テーマ:たわごと(26802)
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すこおし前
ウチの周辺は、どっかの茶トラさんに、牛耳(ぎゅうじ)られて。 部屋猫「かふん」は、あんま、お外に出ないで 頭を擦(す)り付けてくるは、尻尾で叩(はた)いてくるは、足の小指を噛んでくるは 始終、ふにゃあ、ふにゃあ、と、あたしに纏(まと)わりついた。 べつに それほど、イヤな気分ではない。 ただ 四六時中、構ってちゃん、ってのに、すこし、呆れて。 そもそも 貴方は、自由奔放なネコさんでしょう? なら あたしの自由も、邪魔しないで、と すこおしだけ、邪険に、背中を摩(さす)ったり。 しばらくすると ボス争いに負けたのか、お腹を壊したのか…お仲間に見捨てられたのか。 茶トラさんを、すっかり、見なくなった。 すると 「かふん」は、いきなり、我が物顔で 彼女の出入り口、部屋の窓の隙間から、半径3mくらいに、寝そべっている。 生来が、とっても臆病で なのに、野次馬(猫?)根性が抑え切れなくって。 しかも トロくさいから、たまに、巻き添えを喰らい、喧嘩になって、負ける。 それで、傷を負うと 部屋の隅っこ、ダンボールの上で、隠れるように、じっとしている。 ほんと あたし、そのまんま、って感じ? そんな彼女が 最近、(限られた範囲の)唯我独尊と、飛び出して行くと なんだか、いきなり、鳥さんが、ギャー、ギャーと騒がしい。 あのさ、かふん。 貴方は、一体、何と闘っている? 集団的自衛権行使の閣議決定に、公明党さんが賛同したの? あたしは どうも、9条と、平和主義には とっても、サヨクさん的思想の持ち主らしく。 昨年10月?のブログでは 戦時国に駐留する邦人救出と、集団的自衛権の行使は、全くの別もので 混同して議論しちゃイケナイって、滔々と述べている。 コメントいただいたので、読み返してみて、正直、驚いた。 あたしに そんな、真っ当な文章が書けたんだ、って。 なんだか あたしって、みなさんが思っているほど、おバカじゃない? そんな 実は賢い???あたしなんだ、が。 最近は 集団的自衛権なんか、どうだってよくなっちゃった、ような。 だって あたしを除いたネット住民さんって 自ら戦場に出る根性は、端(はな)から、なくって。 狂気か?自己満足か?知らんけど 狭隘な愛国心とやらに酔っぱらって、ただただ、喧しい、だけ。 そんなじゃ 例え、集団的自衛権の行使が認められたって、今と、微塵も変(かわ)らない。 臆病者が、いくら、群れをなしたって 戦争なんか、起こりやしない。 なら あたしが戦場に立つ可能性は、自動的に喪失しちゃうワケで。 だったら 集団的自衛権が、どうなろうと、あたしの知ったこっちゃない? サヨクさんとか、ネト・ウヨさんとか 市民団体さんとか、自称・愛国者さんとか。 彼ら彼女らの主張って とっても、耳触りは良いけど ただのハリボテに過ぎなくて。 一所懸命に 反戦の活動をしています!たって 日本民族の矜持で持って、真の、日本の独立を!たって みんな、みんな、みんな、他力本願に他ならない。 だって なら、他国が攻め込んで来たとき、貴方は、どうするの?とか なら、日本が軍隊を持ったとき、貴方は、最前線で戦える?とか そのヒト自身の覚悟が、どこにも、入っていない、もの。 どんな、バカにだって 言葉だけなら、いくらでも、並べられるってこと。 そして 言葉で嬲(なぶ)って、嬲られて。 そういう 「言葉遊び」だけで昇天しちゃう、性的不能者さんなら 臆病極まりない、あたしと、どこが、どう違う?ってこと。 せめて バーチャルでないセックスで、相手をイかせてから、ご主張しなさいな、と。 それも 十中八九が演技でしょうから、まあ、勘違いには違いないワケです、が。 あたしが、集団的自衛権の行使に反対なのは ただ単に、あたし自身が、戦場に立ちたくない、から。 別に 米国が、韓国が、ベトナムが、どうなったって、あたしには、どうだっていい。 アカの他人のタメに あたしは、死にたくない。 それが、原点で。 そこから 風が吹いたら桶屋が儲かるって、精密な論理式を立て 集団的自衛権の行使に反対している。 でも、さ。 やっぱ、「言葉遊び」って、ダメだね。 何としても 自分だけは助かりたい、死にたくないって、自己中のあたしと。 自分を捨ててでも 隣人、隣国の…失礼、日本人、日本国のタメって、民主党さんと。 「自衛隊員さんの生命が、なにより大事」って論理展開が みごとに、一致しちゃっている? どこを どう間違えれば、そうなっちゃうのか? あたしには、見当もつかないけど。 まあ、それは、それ いつだって 実は、他人(ひと)のコトなんか、眼中にない人種同士なら。 たとえ、出発点・理想が真逆でも 方便…失礼、答えが同じになっちゃって、何の不思議もない? あたしのブログでは 珍しく、真実なのだけど。 今日、「かふん」が、窓から入って来て 勢い余って、あたしに、ぶつかった。 久しぶりに あたしに、構ってくれるの? って、抱き上げたら ベッドに、スズメさんが、ぽたりと落ちた。 さすがに、あたしは 声にならない悲鳴を上げて。 それでも ベッドで流血事件は、避けたかったので。 スズメさんをティシューで掴んで 「かふん」専用のエサ入れに放り込んだ。 「かふん」は、しばらく、じぃと見て。 それから ガリゴリ、ガリゴリって………。 つい、さっき その、お食事が終わった、ところ。 なんだか 猫って、やっぱ、ネコさんなんだな、と。 どんだけ ヒトと、仲良く、暮らしてたって。 どんだけ 安逸な日常を送ってたって。 ここぞ!って場面では 野生の本性を、剥(む)き出しにする。 それが、イヤ?怖い? いやいや それこそ、ネコがネコであるってコトでしょう? むしろ 以前にあったのだけど。 子ネズミさんを弄(もてあそ)んでいて でも、トロくさくって、逃がしちゃった方が あたしとしては、よほどに困る。 はたまた あたしや貴方は ずっと、ネコを被っていられれば、それに、越したことはない。 けれど 問答無用で、いざ!って 人間(ひと)の皮さえ、脱ぎ去らなきゃならないとき。 貴方は、他人(ひと)を、殺せますか? それとも あたしみたいに、逃げますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月27日 20時12分52秒
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