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2017年05月04日
テーマ：たわごと(26727)
カテゴリ：カテゴリ未分類
ぼおっとTVを見ていたら
Eテレさんの「オイコノミア」で KOの教授先生さまが、多数決にイチャモンをつけていた？ あたし、バカだから よく判らなかったのだけど。 民主主義の原則＝多数決とされちゃいがちですが じつは 多数決ってのは、欠陥も多いんですか？ 使い方を間違っちゃうと まったく違う結果になる、ってことで。 ３組のお笑い芸人さんに芸をさせて その 人気投票＝選挙に。 多数決、決選投票付き多数決、ボルダルールの３手法ごと 結果がどう違ってくるのか？実証してました。 まあ すっげぇ賢いKOのゼミ生さんの自主投票は、１組の圧勝になり どんな手法を使っても、結果は変わりようがない？ なので。 悪意…いや、一定の作為をもって やり直し総選挙。 その結果による解説でしたけど…じつはKOさんってバカじゃないのか？ 決選投票付き多数決ってのは 仏国大統領選のように 選挙でダレも過半数を確保できなかった場合 上位2者で決選投票を行うというもの。 保守分裂とか、いや、フランスさんなら革新分裂か？ まあ、どうでもいいですけど。 とにかく ほんらい多数の支持層が割れちゃったとき 政策的に 大衆の一番人気が当選を逃す場合がある？ だから 決選投票をして、大衆さんの多数がどう考えているか、を、もう一度、問い直す、と？ ボルダルールってのは 一位３点、二位２点、三位１点と、それぞれ投票に点差をつけるやり方？ これ アンケートとか、よくあるヤツだよね？ で。 ３手法を総合的に勘案（かんあん）した結果。 一位、二位、三位の それぞれの候補者さんの投票割合を それぞれの 候補者さんが一位だったと仮定した場合からの乖離（かいり）率？を求める。 すると、ボルダルールが もっとも、あたしたち大衆の希望に近い？ と、まあ 目から鱗（うろこ）の結果と相成りました、とさ。 めでたし、めでたしです。 どうでもいいんですけど。 あの、さ。 そんなの当り前だろうが？ つーか 乖離率？の算定方法が、二位なら、一位から－１（マイナス１）、三位なら－２って それ ボルダルールのまんまだから…いや、ボルダルールの裏返しだから。 そんなことをすりゃ ボルダルールが一番ですよ、になるに決まっているでしょう？ これ 二位なら、－２しにてごらんよ。三位なら、－４にしてごらんよ。 結果が 違ってくるのか？同じなのか？ あたしはバカだから判りませんけど。 一位と二位・三位との点差のつけ方で、選挙結果が マイナスポイントのつけ方で、評価結果すら、簡単に違ってくる？ ときに 一位より、二位の占有率で勝敗が決まっちゃうんだよ？ そんな バカみたい…いや、不条理なお話ってないでしょう？ そんなの テクニカルの罠（わな）ですよ。悪意・作為ですよ。 少なくても そういう問題・課題は見つけられるかも知れません？ そもそも あたしたちの欲求って ゼロか？１００か？が、いいのか？ それとも １００が叶えられないなら、いつも５０（次点）で満足できるのか？ってお話ですよ。 たとえば いつもの吉牛さんに行くとしましょうか。 お金がないから、ウナギは食べられませんよ。 なら 牛丼の並みで満足すりゃいいじゃん？ 食べられないよかマシでしょう。って感じですか？ いやいやいや それでも あたしはウナギが食べたい（１００点）んだよ。 牛丼も何も、ずっと食べられなく（ゼロ）たって 数年に一遍でも、ウナギを食べられれば満足なんだよ。 なのに。 いつもいつも 牛丼の並み（５０点：次点）で満足していなさいよ、ってか？ それに ボルダルールの候補は、どうやって決めるんですか？ いくつもの政策課題を いっぱいいっぱい並べて並べて、一位・二位・三位と点差をつけて 最上位を選ぶってこと？ それ リンゴと、ミカンと、バナナと…柘榴（ざくろ）と、茘枝（ライチ）と…ウナギと どれが 一番、美味しいでしょうか？になりませんか？…あたしの答えは決まってますけど。 つまりは ダダダで、いっぱい並べたって意味があるとは思えません。 だからって 候補を絞っちゃったら、それ作為アリアリですから。 けっきょく その政策課題ごと、yesか？noか？で決めるしかない？ それを ボルダルールにするなら 候補は yesか？noか？どうでもいいか？ですか。 で とりあえず、みんな、どうでもいい？を二位にしちゃったら 二位占有率の高さから どうでもいい？が見事、優勝ですよ？当選確実ですよ？ それでいいんだね？ ただ、ね。 冒頭の教授さんは 多数決をする場合のルール「も」提唱されていました。 投票する者は おなじ目的を共有していること。 他人の意見に惑わされず、自分自身で考えて投票すること。 そして 重要な案件は、多数決で決めちゃいけない。 それは そうなのかな、と、あたしも納得しちゃったり？ かつて 『タクティカルロア』って深夜アニメがありまして。 これ 正義の味方・主人公さんは 独裁的？世界統一国家の護衛艦の船乗りさん♀多数。 で。 憎っくき悪党どもが、合議制の国際的企業コングロマリット集団？ なので。 悪党さんたちは、「ノイント・テーゼ」って九つの命題により 制御された混沌（カオス）の維持を目指します。 そんなのダメだよ。 世界は、調和のとれた、きっちり管理された社会じゃなくっちゃ！って。 合議制の限界から 必然的に、どこか曖昧さを残しちゃうコングロマリット集団を 正義の味方・護衛艦クルー♀さんたちは 見事に統制された独裁的・一方的な軍隊規律により、つぎつぎに粉砕していくワケですよ。 単純明快で すっごく、すっきりします。 制御された混沌（カオス）って、さ。 言葉としては 完全に矛盾しているワケですけど。 実際の現象面から見れば… カオス＝無政府状態が、ずっと維持されていればいいワケで。 ソマリアさんに限らず アフガンさんとか、南スーダンさんとか、何十年内乱を繰り返せば気が済むの？ 深夜アニメでは 敵役が、国際的企業コングロマリット集団ですから その 継続的な利益確保のため、一部地域のカオス・無政府状態の維持を企んでいる。 とうぜん 拡大しちゃって周辺地域まで無政府状態になっちゃったら それはそれで、別の利益が激減しちゃいますよ、と。 だから その地域から周辺地域にまで、カオス・無政府状態が飛び火しないように その状態が、未来永劫？維持されるように 制御しようとする理論が、「ノイント・テーゼ」って九つの命題だとか。 ソマリアさん、アフガンさん、南スーダンさん いまじゃ シリアさんも仲間入りですか。 その内乱、無政府状態って それぞれ国民さんの意志なんですか？ それとも 深夜アニメの国際的企業コングロマリット集団さんみたいに黒幕がいるとか？ いやいや 民間企業さんとは限りませんよ。 米国さんとか ロシアさんとか、英国さんとか、仏国さんとか…最近は、中国さんも？ 一定の地域に限って、ずっと無政府状態が続く。 それで 有象無象の莫大な利益を得る国なんて、いくらでもあるでしょう？ かつて シリアさんが、そうだったように？ 北朝鮮さんも、また、混沌（カオス）の一形態・亜種なのかも知れません。 だって あそこが、ずっと、ああだったから 米国さんは、韓国さんや日本に、くそ高い米国産武器・技術を、いくらも売れた？ 中国さんは、中国さんで 北朝鮮さんを支える、って名目で、中国東北部を、どんどん経済発展させて。 極東の危機を、ずっと演出することで 海軍力や空軍力、人民解放軍さんの軍備を、いっきに拡張させちゃった？ 北の子ブタちゃん「だけ」でなく みんな、Win-Winの関係ですよ。 あたしの考えすぎかも知れませんけどね。 だから 国政どころか、国家の存続すら それぞれ 国民さんの多数決どころか、もっと高次元の存在？によって決まっちゃう？ そういう意味では KO教授さんの 重要な案件ほど、多数決で決めちゃいけない。いや、決められない？ ってのは そういうものなのかなぁ？と。 で。問題なのは それぞれ国民さんは、どう思っているか？ってこと。 これも 深夜アニメで申し訳ないんですけど、『ヨルムンガンド』。 主人公の武器商人♀さんが 世界規模の商談に、私的傭兵を連れまわすお話です。 とある場面で 武器商人♀さんが、私的傭兵の元少年兵さんに語り掛けるシーンがあります。 政府軍とゲリラとの戦闘に巻き込まれた、地雷を踏んだ、って それで 子どもが死んじゃった、と、泣き叫ぶ、お母さんがいる。 けど、彼女が、どうするか？ってぇと こんど産まれてくる子どもは、きっちりゲリラ兵士に仕込んで かならず敵をとってやる！って、さ。 ほんと そいつ、バカなんじゃないの？と。 サダム・フセインさんの時代 イラクの総選挙で、彼の政党は、ほぼ百パーセントの得票率で勝利。 TVで映し出された のどかな村のオッちゃんたちは、選挙結果に、みんな、喜んで踊ってましたよ。 あれ 強制されてたんですか？軍部に？あれだけ大勢の人たちが？ あたしは そんなの、ありえないと思うんですよ。 日本の、かつて軍国時代を未来に伝えようって博物館のばばぁ…いや、館長さんが TVに映ってました。 詳しくは報じてませんけど たぶん、なんでもかんでも軍部が悪い。軍政が悪い。って展示なのでしょう？ ただ たった一握りの特高さんを始め軍部・軍政が 圧倒的多数の国民を管理・統制するなんて、どう考えたって不可能なんだよ。 そこには、かならず 国民同士の、大衆同士の、ときの「正義」を前提とした密告・チクリ・システムがある。 江戸期の五人組制度。 犬公方さまって、彼だけが圧政の原因と、ぼろくそ言われている？けど 五人組って、庶民同士のチクリ・システムが無けりゃ どうやって、お犬さまを殺した犯人を見つけられる？ そういう 大衆に、てめぇら自身の問題なんだよ。って危機意識がない。 だから 大正期末、軍政が勢いを増してきたとき「も」 ときの一方的な「正義」の名のもと かんたんにチクリ合う社会ができちゃったんじゃないの？ で。 今だ。 いまのネットのチクリ社会だ。 まんま、一方的な「正義」の名のもと、問答無用で断罪される。 歴史は繰り返すんですよ。 みなが そうと気づいて、てめぇ自身の問題として猛省しない限り。 いつでも、なんでもかんでも 軍国主義が悪い。軍政が悪い。独裁が悪い。政府が悪い。って 他人（ひと）の所為（せい）ばかりにしている内は ぜったいに 軍国主義への足音なんか止められやしない。 そもそも 軍国主義絶対反対！のサヨクさん…いや、市民団体さんこそ チクリを奨励しているじゃないですか？チクリを黙認しているじゃないですか？ チクリ社会を前提にしているじゃないですか？ そんなで どうやって独裁や軍国主義を止めるんだよ？ってお話ですよ。 国政どころか、国家の存続すら それぞれの 国民さんの多数決どころか、もっと高次元の存在？によって決まっちゃう？ くわえて 国民さんは、どうか？ってぇと そのときどきの「正義」ってヤツで、その多数決で、独裁政権を応援しちゃうワケですよ？ 何と言いますか。KO教授さん。 そりゃ 多数決を、どう学問してもいいですよ。 そして 多数決を補完、いや、ときに凌（しの）ぐ手法を研究するのもいいですよ。 けど、それって あくまでテクニカルな技術論の範疇（はんちゅう）を出ないような気もします。 だから 番組の最後。 多数決でも何でも、たんなる技術論じゃなく 投票する私たちが、もっと賢くなることだ、みたいなことを仰っていた？ けれども それすら、あたしには、どうだっていいと思えてきます。 サヨクさんも、TVのサヨク系？コメンテーターさんも…市民団体さんも すくなくても あたしよりは賢明なんですよ。賢いんですよ。 なのに いま、日本社会は、この様（ざま）ですよ。 公共の教育番組さんが 深夜アニメの突きつける社会的命題に見劣りしちゃう？んですよ。 だったら 五人組制度復活でいいじゃないですか？ ふたたび、三度（みたび）の ネットのチクリ社会復活でいいじゃないですか？ その 一方的な「正義」にもとづく、容赦のない断罪。それのどこがどう悪い？ みんな、みんな 多数決すらすることなく あたしたちみんなが望んだ、いや、黙認した社会でしょう？ そうと判って きっちりかっちり、そういうリアルを受け入れればいいんですよ。 それが 幸せってものでしょう？ それとも 子どもが戦闘に巻き込まれて死んじゃった！って泣き叫んで。 なのに こんどの子どもは兵士に仕立て上げる、なんて、おバカを突き詰めたいですか？ 今回の「オイコノミア」さんを見て。 ああ なんでも多数決じゃいけないんだ！とか思ったバカ…いや、お人は しょせん あんたは、そういうベクトルの賢さ、ただただ知識を見つけて堆積する賢さしか 持ち合わせていない？ そんなくらいなら あたしは、バカならバカのままでいいです。 いつも重箱の隅を突っついて 他人（ひと）さまの粗探（あらさが）しが趣味でいい？ 賢くなんか、なりたくありませんよ。 とにもかくにも。 一見すると、無防備に多数決を否定しちゃう？ そういう テクニカルの罠（わな）には、ご用心、ご用心。っとぉ。 そういうのって 往々にして「軍政の足音」の先駆（さきが）けとして 知らず知らず、深く潜航して忍び寄ってくるものかも知れません。 まあ あたしの知ったこっちゃ、ありませんけれど。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2017年05月04日 12時10分55秒
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