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カテゴリ:乗り物の内装
2011年秋より運航を開始したB787-8。機体の35%が日本製、全日空がローンチカスタマーとなったヒコーキです。運航開始後しばらく国際線仕様が暫定国内線仕様として運用に入っていましたが、現在では国内線で運航する機材の全てが国内線仕様となっています。 JA824Aまでの機体は「787」ロゴが入っていましたが、JA825A以降の787にはこのロゴがありません。よって塗装の塗り替えでロゴは消されると思われますので、乗るメインの方も撮るメインの方も記録はお早めに。 B787-8のプレミアムクラスは紺色の新シートが標準です。B777-200、-300で普及している新シートと同じです。座席間隔も同じく127センチ。LED照明の色を変更できる機能は787ならでは。 リクライニングのスイッチ類、テーブル、カクテルトレイ、パーテーション、グニャグニャの読書灯はすべて新しいプレミアムクラスと同じです。テーブルが少し重い所に注意が必要です。 機内サービスについて、お休みになる場合などは回せば何も言わずとも意思表示できます。 PCの電源ポートとUSBコネクター。携帯電話などはこのUSBコネクターから充電ができます。 オーディオコントローラーは肘掛け中に収納。 座席背面には、コートなどのフックがあります。 荷物棚にはユニバーサルデザインが採用されています。開けやすいデザイン。 機内通路を照らす青のサインもカッコイイ! 前面に3基設置されているモニター。フライトマップがオートプレイで映し出される他、機内番組も映し出されます。 またB787-8の大きな特徴として、電子シェードが挙げられます。上げ下げするカーテンではなく、ボタンで調節するものです。5段階あり、暗くする場合は下部の黒いボタンを、明るくする場合は上部の白いボタンを押してください。 下に行くにつれて暗くなってるのがお判りでしょうか?最後は黒くなり外は一切見えなくなります。 明るさをいじっていない窓と暗くしている途中の窓を見比べてみる(白飛びしていてゴメンナサイ^^;) 一部の機材では、座席がビジネスクラスの「ANA BUSINESS CRADLE」になっています。 前席との間隔が通常の127cmより若干広く、144cmとなっています。同じ料金かつ同じ機種で、なぜ違うタイプの座席が混同しているのかは定かではありません。「このタイプに当たったらラッキー」というくらいですね。同じ座席数ですので、シートマップからでは区別がつきません。 羽田-関西で乗ることができる国際線仕様機のB767-300ERの同タイプ座席とは、ほぼ完全に同じと言えます。違うのは、ipo(a?)d用のコネクタがあることくらいです。着席したわけではないので、詳細不明です。すみません^^; PC電源とUSBポートも変わらず装備。 オーディオのコントローラーはここです。モニターの操作もこのコントローラーでできちゃいます! 座席はシェルで覆われており、リクライニングしても後部座席には全く影響がありません! ビジネスクラスの座席だけあって、フルフラットもできます。国内線の座席には縁がないですね。皆様もぜひお試しください! リクライニングはこちらのスイッチでできます。 黄緑色のランプは、「リクライニングしてないこと」を表します。離着陸の際はこのランプが光っていればいいわけですね。 テーブルの取り出し方も、通常のプレミアムクラスの座席とは少し異なります。 隣の座席とのパーテーションはガラスではありません。またヘッドホンを置けるフックがあるのが面白いですね。 国際線仕様といえば、なんといってもモニターですよね!機体自体は国内線専用ですが、モニターはしっかりありますよ! B767-300ERと同じ仕様。機内番組をこちらで視聴できるほか、機内モニターで映し出されるマップもこちらで見ることができます。座席間でやり取りできるメッセージ機能なんてのも…。 ギャレイ LED照明が煌びやかに光るギャレイの中に、当たり前に見ている非常口のピクトグラムが使用されているのが特徴です。下のランプは緊急時に点灯するのでしょうか? 機内の照明は前述の通りLEDなんですが、白色や青色、さらには虹色にまでできてしまいます! 飛行機が飛ぶ時間に合わせて色を変えるのだそうです。夜は青い光で乗客をリラックスさせてくれます。虹色は…分かりません。特別な時のように、気分で設定するのだと思いますが(笑) 化粧室 こちらで紹介している機体は国内線仕様なので、座席がビジネスクラスの機体に当たってもウォシュレットはありません。残念(笑) ※時刻表で「78R」と書いてある機体は国際線仕様機です。こちらで紹介しているのは「78P」の機体です。 安全のしおり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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