「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

2012/01/16(月)13:36

軽い「ふれんち・きっす」より、「でぃーぷ」な方が、安全なのかしら?

 とっても  ビンボな、あたし、だけど。  最近  中国企業から輸入した調味料や魚産物は、買わない、ようにしてる。  十数年前  半年間、中国の地方都市で暮らして。  中国人の気質ってのが  すこおし、判る。  中国共産党一党独裁体制が長期に及んだ、ので  彼らは  あんま、何事に対しても、関心がなく。  だから  政府に拠って、タダ同然の価格に抑えられた、米とか野菜とか調味料とか日常食料品、は  或る意味、とっても安全だった。  防腐剤とか酸化防止剤なんぞ、一切、使われとらん、もの。  つーか  消費者価格が、タダ同然なのに、そんなもん添加すりゃ、大損するだけじゃない。  誰も、そんな莫迦なことはせん、よ。  まあ  手抜きは、当然に在る訳で、ご飯に小石、って、珍しくもなかった、けど  何も、加熱された小石で、死ぬ訳じゃない。  スイカの種と思って、吐き出しゃ、それで済む。  けれど  農村部にまで、TVが普及し始めて  物価が、異常に高くなっちゃった。  だから  北京とか  上海、広州なんて、沿岸部の大都市じゃ  プラスチック製の米とか、火で燃えるインスタントラーメンとか  信じられんモノが、登場してる。    生鮮食料品、加工品が、バカ高くなりゃ  数量を、すこおし誤魔化すだけ、で  大きな利益が発生する。  なら  中国人は、必ず、儲けに走る、もの。  だから  今の、中国企業の製品は、何が入っとるのか皆目、見当が付かん、状態に陥ってる。    スーパーの特売、とか  全部、日本語の表記だけど  「原産国」中国、じゃなくって  「生産国」中華人民共和国で、輸入業者○○商事とか  中国企業の製品を、日本の業者が販売しとる。  そんな製品が、すっごく多い。  アイスランド産の樺太シシャモ?が、半額だったので  思わず、買っちゃった、けど。  家に帰って、裏の表記みたら  正しく、中国企業からの輸入物。  思わず、ゴシゴシ洗って、すっごく、水っぽいシシャモを、堪能する羽目になった。  あたしは  放射線なんて、何時、誰が発癌すんのか、良く判らんモンは、全く気にせん、けど  喰えば、直に死んじゃうとか、食中毒起こしちゃう食品は、流石に、勘弁して欲しい。  けれど  中国製品とか、韓国製品とか  プラスチックなら、兎も角(・・・良いのか!?)  「濃硫酸」なんてモンが混入しとるって、なんぞ!  で  すこおし、調べてみた。  先の大戦後。  日本じゃ、「メチルアルコール(メタノール)」を飲んで、死んじゃったり、失明したり。  大酒飲み、は何て意地汚いんだろ?  って、思ってたん、だけど。  ちゃあんと、理由が在る、みたい。    酒類の主成分で「酒精」って呼ばれるのが、「エチルアルコール(エタノール)」  (最初の文字、「メ」と「エ」が違うだけなので、以後、ご注意を!)  当然に、これは飲んでも問題ない、んだが。  日本じゃ  「エタノール」には酒税がかかるけど、「メタノール」を加えて変性アルコールにしちゃうと非課税になる。  だから  「メタノール」が、「エタノール」より沸点が低いこと、を利用して  加熱処理で「メタノール」を分離したもの、を密造酒の原料とするんだ、が。  処理の不手際、目減りを惜しんで、加熱が不十分だったため  「メタノール」が分離しきれてない酒が出回り、中毒を引き起こした、らしい。    つまり  密造酒業者は、安直に「エタノール」の代わりに「メタノール」を打ち込んだ訳じゃない。  密造酒の生成過程に、「メタノール」を使って  本来、加熱したら蒸発して、消えて無くなっちゃう筈の「メタノール」が  そのまんま、残っちゃった、と。    「濃硫酸」も、おんなじ、で  「ジエチルエーテル」てのが、在って  その、飲用の効果は「エタノール(酒)」と良く似ており  アイルランドじゃ、禁酒運動家が、人造酒の代替として許容されると大流行、露国や仏国でも流行してた、とか。  米国では、「エタノール」よりも害が少ないと考えられ、医師の会合から結婚式や裁縫会に至るまで幅広く飲まれてた、らしい。  この「ジエチルエーテル」の生成ってのが  「エタノール」に「濃硫酸」を混ぜて、130~140℃に加熱する、んだと。    だから  処理の不手際、目減りを惜しんで加熱が不十分だったため、「濃硫酸」が残っちゃった、と。  そう考えりゃ、食品に「濃硫酸」が混入(残留!)してても、あんま、不思議じゃない   ・・・の!?    結局  今、問題になっとる中国や韓国の「食の安全(危険?)」ってのは  戦後の日本、同様に  処理の不手際、目減りを惜しだ結果に過ぎず、全部が全部、無知とか悪意、って訳じゃない。    けれど  あたしたち、は如何なんだろう?    あたしは  煙草の「副流煙」を、ブツクサ言われる、と  化粧品の方が、余程にヤバイんじゃない?  って、放言してきた、ので。  ついでに  「口紅」の成分を調べてやった。    「口紅」ってのは。  赤色202号とか「タール色素」が、使われて、て。  日本で許可されてる食品添加物(タール色素)は、12品目だけ。  (赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号・赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号)  それにゃ、赤色202号、って含まれとらん、から。  如何も  化粧品に、使用可能品な「タール色素」は、83品目。  口紅に、使用可能品な「タール色素」は、58品目も在る、んだと。  「タール色素」っての、は  それまで食品添加物として指定されてたけど、「発がん性」が発見され、相次いで指定が取り消された。  現在、使用されてる「タール色素」も、動物実験の結果等から「発がん性がある」という研究者の報告がある、らしい。  そして  「ジプチルヒドロキシトルエン」って酸化防止剤、が入っとんだけど。  これは  発ガン性は確認されていないものの、「変異原性」は認められており  更に、催奇形性の疑いがあるため  日本(1958年)、ルーマニア、スウェーデン、オーストラリアでは、食品への使用が禁止されている。  「ジブチルヒドロキシトルエン」は、広く研究が行われ、1970年代には、ほぼ食品に使用されなくなった、そーな。  だから  「口紅」を、毎日6回、付け直す女性(男性?)の場合  1日の使用量は、最大114mg。その60%が、口に入るとすると約70mg。  「タール色素」だけでも、5%程度含まれているため、「3.5mgの発ガン物質」が、口に入る計算、とか。    高い化粧品(口紅)にゃ、「タール色素」使っとらん、のも在るらしい。  まあ  判って使用してる女性は、自業自得だけれど。  安っぽい香水プンプンさせとる女とは、あんま、接吻なんぞ、しない、こった。  そんでも  別れると、二度と女が近付かんって人は、返って「ディープキス」のが、安全じゃない?  『インスタントラーメンで胃ガンに?社会不安引き起こす=中国』って『記事』を見た。  黒龍江省出身の大学4年生の女性は、幼い頃から一生懸命勉強に励んできた。  大学に入学して以来、生活費を節約するために無駄使いをすることもなく、深夜まで勉強する時には、いつもインスタントラーメンを食べて腹を満たしてきた。  1年前より、大学院への試験準備のために、連日、深夜まで勉強しており、それゆえにインスタントラーメンは彼女にとっての生活必需品となっていた。  女性によると、これまで胃の不調を感じることはあったが、気に留めることなく、痛みが酷い時は痛み止めを飲んでいた。  しかし、直近1カ月間に彼女の胃痛は、ますます酷くなり、痛みを感じる間隔も短くなっていた。  胃潰瘍だと思った彼女が病院で診断を受けたところ、末期の胃がんと宣告された。  14日には、「胃がんを誘発するのは長期に渡る不健全な食習慣、たばこや大酒の習慣、精神的なストレスや不規則な生活」であり、決して「突発性の病気ではないため、慌てないように」と各メディアが呼びかける事態となった、らしい。  読者コメントは  「1年で末期がんに成る筈がない。単に、がん患者が、インスタントラーメンを食べてただけ」とか  「中国の食品には、何が入ってるのか判らない」とか  「そのラーメンメーカーを晒せ!」とか。  まあ  想像通りの、コメントが並んでた。  あたしは  胃癌を発病した母の主治医から  若い程、がんの進行が早いので、40代なら、発病から3年程度で末期の状態になる、ことが在る  って、聞いた。  大学の般教の授業で、胃の一点が継続して刺激されると、細胞が変異原性を持つ場合が在る。  って、習った。  5人居る、母の兄弟姉妹に発癌した者は、居ないので  般教の先生が挙げた1例、虫歯ってのが、原因じゃなかったのか、って思ってる。  最初に書いた、よーに  今の中国企業の製品に、何が入って居ても不思議じゃない。  けれど  だから、中国の喰いモンは、危ない!  そんな、単純な問題なんだろーか?  だって  「1年で末期癌に成る筈がない!」  そうさ、末期どころか、発病するまでに、通常5~10年は掛かる、もの。  そんなこと  当たり前の、常識じゃないの?  なら  「福島で、1年後には大変なことが起こる!」  そんな  専門外の武田教授とか、上杉ってブラック・ジャーナリストの言うこと、如何して、信じる、わけ?  10年後なら、知らんけど、さぁ。  1年後に、がん患者で溢れ返る、なんて、絶対に在り得ない、じゃない。  そして  10年後なら  インスタントラーメンも喰う、し  化粧だってする。  真っ赤なルージュを付けて、そんな彼女とキッスもする。  なら  例え、発癌したって、何が原因か?なんて、全く判らんじゃない。  原発周辺住民の「がん発生率」は2倍とか、さぁ。  その、分子と分母は?  例えば  千人に一人、発癌してたのが、千人に二人、発癌した。  これも、2倍なんだ、よ。  けど  「がん発生しなかった率」は、999/1,000が、998/1,000に成っただけ。  何も、違わんじゃない、か。  だから  ホントに福島原発事故による、放射線の影響か如何か、調べるんなら。  その対象者を  一切、中国企業が作った食品を食べない、とか。  一切、化粧(口紅)をしない、とか。  一切、排気ガスのない場所で生活する、とか。  虫歯を完治する、とか。  そんな、グループに分けて、夫々の「がん発生率」を比較しな、よ。  たぶん。  福島県在住でも、すっぴんで過してる女性グループより  鹿児島県で、何時も、真っ赤なルージュの女性グループの方が、「がん発生率」は高い、から。  大気から食料品から。  今の世の中、安全なモンなんか、一つとしてない。  そんな、簡単なこと、すら判らず  胡乱な情報に右往左往する、って。  何か  「インスタントラーメンを食べたから、1年後には末期癌になる!」って、マジで怖がる。  それと  あんま、変わらない、って思う、んだが。 

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