『作業』で、如何しようもなく疲れてしまう体調を如何にかする事」が最優先の課題です。  でも「コンピュータ」や「散歩」、「出迎え」など「1時間程度の軽作業で、数時間の眠りが必要になる『脳の疲労の度合い』」には、如何して良いのか見当も付かないというのが本音です。  救いは、血圧の正常化と未だ検査結果は出ていませんが、少しずつ落ち着きつつある血糖値など、身体のバランスが整ってきたことぐらいでしょうか。  でも、非常に微妙なバランスですので、少し無理をすれば、一遍にバランスを失ってしまうことは、数ヶ月前に実証済みです。  今は焦らず、「小さなことからコツコツと!」  西川きよし師匠の言葉を思い出して、『脳の疲労を完全に取る』ための『睡眠』を最優先して、焦りがちな『心』を抑えていくしか方法は無さそうです。  『妻』からの電話があった午後7時過ぎから、少しずつ体調が回復していきます。  飲むことも出来なかった『抗うつ剤』と『鎮痛剤』を飲み、全く食欲がない中、「野菜タップリお弁当」を食べると、如何にかベッドから起き上がれる位には回復します。  パソコンを立ち上げ、「日記「うつ」人の考察:『スタイル』と『競争・格付け』について考える」を書き上げアップします。  更に日記を書こうと思いながら・・・眠ってしまったようです。  気が付いたら、午前5時半。  パソコンは勝手に電源が切れていました。  〈かふん〉は、実家に戻って「猫神」が居ないベッドで、自由を謳歌していましたが、今は、「引き違い戸」の隙間から、外に遊びに行ったようです。

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