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カテゴリ:乗り物の内装
B767-300ERはB767-300の国際線バージョン。しかし国際線のみならず国内線の一部でも活躍。時刻表の機材で「763」と記載されている便がこの機種にあたります(国内線機は76P)。ファーストクラスの設置はなく、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制。国内線運用時はどちらも普通席として開放されます。 ※こちらの機体には羽田↔関西の93便・100便でご搭乗になれます。また、他の路線にも不定期で運用に入ることがあります。 214席仕様機 ・ビジネスクラス ビジネスクラスは2002年から導入された元Club ANA Asiaのシートです。主にアジア路線で就航していたことからこのブランド名になったそうです。他社の767-300ERは2+2+2配列(登場当時)でしたが、こちらは2+1+2の横5列はB767独特の珍妙な配列ですね。 自由自在に動かすことのできる読書灯、手元にコンセントを装備。座り心地はフカフカ。旧プレミアムクラスの座席よりフカフカなのはビジネスクラスという上級クラスだけありますよね。国内線でも着席体験できます…。 ※平会員は旅割運賃での指定は不可。特割以上で指定できます。 座席背面はマガジンポケットの他にももう一つポケットが付いています。 国際線ならではの機内エンターテインメントの番組表も国内線で見ることができます(視聴はできません…)! モニターは各座席の真ん中に設置されています。 「TV」横の小さいボタンを押すとモニターが上がってきます。 リクライニングは電動です。細かく設定できるのはさすがビジネスクラス。 テーブルも食事を摂るだけに大きいものです。 読書灯は自由自在に動かせます。プレミアムクラスと同じものですね。 ・エコノミークラス ビジネスクラスとほとんど同じ色のシートが並びます。国内線機材と違うのは、ヘッドレストがやや前にせり出している点です。国内線の1時間~2時間程度であれば疲れませんが、それを超えると少し窮屈に感じるかもしれません。 国際線機ならでは、シートモニターもありますよ!! 国内線運用でもロックされず視聴することができます。上から上空からの映像、フライトマップ、ANAの広告や旅番組など。 なお、上記の読書灯とモニターはリモコンで操作することになります。 202席仕様 ・ビジネスクラス 「ANA BUSINESS CRADLE」の座席となっております。CRADLEはゆりかごという意味で、まるでゆりかごのようにくつろげるそうです(着席したわけではないのでご了承ください)。シートピッチは150cmで、プレミアムクラスより23cmも広いようですね。 写真からも分かる通り、シェルで覆われているので、倒しても後部には影響がありません。フラットまで倒せるのはビジネスクラスならではですね!というところ以外は、プレミアムクラスと大差なく感じました。 ・エコノミークラス 「Fixed Back Shell」スタイルを採用した座席です。座席を倒さずにリクライニングできるようになっています。しかしそれは倒すと座面が動くので、足下が狭くなっていくことに注意です。座席間は79cm。150cmのビジネスクラスとは半分くらいの間隔になってしまいますね。 写真に撮り忘れていましたが(というか存在も知らなかった)、PC電源も付いています。他にUSBポートもあるので携帯電話もノートパソコンも充電できますね。 カップホルダー 機内で提供されるカップに合わせた大きさなので、ペットボトル等は入りません。 USBポート 9インチのモニター タッチ式です。以前のバージョンに比べると画質が良く、国内線運航でも座席間チャット機能が利用できます。チャット機能使うときは、このキーボードが使えます。まるで国際線に乗っているかのように楽しめますよ! マップはスターフライヤーと同じ感じです。一つの画面に固定することもできますし、機内で流れているように複数の画面を切り替えて見ることもできます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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