「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

2008/02/17(日)15:32

蹊・・・しゃかい・の・ぽじしょん?

蹊(こみち)(26)

蹊・・・しゃかい・の・ぽじしょん?  私は「うつ」なのだけれど。  最近。  「躁(そう)」状態が続いてる。  だから。  「日記」が書けない?  すこおし前。  ネット配信記事か新聞で。  「うつ」が進む・・と。  「現実社会」よりも「ネット」って「バーチャル社会」に依存する傾向がある。  そーして。  会社を休んでまで「ネット」に嵌(はま)ってしまう。  と云う記事を読んだ。  確かに。  前回、「復職」に失敗したとき。  必死になって「日記」を書き続けてたよーな気がする。  それで酷く疲れて・・再び「休職」。    幾ら「ひきこもり部屋」で「独りっきり」の生活を楽しんでたって。  何処かで「何か」と繋がっていたい。  「しゃかいてき・どーぶつ」なんて云われる「人」の「性(さが)」なのかしら。  以前。  職場で話題になった「問題(クイズ)」がある。  それは。  「専制君主が、反乱者3人を打っ殺す」と云うもの。  その「方法」ってのが。  「首」から下を地中に埋めて・・「首」を刈る。  だから。  地表には「首から上だけ」が出てる。  その埋め方は。  A、B、Cの順に  1列に同じ方向に埋める。  その結果。  最前のAは・・誰も見えない。  2番目のBは、Aだけが見える。  3番目のCは、AとB両方が見える。  そーして。  「珠(たま:ボール)」を「赤色」を2つ、「白色」を2つ、合計4つ用意して  其々の「頭の上」に1つずつ乗せる。(・・「赤」or「白」の「珠」が1つ余ることになる)  と云う状況を  頭の中で想像して欲しい。  出来なけりゃ・・「紙」にでも書いとくれっ!  ここで。  「専制君主」が「反乱者」に言い放つ。  「最初に、自分の頭上に乗った『珠の色』を当てた者だけを助けてやろう!」って。  間違えると・・確実に殺される。  だから。  暫くの間、誰も答える者はない。  すると。  「一人」が、自分の頭上の「珠の色」を言い当てた。  さぁて。  それは、だ~れっ?  チッ・・チッ・・チッ・・チッ・・・  (10分間で回答をっ!)  この「問題(クイズ)」を。  10分以内に回答できたのは。  職員13人中・・「2人だけ」だった。  「こーむいん」てのは・・馬鹿なのだろーか?  えっ。  私は?  なんて・・聞かないで欲しい。  『お前のやったことは全部お見通しだ!』  貧乳マジシャン山田奈緒子(仲間由紀恵)が叫ぶ『TRICK』(Rの向きが逆)でもネタにされるよーな。  非常に有名な「問題(クイズ)」なので。  既に「知ってる人」も多いとは思うのだけれど。  でも。  「知ってる」のと「最初に聞いた(観た?)時、直に判ったっ!」ってのは。  全~然、違うっ!  ので・・「知ってる」からって「偉っそー」にしないよーにっ!  職場で聞いた「問題(クイズ)」はっ。  埋められるのが・・4人だったかな?  「具体的な設定」も・・余り良く覚えていない。  まぁ。  「埋められる人」は・・最低3人必要。  2人の「珠」が見える者が1人、  「誰も見えない人」の「珠」だけが見える者が1人。  と云うのが「基本条件」だと思うので。  てきとーにアレンジしたが・・間違ってたらスマン。  「答え」は・・「B」  その理由は。  AとBの頭上に、「同色の珠」が乗ってたら。  ・・「珠」は「赤」「白」それぞれ2つしか無いので  Cは、自分の「珠の色」が即座に判る・・はず。  でも。  Cは・・何も言わない。  と云うことは。  必然的に、AとBの頭上の「珠の色」は「違うっ!」ってことになる。  だから。  Bは、Aの「珠の色」と「違う色」を言えば良い。  これが・・正解である。  長々と下らない問題を書きやがって!  と・・怒らないでっ。  本題は、ここからなんだからぁ。  この「問題(クイズ)」は。  上司が、在る研修会で聞いたのだけれど。  その「研修会」では。  「このように。他人(C?)を信頼して、初めて自分が生き残る(B?)ことができるんですぅ。」  「だから。何でも自分で出来るなんて思わないで、職場みんなの協力が大切ですぅ。」と続いたらしい。  講師は・・馬鹿なのか?  この「問題(クイズ)」の何処をどー理解すれば  「み~んなの協力が必要」なんて「きー・わーど」が涌(わ)いてくるんだ?  その「解釈?」の方が  この「問題(クイズ)」よりもずーっと難しい。  それに。  もしCが。  この「問題(クイズ)」が解けなかった貴方のよーに。  「ガラパゴス大トカゲ並みの脳ミソ」だとしたら  Bの命(いのち)の保障は・・ない。  だから。  職場で、キイとなるポジションに「馬鹿が1人」居れば。  本来は「助かる者」すら・・救われない。  ってのが・・正しい結論じゃないのかしら?  ・・・。  えっと。  ホントの「問題」はっ。  3人の「配置」である。  Aが助かることは・・絶対に無い。  Cは、「珠」の置き方で・・真っ先に助けることが出来る。  Bは・・余程馬鹿じゃない限り、まず生き延びるだろう。  3人は・・平等でも何でもない。  専制君主の「意のまま」に「反逆者」の命は、弄(もてあそ)ばれるのだ。  何か・・今の社会に似てないかしら。  「平等」、「公平」なんて声高に叫んでみても。  如何してもAの位置に「埋められる人」は居る。  それが「故意」か「偶然」かは知らないけれど。  そおして。  Bの位置に「埋められた人」は  「お前は優秀だ」って・・必ずみーんなから褒められて。  Cの位置に「埋められた人」は  「為政者」や「上司」の「珠の置き方」で・・評価が決まる。  私は。  「万人が平等で公平な社会の実現」なんて望んじゃいない。  そんなもの「夢幻(ゆめ・まぼろし)の世界」だけにしといて欲しい。  実現すりゃ。  「奇跡」って云うより  ・・薄気味の悪い「悪夢」のよーな気がするから。  「人」として産まれたからにゃ如何したところで「社会」に関わって生きていかなきゃ仕方ない。  それに。  それぞれ「産まれた環境」や「能力」が違うのだから  それぞれのポジションで精一杯努力するしかない。  って・・私は思ってる。  例え、自分がAのポジションに「埋められてた」としても。  ただ。  その「ポジショニング」や「珠の置き方」が、「神さま」の仕業なら仕方ないのだけれど。  為政者や上司の「故意」だ。  と・・不図(ふと)「気付いて」しまったら。  ・・・。  今「うつ」患者が激増してる原因じゃないのかしら。  為政者や上司には  少なくとも「気付かせない」テードの能力は・・必要なのである。

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