執着を手放す
このスカートは、本当に気に入っていました。なんとも言えないこの色味と、油絵のような柄、生地もとてもしっかりしていて、多少大人でも着られるような落ち着いた雰囲気のスカート。値段もそこそこしましたが、私が執着していた理由は値段ではありませんでした。こんな大人っぽい雰囲気のスカートなら、少しおめかししたいお出かけの時などには、絶対に活躍すると信じていたのです。それこそ数年前までは(子供が生まれる前まで)実際に、着用していましたしね。最近は子供とのお出かけばかりなので、パンツ一択になっていて、スカートを履こうとも思いませんし、特に冬は寒いのでパンツばかりが活躍しています。久しぶりに手に取ったこのスカート。見た目はとても気に入っている。でも。でもでも。。膝がギリギリ見えないくらいの丈。まぁ冬用だから、タイツを履くので、実際に膝が丸見えになる事はないけれど、この年齢の自分にはどうしても若作りに見えてしまって。。。今の私には不釣り合いだなと感じたので、手放すことにしました。若い時には、褒められたスカート。私が執着していたのは、過去の栄光でした。過去ではなく、今の自分にフォーカスする。それを教えてくれたスカート。今までありがとう。