「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

2014/10/20(月)16:02

必要なのは、はたして、どちら?

 「うちわ」を配ったか?どうかで  大臣が辞めさせられる。  ほんと  日本って国は  どうなっちゃった?  読むのも、見るのも  あまりに、バカバカしくて。  その経緯すら、よく知らんのだけど。  国会で、喜色満面として  法相を辞職に追い込んだのは  あの「二番じゃダメなんですか?」のヒトでしょう?  その実  自分も、まるで、同じことをしていて。  けど  彼女が配ったのは、「うちわ」でなく、「丸に穴が開いた紙」とか?  なんだか  小手先騙しと言いますか、屁理屈と言いますか。  こういうの  サヨクさんとか、市民団体さんとか、ほんと、好きだよね。  で  どれほど、些細な違反でも、国民を代表する議員さんには許されない!  この  フレーズも、彼らのお気に入り。  「うちわ」だろうと、「丸に穴が開いた紙」だろうと  選挙目的で、便利な小物を有権者に配ったって、どこが、どう違う?  しょうもない、とんち比べに  あたしたちは、選挙をしているんじゃない。  くっだらない  パフォーマンスだらけの政権運営で、袋叩きにあったのに  相も変わらず  くっだらないパフォーマンスで、政権の足を引っ張るしか、能がない。  政治家さんなら  祖国日本への思いを、頭脳と弁舌で勝負したら?  そうしないから  民主党なんか要らない!って、言われちゃう?  民主党さんは  どうしようもない…失礼、そもそも、何も期待していないから、どうだっていい。  ただ、ね。  どれほど、些細な違反でも、国民を代表する議員さんには許されない!って、発想。  これ  どう考えたって、ベクトルが間違っている、と思うのです。  横断歩道で  いつだって、きっかり、信号を守って歩き始めるヒトと  臨機応変に、つまりは、ときに、赤信号でも渡っちゃうヒトと。  どちらを政治家に選ぶか?  あたしなら  迷わず、後者に一票を入れる。  大昔、シリアを旅したとき  ダマスカスの駅前だったか?  片側4車線なのに  見渡す限り、信号がない?  で  現地のヒトは、走り来る車を縫って横断している。  当然に  一見(いちげん)さんの旅行者に特典があるハズもなく  車を縫って走らなければ、向こう側のお店には行けない、わけ。  平時ばかりなら、いいんだよ。  道路が陥没しちゃったとか、どぶ板が壊れちゃったとか  そういうのなら  市役所さんに連絡して、修繕して貰えばいい。  だから  市町村、都道府県の首長・議員さんなら  どんな、おバカさんだって、構わない?  でも、国政は。  安全保障やら、エネルギー政策やら  ひとつ間違えれば  あたしたちの今と未来が、木っ端微塵に吹っ飛んじゃう。  そんな、決断をしなきゃなんないヒトが  私は、いつだって、信号を守ります!で、いいの?  そういうヒトって  シリアなら、日が暮れたって、道路を渡れないよ?  ここは、日本だ!なんて  バカバカしいことは、言わないで欲しい。  判っていると思いますが  あたしは  非日常的状況でも、正確な判断ができるか?  それを、果断に実行できるか?  を、言いたいワケで。  信号やら、労働組合・市民団体さんやら  いつも、他人(ひと)に頼ってばかりの、事勿(ことなか)れ主義者さんを  政治家にしたいとは、思わない。  尖閣諸島や竹島の沖合に  いくら、信号機を付けたって  中国や韓国は、きっと、守ってくれない。  そういうとき  道路交通法か?政治資金規正法か?はたまた、公職選挙法か?知らんけど。  そういう  どんな法規でも、きちんと守っていればいい!  そういう  どうしようもないヒトで、いいの?  と言うか  どうだっていい法規を勉強する暇があるなら  もっと、喫緊の課題があるでしょう?と。  AKBさんが流行って。  たとえ、アイドル?たって  あたしたちの延長線上にある感性が、求められるようになった。  たぶん  あたしみたいなネット住民も  ダレにだって、自分と、おんなじ感性を求めちゃう。  だから  道路交通法を、政治資金規正法を、公職選挙法を  きっかり、かっちり、守れるヒトしか、政治家にしちゃいけない!  なんて  脳味噌に、ウジが湧いているとしか思えない発想が、出てくる?  たぶん。  何もかもを、守るしか能がないヒトって  何もかもが、破綻した状況に、対処できない、ような。  だからって  どうやっても、破綻しないよう、気を付ければいい!は  絶対的に、通用しない。  それは、理屈じゃない。  ひとりきり、アジアを歩いてごらん。  どんなに注意深く計画を練ったって  決まって、初日から、イレギュラーばかりが連続しちゃう。  あたしたちは  日本に住んでいるけど。  日本は  間違いなく、アジアに在るんだ。  なら  外交は、安全保障は、あたしたちの感性で、しちゃっていいの?  そんなの  アジアの視点、つまり、日本人としては非日常の視点が求められるんじゃない?  サヨクさんや市民団体さんが、大好きな、土下座外交は  まさしく、日本人独特の狭い視点に他ならない。  謝るくらいなら、端(はな)から、するな!が  外交の鉄板で。  しちゃった!って、くよくよ悩む間に、次の危険が迫っている、が  個人旅行の鉄板で。  時は、一瞬でも、待ってくれない。  次々に、降りかかる火の子は、必死に、消して行かなくっちゃ仕方ない。  そんなで  なんでもかんでも、百点なんて、目指せるワケがない。  生命か、パスポートか、お金・航空券か、旅行鞄か  何を、優先するか?いつだって、考えて。  時と場合によっちゃ  何を捨てれば助かるか?が、重要になる。  それ  ただただ、青信号を待っているなら  身包(みぐる)み剥(は)がされ、ときに、殺されちゃうかも知れない。  まして  道交法?政治資金規正法?公職選挙法?  なんだか  サヨクさんって、ほんと、平和だね。  いつだって  道交法に執心しなきゃならんのは、あたしたち庶民で。  それに、プラスして、でなく  それは、別として、でも良いから  政治家さんには、頑張って欲しい。  省務に明るいけれど  政治資金規正法やら、公職選挙法やらに違反した閣僚さんと。  大した議論もできないで  屁理屈やら、小手先のパフォーマンスに喜色満面な議員さんと。  あたしたちの日本に  必要なのは、はたして、どちら?

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